BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
実の兄弟モノです。
弟・翼久(よく)× 兄・海理(かいり)
母親に育児放棄され、子供の頃から助け合いながら生きてきた兄弟。
飢えや寒さに耐えながら、母親が帰ってくるまでお互いを励ましながら待ちます。
でもいよいよ母親が帰ってこなくなって何度か行き詰まりそうになるんですが、その都度母親がお金を置いていってくれている。
そのことで兄の海理は自分たちはまだ見捨てられていないと喜ぶんですが、真相は違うんです。
それは弟の翼久が隣のお姉さんからもらってきたお金だったんです。
それ以降も、お金が必要なときにはまとまったお金が母親名義で振り込まれるようになり、兄の海理は大学を卒業できるまでになります。
そのお金はすべて2歳年下の弟が女に身体を売って手に入れたお金でした。
兄は弟の献身に気付かずに希望する食品メーカーに就職し、弟はホストとして働くようになります。
兄が職場の先輩・時谷に想いを寄せられ、キスされたらしいと知り、二人の関係が変わります。
自分は女になれないから、兄貴が女と付き合うのは泣きたいほど嫌だけど黙認してきた。
でも、自分が身体を汚してまで守ってきた兄を、他の男に奪られるのは許せない。
俺には兄貴を俺のものにする権利がある。
弟が告白する真実に衝撃を受けた兄は、無理矢理抱かれたあとは逃げずに弟に身体を許し続けます。でも弟に対して罪悪感があるせいか、いくら愛撫されても兄は射精しません。
弟は自分は性欲の対象外だと兄に言われているように思えて苛立ちます。
途中、兄に告白した時谷が動いたり、弟のホスト仲間のいざこざに巻き込まれたりしますが、最終的にはハッピーエンド。
犠牲にしたものは多かったけど二人で幸せになれてよかったね(^^)とそう思える作品でした。
こちらで「兄弟もの、兄受け」でご紹介いただいた作品。
受けが当て馬にお触りされたり、弟にドラッグ疑惑が出て来たり。そんなこんなで、最後はハピエン。安定感があってよかったです。
子供の頃から、殆ど母親に放置されて育った兄・海理と弟・翼久。
翼久にとって、兄が全てで、兄のためならなんでもしてきたが、その兄が別の男に口説かれて――。
遂に箍が外れてしまい、一線を越えてしまいます。
その後、母親に捨てられた自分たちがどうやって生活出来ていたのかを兄・海理は知り、普通はそこで割りと弟に絆されそうなものですが、意外に頑固?なのか中々兄も落ちません。そりゃそうですよね、腹違いでもなんでもなく、本当の兄弟ですからね(^^;
頑なな兄に、弟も段々キレてきて、独占欲も酷くなってくるのですが、その時の行為はちょっとなー…、行きすぎな気がしましたが。
結局、兄も何だかんだ言っても弟が好きなことには変わりないのでしょうね。
割れ鍋に綴じ蓋?ってとこでしょうか(笑)
ラストがちょっと怒涛の展開でどうなるかハラハラしました。
兄弟もの好きなので買ってみました!!
ストーリーは切なくて、弟・翼久が兄・海里に執着し本気で愛している姿に感動しました。(;_;)
母親に捨てられた兄弟二人が支えあって生きていく物語。
普通の兄弟として暮らしていた日々は、海里が会社の男とキスをしたことで
崩れた。
女なら仕方ないとあきらめていたが相手が男だと知った翼久は気持ちを前面に出します。
海里は必死で抵抗しますが、守ってきたと思っていたはずが、翼久に体を張って守られていたことを知った。
「俺は兄貴のために汚れた。今度は兄貴が俺のために汚れろ」
この一言に逆らえず抱かれますが・・・。
それにしても、こんなにイイ子たちを捨てていった母親に怒りを覚えますね。
エッチ:★★★☆☆ エッチシーンはあまり深く書かれていないですが、ピアスをあけるとこもありますよ!!もちろんアソコに 笑
なかなか、話題がハードでした。
兄弟という、禁断の愛と、薬でだめになる人々、売春。
その中で、兄を思う弟の、ひた向きの歪んだ愛情。
幼いころから、親の捨てられ、兄弟だけが支え、
母からの暴力に弟を守る兄が、今度は弟がお金で兄を支える。
弟の売春のお金で学校に行った、それを知った兄の苦痛。
兄に彼氏が出きそうになって、弟が兄に体を要求する。
耐えられない兄。
そんなときに事件が、弟が麻薬の売買にかかわっていたとの疑い。
無実が証明され、兄も弟の事が大切ときずき、受け入れる。
せつなく狂おしいお話でした、良い作品だと思います。