水名瀬雅良さんのレビュー一覧

太陽と月の背徳〈下〉 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

面白かった

天帝になる為に必要な印。
それを持っていた天帝の隠し子・莉央は、月花に印を渡し隠してもらう。
それを知った前天帝の弟・白汪は、月花を秘密裏に監禁し、印の隠し場所を暴こうとするが、月花はどんなにひどい暴行を受けても口を割らない。
だんだんと衰弱する月花だが、悠仁の助けを信じてひたすら耐える。
白汪の裏切りを知らない莉央は、叡帝に助力を求めるが見返りを要求される。
そして自身を叡帝に差し出す…

5

太陽と月の背徳〈上〉 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

悪くはないが…足りないと感じてしまう

異国情緒あふれるファンタジーです。
主人公が、次代の王ではなく側近の神官というのが、この話をサイドストーリー的なものにしてしまってます。
できれば、王を主人公にした話を先に読みたかったなぁ。
世界観も大雑把で、もう少し詳しく説明が欲しいところ。
くどくない方が簡潔にまとめられてて良いのかもしれませんが、せっかくのファンタジー小説が勿体無いような気がしてなりませんでした。

主人公の月花…

4

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

いいよね・・・兄弟。

夜光花先生のSHYの2冊目の作品です。
異母兄弟のカップルなのですが、ブラコンぶりが凄い!
王道な感じの超ラブラブものでないところが、私には楽しめました。

お話は兄×弟(母違い)です。
俳優をやっている異母兄の尚吾とその兄の下に身を寄せて学校に通う異母弟の誠。これでもかというくらい過保護な異母兄の尚吾。本当ならそんな兄をちょっとうざいなと思うかもしれない異母弟の誠ですが、それをうれしい…

4

堕ちる花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

義兄弟もの!

最近夜光先生のご本はちょっと購入を御無沙汰していたんですが、久しぶりに「これは!」と思って、ネットで即買いしました(地元の本屋は品揃えが悪くて…(^^;)

主人公・誠は四国の過疎の進んだ村に住んでいたのですが、高校進学を切っ掛けに東京にいた腹違いの兄・尚吾に誘われ東京に出てきます。
それ以降兄と二人暮らしをしているのですが、誠には時々夢に見るものがあります。
そこへ行くと神隠しに合うとい…

3

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

オガクズしか詰まっていない心とは?

おもしろい、そして年下攻め(これは大きかった)と聞いて買ってみた本です。
初・ガッシュ文庫、初・夜光花さんでした。

ワンコで必死な年下攻めに流される年上の受け、という図が好きで、そんな私にとってこれはよかったです。あんまり年下、な感じのしない子でしたが…
ただストーリーの根幹は結構ありきたりなものなので、鋭い方にはすぐに先が見えてしまうのでは…?
でも私は先を読むのは苦手なので、矛盾な…

2

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

周りにはいえないけど・・・らぶらぶw

前作「堕ちる花」の続きです。
「堕ちる花」にて故郷での事件をきっかけに異母兄・尚吾と恋人同士になった誠。
異母兄の尚吾との生活が続いていくのかと思い聞きや、父の事故、誠の誘拐などいろいろと事件が起きてしまいます。
また、尚吾の母の死の真相などが明らかになっていきます。
前作で二人の故郷の秘密についてはピリオドかと思いますが、まだお話は続くようです。
最後の最後にはまた自作への伏線が・・・…

0

極道さん、治療中!? 小説

永谷圓さくら  水名瀬雅良 

天然ボケの歯医者さんでした

鳴海が院長を務める歯科医院に、ヤクザの若頭・篠田が紹介状を手に現れます。
鳴海は歯科大学時代の先輩に、体よくヤクザを押し付けられてしまった訳なんですが、どうやら篠田は鳴海の事を知っている様な空気を匂わせます(鳴海は一切気付いていない)。

篠田は鳴海を食事に誘ったりしながら徐々に懐柔していき、はじめはビクビクしていた鳴海もそのうち篠田をいい人だと思い始めます(天然だからね…)。
そんな中、…

0

極上の恋人(1) コミック

水名瀬雅良 

16歳の生意気新人モデル

モデル事務所で、マネージャーをしている匡弘は、社長(父)から、
モデルになりたいという金持ちの馬鹿息子・良海の担当を押し付けられ―。
新人モデル×モデル経験者のマネージャーのお話です。

良海は、とにかく生意気で自意識過剰でワガママなお坊ちゃま(笑)
何もかも自分の思い通りじゃないと気がすまないタイプです。
そんな良海の鼻っ柱を、手厳しい匡弘が、
容赦なくボキボキと折っていく様が面白…

3

極上の恋人(2) コミック

水名瀬雅良 

微妙な三角関係

2巻は、匡弘、良海、アキトの三角関係がメインになりますが、
良海のモデル、男としての成長も描かれています。

匡弘が、『アキトレベルになったら付き合ってやる』と言ったことにより
仕事に真面目に取り組み出す、良海。
このあたり、わかりやすくて可愛いですねー。
真っ直ぐに気持ちをぶつけてくる良海に対して、
匡弘の態度もやや軟化してきたかな…という感じです。

それにしても、余裕たっぷ…

3

シェフの手ほどき 小説

伊郷ルウ  水名瀬雅良 

穏やかな雰囲気の話。

あらすじを読んで、強引な攻め様に、流されやすい受け君が
翻弄される話かと思っていたのですが、予想を裏切るキャラ設定でした。

亮一郎が強引だったのは、最初にキスを仕掛けた時だけで、
きっぱりと英俊に拒絶されたあとは、押しは弱めです。
うーん…。押しが弱いというよりも、「相手はノンケだからねぇ」と
すっかりあきらめモードで、
押してすらいないという状態でしょうか…(笑)
必要以上に触…

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