中原一也さんのレビュー一覧

秘書の条件、社長の特権 小説

中原一也  タクミユウ 

中指で眼鏡をクイッと上げて・・・

非常に神経質な秘書の白尾と、酒と女が大好きな社長鴉屋のお話。
前半は腹黒叔父、後半は白尾の父親の話。
前半はとにかく笑わせてくれます。
秘書のお尻なでなでwしたり、神経質な秘書の目の前でスルメ零して心の中で突っ込みを入れられてたり、特にホームレスと宴会をするシーンや夢にうなされる白尾のシーンが楽しいw。
事件解決するときまで楽しい。
ホームレスに押し潰される犯人の図・・そんな解決方法なか…

2

ワイシャツ奥の秘密 小説

中原一也  元ハルヒラ 

眼鏡おやじ+乳首=萌え

以前から中原さんが「乳首おやじ」とつぶやきまくっていた作品がやっと拝めました!!
もうワクワクと期待しちゃったよ♪
いざ!ふたを開けたら社内ではカタブツで通っている40歳の眼鏡オヤジ←激萌え要素ですっ!!
しかもピンクの乳首が原因で中学の頃からからかわれ、高校時代は男子高で男に言い寄られたり、果ては彼女にそれを指摘されてプライドを傷つけられたり、結婚しようと思った相手にはそれが原因で別れるこ…

2

罪喰い 小説

中原一也  小山田あみ 

中原さんの兄×弟モノ!

中原さんの兄弟モノで挿絵は小山田さんと来ればこれはもう読むしか無いじゃないですかー!!
兄弟モノスキーとしてはがっつり萌えました。

次男はエリートサラリーマン、三男瑛[受]は父親の跡を継いで書道家。
長男雄矢[攻]だけは職業不定で色んな女の所に転げ込んでるヒモ状態の所謂ジゴロ。
そんな訳で雄矢は厳格な父親からは嫌われているんですが、3人の兄弟仲は良くそれなりに平和な生活を過ごしてます。…

2

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

逃げた魚と逃がした魚

受けのオヤジが可愛かった!
オヤジ受けは受け付けなかったはずなのに、不覚にも萌えてしまった。
神とまではいきませんが、なかなか好きな作品でしたので萌×2で。

マイペースでおっとりとしていて、恋もしばらくしていない。結婚に関しても無頓着で、釣りや和菓子があれば満足。そんな枯れてるオヤジ・市ヶ谷(受)。彼の元に、寿退社する助手の代わりとして入社してきたのが男前エリート・織田(攻)。彼らはだん…

3

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

枯れたおっさん!枯れすぎです(笑)

枯れてるってより、のんびりマイペースなのかもしれないですね。
市ヶ谷の枯れっぷりは実にほのぼの。
寿退社した女性もなんだかほわ~んとしていて、最初の数ページの2人の会話で、なんだかこの作品における市ヶ谷の雰囲気が決まった気がします。
すごい。技だな!と思います。

織田も、仕事においては完璧なんですが、それを鼻にかけるでもなく聞き分けもよく、ご近所の爺さんたちを何気に敬ってたりするのが見…

3

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

おっさん!

おっさんと診療所のお医者さん
筋肉質の・・・
ひげじょりじょりの・・・
下ネタばっかりな下品な・・・
おっさん!!
おじさん像にもおじさまとおっさんがありますが
おっさんですこの攻めは

受けは利益なんて二の次
患者優先のお医者さん
もちろん利益が二の次だから貧乏なお医者さん
患者思いの美人な眼鏡のお医者さん

素敵なキーワードをたくさんもったカップルですね
2人の会話…

2

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

お茶とお菓子があれば幸せ。

また来ました!おやじ受けです。それも、欲を欠き、枯れてるおやじです。
暇を見つければ仕事は後回しで釣りにいそしむ市ヶ谷。
補助員の女性が辞めるのと入れ替わりに入ってきたのは、容姿端麗、高学歴とハイレベルな肩書きを持つ年下の織田。
けして忙しいとはいえない司法事務所に何故?という市ヶ谷の疑問。
「もう弁護士としては働かない」と言い張る織田の過去には何があったのか。今までのんびりと仕事をしてき…

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ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

無自覚フェロモン

なぜか男に妙にモテる魔性のゲイ・皆川(受)と、その尻拭いをさせられる幼馴染の高森(攻)のお話でした。

受けのオヤジが可愛かった!
実はフェロモン出てるんだけど、本人は全くの無自覚。女性からはジミヘンなんてあだ名を付けられちゃうような冴えないオヤジなのに、男には異様にモテる。
設定からして面白いですよねw
しかも、言い寄られると、いつのまにか言いくるめられて、あれよあれよと関係を持ってし…

3

逃した魚 小説

中原一也  高階佑 

逃した魚は大きく見える?

今回のおやじは、とーっても人の良い釣り好きの昼行燈41歳の行政書士。
作者さん過去作品『よくある話』に30代にして縁側こぶ茶が夢の枯れたおやじが登場しますが、それ以上に枯れ果てている。
イケメンでもなければ、とにかく取り柄は人を疑わないまるで少女のような(?)初心さを持つ、本当!いい人。
片や、攻めになるイケメン男性はフケ専?ちょっと素直じゃなくてひねくれていて、確かに気が効いていて仕事も出…

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淫雨 小説

中原一也  國沢智 

すごい…

ほぼエロ。全編エロ。なのに、エロの隙間でちゃんとストーリーが展開するのが凄い。

後半はストーリーを展開させるため(攻めを探すため)に、受けが体を使うんですから当たり前なのかもしれませんが、前半表題作はほぼ全編陵辱4Pにも関わらず、きちんと主人公の心の変化や自覚、攻めとの過去とか後悔とか、諸々が描かれているのが、凄かったです。

エッチは容赦なく痛いです。
私読みながら「これ水原さんだっ…

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