水名瀬雅良さんのレビュー一覧

吐息よりも優しい コミック

水名瀬雅良 

かわいこちゃん健気受け

2年前に一度だけ会ったことのある風岡に再び会うために、
彼の通う喫茶店でのアルバイトで働きはじめる真人。
念願叶って、再会できたものの、彼は自分のことを覚えていなくて―。

ストーリー展開は正直、多少強引なものを感じました。
風岡のことをいろいろと調べて歩いたらしい真人の行動は
一歩間違うとストーカーに近いものがある気がしますが、
まぁ、可愛いから許すとして…(笑)
最初の出会いは…

4

吐息よりも優しい コミック

水名瀬雅良 

再会

真人は昔一度だけ抱かれた風岡のことが忘れられずずっと探していた。
風岡がよくくるという喫茶店を知り、そこでバイトを始める真人。
バイト3日目にようやく風岡が訪れ、会うことができたのですが、風岡は真人のことを覚えていなかったのです…。

切なかったです。
風岡は真人のことを覚えていないから、真人は初対面だと偽って彼に接しなければならないし、嘘だとバレてしまったときも風岡に追い出されて泣いた…

4

情愛のリザーブシート 小説

藍生有  水名瀬雅良 

再会と成長

レストランシェフ兼オーナー・琢磨×家具店勤務・千尋の年下攻めなお話。

千尋は、6年前、留学先のイタリアで付き合っていた琢磨と、
彼の店(日本)で偶然にも再会します。
自分勝手な彼の束縛に苛立ち、すれ違い、一度は逃げ出した恋だったはずなのに、
終わらせたつもりで終わっていなかった気持ちに気付いてしまい―。

私は個人的に、“一度駄目だった恋は何度やりなおしても駄目”な
ものだと思っ…

2

嘘とキス コミック

水名瀬雅良 

複雑な関係

兄×弟の話なんですが、色々複雑でして。
兄の達也はずっと弟のことを探していました。
ある日達也は行きつけのバーに行くと、そこでバイトしているハルという男に出会います。彼は20歳で名前を五十嵐ハルと名乗ります。ハルはピアノがうまく、達也はその姿に一目惚れし、ハルを誘います。またハルも達也のことを憧れていて、2人はすぐ恋人のような関係になりました。
ところが達也はハルが本当の弟だったと知ってしま…

8

徒花(アダバナ) 小説

水原とほる  水名瀬雅良 

主人公がイイ

惚れたら負けですな。
高校時代の初恋の男に再会したら、彼はヤクザだった。
主人公の性格がイイです。あっけらかんとして明るい。馬鹿なんじゃなく、根っこが強いのだ。ヤクザになった初恋の人の欠点まるごと許容する包容力がある。しなやかな柳の強さだ。
対するヤクザはガキです。力のあるヤクザで、舎弟に慕われてて強いんだけど、根っこは愛情を知らずに育ったワガママな子供だ。母親のように甘えられる主人公に出会って、…

6

英国執事の淫らな夜 小説

羽鳥有紀  水名瀬雅良 

主人×執事

訳あって日本からイギリスにやって来た執事の薫は、恩ある主人に頼まれ気難しいという噂のエドガーに仕えることになる。

そんな出会いの二人の物語です。
気難しい上に人嫌いのエドガーに薫は毎日振り回されっぱなしですが、プライドが高いせいで辞めることもできません。キレイな顔して負けず嫌いなんですね。そういう人、好きです(笑)
薫は日本で辛い出来事があり、イギリスの来たのですが、それもあって今は恋愛…

1

融愛 Melt Down 小説

沙野風結子  水名瀬雅良 

弟x兄です

子供の頃から、殆ど母親に放置されて育った兄・海理と弟・翼久。
翼久にとって、兄が全てで、兄のためならなんでもしてきたが、その兄が別の男に口説かれて――。
遂に箍が外れてしまい、一線を越えてしまいます。
その後、母親に捨てられた自分たちがどうやって生活出来ていたのかを兄・海理は知り、普通はそこで割りと弟に絆されそうなものですが、意外に頑固?なのか中々兄も落ちません。そりゃそうですよね、腹違いで…

4

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

心にオガクズが詰まった男

美形の喫茶店のマスターの三沢玲人と、そこでバイトする生真面目な大学生、鳥羽秀一の話です。
三沢玲人は泣いたことがない。ときどき制御できない激しい衝動に襲われ、キレて、破壊衝動が起きてしまう。
過去にあった事件のトラウマのせいなんですが、彼はそれを封印して生きています。
ある日、酔った勢いで、玲人と鳥羽は寝る。

玲人のヒネクレっぷりと好対象で、鳥羽はまっすぐです。
鳥羽のまっすぐさに少しずつ癒され…

1

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

愛と欲望とサスペンス

「堕ちる花」の続編になります。

前回で目出度く?くっついた俳優の兄・尚吾と大学生の弟・誠。
絶対にそんな日が来ることはない、と思っていたせいもあって、今回欲望の箍が外れてしまってます(^^;
そのせいでエロエロ度もかなりアップ……(笑)
最初読んだ時にはちょっとびっくりしてしまうくらいでした。

そして、大人しい筈の弟の大胆な発言&行動には兄のみならず、こちらもビックリ。
普通、…

1

スイート・セプテンバー 小説

藤代葎  水名瀬雅良 

王道のラブストーリー

それぞれに傷ついたふたりが、初めは反発し、やがて理解しあって、想い合うようになる。
藤代さんの二作目は、わりとよくあるお話と言えるかもしれません。王道ですよね。
一作目のボディーガードものでは「ちょっと甘さが足りない」と思ったけれどこちらはたっぷり甘いです。一作目のような路線でずっと行く人なのかな~と、なんとなく根拠はないけど思っていたんですが、こういう普通のお話も書く人なんだ。

橋場は…

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