定広美香さんのレビュー一覧

XI-エックスアイ- コミック

定広美香 

ふんどし萌え(´∀`*)

「バディ・システム」の続編。
こちらはハル&キーチカプ以外のお話も読めます。
でもって前作以上に無法地帯なので、カップル以外の結合シーンも盛り沢山な一冊。
このシリーズの定広さん、はじけてるな~(笑)

ハルとキーチ以外の主な登場人物は、
前作収録の『サック・フィッシュ』にちょろっと出てきた情報屋の〔獅子丸〕
獅子丸と幼稚園が一緒だったホモ嫌いの御曹子〔狩人〕
獅子丸の弟分で獅子丸…

0

バディ・システム コミック

定広美香 

アメリカナイズなバディ(相棒)モノ

定広さんの作品の中では珍しくサクッと読める(=深読みしなくて大丈夫な)一冊。
とはいえお得意のどんでん返しはもちろんしっかり健在なので、お話は面白いです!
BL的においしいバディモノだけど、日本の警察を舞台にしながらもストイックさとは無縁のアメリカンな味付けがこの作家さんらしくてイイ感じ。

主人公の〔ハル〕と〔キーチ〕は、必要とあらば潜入捜査も行うマル暴刑事で、ある非合法ドラッグのディラ…

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ヤバイ目で見ンなよ!! コミック

定広美香 

ヤバイ!

リバがエロいというので「銀之丞と操の和の若人CP」目的でしたが、思いのほか「レイとカナトの洋の大人CP」の猫シリーズが気に入ってしまいました。
どちらもかなりエロいです。

大人CPだけレビューします。
NYに来たばかりのカナトは子猫を拾ったがホテルには連れて行けない。たまたま乗ったタクシーのドライバーのレイが親切で預かってくれることになり、シッターとして通うことになった。
レイはバイの…

2

無傷じゃいられねぇ コミック

定広美香 

3人の強い想いに泣けます

大好きな作品です。三角関係に悩む、青春ラブストーリーです。帆波を挟んで、湘司とテルの揺れる愛情にキュンキュンします。

帆波とテルは、昔から親友で。帆波と湘司は、恋人同士で。
最初は、帆波の初恋相手だというテルが気になって、テルに近付いた湘司。
テルも、湘司と付き合うのを知ってから、自分の帆波への想いを知って。

最初はライバルとして関わってたのに、いつからかそれが言い訳になって会うよ…

4

ねじの回転 完全版 コミック

定広美香 

いろいろと驚いた1冊です

復讐から始まった純愛に驚きつつ、萌えれる1冊です。定弘さんお得意のリバはもちろん、近親相姦も描かれています。

この父親の、息子への執着が本当に気持ち悪くて(ちなみに、愛のある近親相姦は大好きです)
息子を取られたくないと、自らの性癖をわざと妻に密告して別れさせようとする異常さと、理由をつけて息子をレイプをする卑怯さに、初めて読んだ時は胸がムカムカしました。

その父親の愛情を得ようと、…

3

院内感染 ~背徳の白衣~ コミック

定広美香 

紆余曲折を経て

ドクター同士のお話になります。昔購入したのを読み返したんですが、看護師の仕事をしだしてからは、仕事中にエッチをする医師や看護師の話が苦手で…。なので、意識不明の患者の病室で、エッチをする描写は萎えます。でも、リバはあるし、好きな年下攻めもあるし、他の部分では楽しめます。

外科医の伊織と、妻子のいる内科医の朋也の不倫から始まった恋。
最初は、朋也が好き過ぎて苦しんでいます。そして、朋也が意識…

2

-6mmの禁忌(タブー) コミック

定広美香 

タブーだらけだけどこれはアリ。むしろ神。

禁忌なところが良いんじゃなくて、禁忌な要素が気にならないくらいそれぞれのストーリーの切り口が良い!
定広さんの既刊の短編集の中ではこれが一番気に入ってます。

組み合わせは普通じゃない二人ばっかりだけど、マニアック度合いは「アニュス・デイ」や「love songs」に比べるとまだ控え目じゃないかと。
全編ラブエンドなので安心して読めます。

『半月』
これすっごい好きだ。
半月の夜…

3

RUB in LOVE コミック

定広美香 

定広さんの過渡期の1冊でしょうかね。

3ヶ月程前から定広さんにハマって少しずつ読んでいるのですけど、このコミックの前後で作風が変わられた印象を受けます。
90年代らしい暗くじっとりとした定広作品と、00年代以降に多い感じの熱く激しい定広作品、両方を楽しめる1冊でした。
表紙がなんともサイケデリックでちょっと手に取りづらいのですが、読んでみたら面白かったです!

全体の半分が表題作で、後半に二つの短編が入っています。

『R…

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love songs ラブソングス コミック

定広美香 

マニアックが過ぎる短編集その2

『アニュス・デイ』と併読したのですが、プレイも設定も愛のカタチも、すべてこちらの方がよりマニアックです。
ブッ飛び過ぎてて開いた口が塞がらない!!
でもテーマはこちらの方がハッキリしていて汲み取りやすかったかも。
いやー、定広さんってつくづく凄いですな……
新しめの作品から遡ってるので古い作品に行くほど表現が過激でビックリしますが、根底にあるテーマは結構普遍なのですよねぇ。

紙は既に…

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アニュス・デイ コミック

定広美香 

マニアックが過ぎる短編集その1

プレイもさることながら、設定が兎にも角にもマニアック!!
読み手を激しく選ぶ定広さんの作品の中でも、こちらの作品と、同じく三和出版から出ている『love songs』は特にマニアックの度合いがハンパないです。
ただ『love songs』よりかは、まだ比較的(比較的ですよ?)こちらの方が読みやすいかもしれません。
激しいエロに頭を持ってかれますが、ただのエロ短編集じゃないところがさすが定広さ…

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