藤原万璃子さんのレビュー一覧

シャルル&ハルキシリーズ クレオパトラの夢 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

全部で4つ。

 今回の本には中編が全部で4つ入っています。
「ヴァン・ヴェール」「クレオパトラの夢」「ビヨンド・ザ・スリープ」「パパラチアン・キス」の4つ。

 ちょこっとずつだけ中身と感想を。

 1つ目の「ヴァン・ヴェール」は、いきなり叩き起こされたハルキがシャルルによって「シャンティイ」という競走馬の産地でもある土地へ連れてこられる話。
 そこでいきなり馬を見せられて、「オーナーにならないか?…

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シャルル&ハルキシリーズ ワンダフル・タイム 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

いい男ばかり

 今回の相手はトップダンサーのアンディ。
 実は中東のとある王国の皇太子の忘れ形見であるアンディを説得して、その王国へ帰還させること。
 ハルキはそのために、アンディが勤めるメイルレビュー・クラブにシンガーとして潜入することに……

 首尾よくアンディに近づくことはできたものの……

 という感じの話でした。

 とりあえず、見どころの一つは。
 アンディがとってもいい男である、…

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シャルル&ハルキシリーズ ナイト・アンド・デイ 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

ハーレクインテイスト。

 ハルキとシャルルの関係は相変わらずなんですが。
 今回は、ナイトクラブへの潜入捜査もの。

 みどころは、そこで歌ってるお姉さん。
 とてもきれいな声をしているお姉さんは、ハルキにとてもよくしてくれて、ハルキは純粋に彼女のファンになって。
 前座のシンガー……でも、本当は素人であるハルキは、彼女に仕事の前にレッスンをしてもらう……。
 という感じでした。

 実は、ヴィーにもヴィ…

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愛していると言ってくれ 小説

藤原万璃子  森藤エイコ 

「許されざる」って難しい……

 なんというか……。
 若いな……と、言ってしまえばいいのでしょうか?

 成長した拓海が普段、めちゃくちゃいい子なのに、ぶち切れた後の性格の変わりっぷりがすごかったです。
 なんていうか……。
 登場人物たちの思い込みがすごかったなー……。

 まぁ、多分、これは作者さんたちの「許されざる」ってところに相当に重きを置いているが上に、起こった事態だと思うんですが……。

 言われ…

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愛していると言ってくれ 小説

藤原万璃子  森藤エイコ 

言葉に表せない愛情

普通の恋愛のようなものではなく、家族愛というにはそれ以上。
年下攻めで養い子×保護者のお話です。

淡々と話しは進み、じんわりしんみりしたちょっとシリアスで切ない葛藤に悩むストーリー。

物語は二人の出会いから始まります。
デビューして駆け出しだった俊一は、尊敬してやまない先輩俳優が亡くなり、母親に生活能力がなく行き場をなくした彼の忘れ形見・幼い拓海と出会います。

その後、俊一は…

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甘い生活。 小説

藤原万璃子  秋月千璃 

運命に翻弄される攻め

 アメリカ帰りの桜井薫は、私立探偵事務所を経営する二十六歳。
 しかし、コネも何もない薫の事務所はいつも閑古鳥が鳴いていた。
 そこに突如現れたのは、秀麗な顔立ちに端整な身なりの恐ろしく似合う弁護士・三神恭一郎。

 彼は、薫の事務所の1階に入ってる花屋の店員・薫が密かに想いを寄せる相手の「兄」だという。
 おまけに、彼が攫われた……と聞き。
 薫は、恭一郎の依頼で、彼の救出に向かうが…

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灼熱のエメラルド 小説

藤原万璃子  櫻井しゅしゅしゅ 

日本人が攻めのアラブ

攻め、リュージは、日本人ていっても、
実際は、 父:スペイン系日本人 母:フランス人と日本人のハーフ という設定。
だからまぁ、攻めは3つの国の血を引いてることになります。

一方、受けのアラブ人ラティーフも、これまたハーフなんです。
母はフランス人で、国王である父の愛人。不義の子ってわけですね。
そのため、正当な後継者である他の兄弟たちからは疎まれています。

しかし、ラティーフ…

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灼熱のエメラルド 小説

藤原万璃子  櫻井しゅしゅしゅ 

ねんねのアラブ王子様

BLでアラブものって定番だと思うのですが・・・
こんなにイスラーム文化をきちんと取り入れている作品というのも
珍しいなぁと思いました。
そこかしこにイスラーム文化の香りが~。
いろいろ勉強になりましたよ。

イギリス国籍のスペイン系日本人の父と
フランス人と日本人のハーフの母を持つ
エルネスト・リュ-ジ・クサナギ が攻め。

受けの名前が長いよーっw
ラティーフ・イブン・イス…

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