中原一也さんのレビュー一覧

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

兄ちゃん最強(笑)

3Pものは余り得意じゃないんですが、これはOKでした。

攻め2×受け1だと、攻め2人が受けを振り回すものだと思っていましたし、途中まではそんな感じだったのですが、兄(受け)が弟2人を振り回しているという結末でした。弟の理性を崩したのも兄ちゃんからでしたし。

和解するきっかけが弟が意識不明になったから、というのはご都合的な感じがしたのですが、それ以外はストーリーに不満はありませんでした。…

0

不埒な狂犬の手懐け方 コミック

中原一也  山葵マグロ 

狂犬ってそっちか!

ベテラン作家さんの原作つきだけあって、テンポよく無駄なく話が進んでいきます。1冊でシンプルにまとめられていますが、エロい場面はしっかりコマを割いているという充実ぶりです。

この漫画家さんの作品は初めて読んだのですが、綺麗な場面とコミカルな場面とで、メリハリのあるイラストで、とても良いです。はっと目の惹かれるような魅力的な表情もあります。

それにしても、狂犬ってヤクザ(黒崎・攻め)の方か…

1

隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

社会派ヒューマンドラマBL

筆者があとがきで、
プロットに何度も没を喰らったエピソードを書かれていたが
それはそうかもしれない。
とても面白かった、が、
どちらかというとヒューマンドラマとして読んでしまった感じなので……。


大学時代の親友がやがて恋人になり、幸せに過ごしていた矢先の別れ、
その手痛い傷を5年経っても未だ引きずって、
日々死んだように生きる会社員・坂梨。

その隣の部屋に越して来た、年…

3

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

攻めの名前にすら笑い有り!

アラブです。
ただしよく見られるアラブの王子(または王様)×庶民とかの強引なあれこれではなくてランプの精とか出てくるファンタジー系のアラブです。
もうねーほんっと楽しく読み終わりましたヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪

特に面白いのは匡(受け)がランプをこすると、ピンポイントで股間をこすっちゃうんですよ!
だから毎回毎回勃起して出てくるランプの精キファーフwww
男のフェロモン満載ですが…

2

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

笑エロw

丸ごと一冊にひとつのストーリー。

いやぁ、面白かったですw
あとがきにも作家さんご本人が書いておられましたが
「アホエロが書きたく・・・」と。
とにかく、クスクスと笑えました。

思いっきりファンタジー作品ですが
こんなオヤジいたら素敵~と思っちゃいましたよw
見た目はめちゃくちゃカッコ良いキファーフだからこそ、きっと
オヤジドエロ発言が面白いんですよね。
そして・・・ぼん…

1

隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

雪が溶けて春に

隣人ワイルド系おっさんっていうのがもうもう猛烈に大好きです。
この手の設定の本は本書で3冊めなのですが、もっと読みたいです・・・。
こちらの本もあらすじ読んで、ひたきさんの表紙を見てすぐ購入決定でした。
読んで、もうわたしにとっては神評価で。
最初あらすじで失恋の痛手を抱えたままって読んで、は?いつまで引きずってんの?と思い読み始めたら。
ただ未練があるのではなく、恋人(元彼)が自分の妹…

6

隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

「二度目」が生んだ幸福

某有名小説を連想させるタイトルに
ミステリなのかな?と思っていたら、意外にも
非常に切ないヒューマンドラマでした。

受けの坂梨は、過去の恋愛のトラウマで
脱け殻のように生きているサラリーマン。
人と関わろうとしない坂梨を変えていくのが
マンションの隣の部屋に越してきた
気さくなオヤジ・青柳(攻め)です。

恋人が自分の妹を好きになり、フラれた過去。
坂梨の苦しみは、恋人に裏…

9

隣人はチャイムを二度鳴らす 小説

中原一也  ひたき 

人を許す勇気

作家さんが何年もあたためてきたお話だけあって、伝わるものがありました。
本当に胸を締め付けられるような切なさがありますが、それを乗り越えられた主人公たちに心を込めて拍手したいです。
このふたりにはこれから先はずっと幸せでいてほしい。

智之は過去に囚われていた。元は親友だった恋人から別れを切り出されたが、原因は自分の妹だった。それが納得できない智之は仲の良かった妹にも恋人にも酷い言葉をなげ…

7

Libre Premium リブレプレミアム 特典

総勢46名!

たくさんなので、自分が気に入ったものだけを少し。

・鹿乃しうこ「お買いおのに行こう。」
「P.B.B」と「Punch↑」のコラボ番外編4ページ。攻め同士が怪しい道具の買い物で盛り上がる話でした。

・大和名瀬「怒」
「教師も色々あるわけで」番外編2ページ。井吹は喜怒哀楽を怒でしか表せない男だったというオチ。

・直野儚羅「卵の話」
「卵の日」番外編3ページ。オールとプラティーン…

3

悪徳の楔 小説

中原一也  陸裕千景子 

七人のヤクザ達の修羅場超え

不甲斐ない名倉組に見切りを付け、自分達で天下を取ろうと意気込む黒田、二宮ら七人のヤクザ達。
黒田は普段から男女問わず人前構わず盛っていて周りに絶倫ぶりを見せつける獣のような魅力がある男だが、今回は二宮他のヤクザ達を率いての攻防戦で見せるパワーにも圧倒される。
他人に対しては人情を見せない男かと思ったが、自らの懐に飛び込んで命を差し出すほどの舎弟には同じように懸命に守ろうとする姿に男気が溢れてい…

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