飛沢杏さんのレビュー一覧

燃ゆる恋 小説

飛沢杏  小山田あみ 

長年のすれ違い

初読み作家さんです。
挿絵の小山田さんがきっかけで見つけた作品です。
雑誌に掲載された160ページ弱の本編と書き下ろしで書かれた90ページ弱の続編から成っています。

高校2年生からの同級生が3人登場するのですが、そのうちの広之と和音は生まれた時からの幼馴染、瑞歩が高校2年の時に2人がいる高校に転校してきて3人は親友になります。
広之と瑞歩は和音には言えない秘密を持っているのですが…あら…

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官能の秘めごと 小説

飛沢杏  あじみね朔生 

エロ本

とにかくしてるだけな印象。

雰囲気は満点で、設定も面白かった。大金持ちの芸術一家、画家の両親は早くになくなり、残された兄弟の愛。
和服美人の兄と、一途な弟が閉ざされた家で繰り広げる隠微な愛。兄は優しいがとんでもない秘密を隠している。弟は美しく優しい兄に焦がれているが、兄弟、男同士の葛藤で言い出せない。しかし、ある日秘密の扉を開けてしまう。

設定はいいのにストーリーがない。何も展開しな…

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ただ一度の恋 小説

飛沢杏  有馬かつみ 

読点が多い

前半は悠生がとても頑なで、ちょっと允紘が不憫でした。悠生の仕事についてはあまり描写されておらず、保守的な社会で生きる故の同性愛の難しさを表現したかったのかなと思います。セックスの描写は濃厚で艶っぽいです。

「Eternal」のあるシーンのイラストがあまりにも素敵でドキッとしました。シンプルな構図なのにな~。

文体について。残念ながら読点がとても多く、私は読み辛いと感じました。

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燃ゆる恋 小説

飛沢杏  小山田あみ 

切なくはないかなぁ・・・

こちらでのレビューはあまり良くないですが、私はおもしろかったです。
ただ、あらすじの「その切なさに皆が泣いた~」はないです。それを期待して読むと肩すかしじゃないかと・・・。切ないというよりもどかしいお話だと思います。
お互い好き合ってる恋人同士なのに、本音でぶつかることで相手に嫌われるんじゃないかと怯えてて、色々ため込んじゃってます。その結果、誤解やら思いこみですれ違ってる、というようなお話で…

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熱情 小説

飛沢杏  かすみ涼和 

エロくて吃驚したーっ!

美貌の生徒×新任教師の凌辱モノでした!
初読作家さんなんですが、他の作品評を見てみたら“エロエロ”や“変態”が多く付いていたっていう・・・自分には苦手なタイプなんですが、ストーリー自体は好みでした。

タイトル作【熱情】は書きおろしだそうで、その前に【堕ちていく夏】を読まないとこの2人の関係は分りません。
(なので先に掲載されています)
教育実習生と生徒の一目惚れ同士。
再会後、そのカ…

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官能の秘めごと 小説

飛沢杏  あじみね朔生 

言葉責め!言葉責め!!言葉責め!!!

だいぶ前に読んだ作品ですが、何度読んでも好きな作品です。
兄弟設定にまず萌えがはんぱないんですが、一番は言葉責め!
この言葉責めはすばらしいです。
ちょっと言い回しが古い印象なんですが、逆にそれがエロいww
シリアスな展開もあって切ない感じも漂うんですが
それをかき消しちゃうんですよねーこの言葉責めが!
BLというより耽美です。
言葉選びとしては素敵だと思うんですが、表現が幅広すぎて…

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燃ゆる恋 小説

飛沢杏  小山田あみ 

【切なさに誰もが号泣した超話題作が登場!!】←切なさに「私は」号泣できませんでした。イライラするわ!

読んでいる間、ずっとイライラしたw
かなり内容にたいしていろいろ言いたくなる本です。

ふたりはつきあっているのに、お互いが本音を言えないで
もやもやしたままつきあってるんですよね。
受けは、健気の部類に入ると思うのですが
健気っていうか、自己犠牲のカタマリ。
どこまでもどこまでも、受けの不幸自慢w
読者を涙させるための設定が、くどくどと用意されていて
なんかもうたじたじw

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燃ゆる恋 小説

飛沢杏  小山田あみ 

とらわれ過ぎて、怖がりすぎて、本音を言えない彼らがもどかしかった。

「切なさに誰もが号泣した超話題作が登場!」この煽り文句そそられました。
確かに切なさは迫ってきます。

予備校教師の瑞穂の恋人である画家の広之には、幼なじみでずっと仲のよい、何かと気にかけて一緒にいる和音という存在がいます。
瑞穂は高校で彼らと一緒になり、それ以来3人は友人としてやってきていたのですが、大学に入る時に広之と恋人に。
しかし、広之が何かと和音を優先する姿に、自分は和音の身代…

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燃ゆる恋 小説

飛沢杏  小山田あみ 

もっとせつなさが欲しかった。

洋画家・椎名広之×塾講師・吉崎瑞歩

歪んだ恋の物語です。
瑞歩は高校からの親友・広之のことがずっと好きで。
一度は酔った勢いとはいえ、広之と互いに好きだと告白して抱き合うことになるのだが、翌朝に残ったのは恋の初々しさでもなんでもなく。
一瞬にして気持ちが消えてしまったかのような広之の態度に当惑する。
そうして、そんな広之を見ているうちに、広之は幼馴染みである和音が好きなのでは?自分は…

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燃ゆる恋 小説

飛沢杏  小山田あみ 

ん~~~~~~~・・

「誰もが号泣した」の見出しに負けました。
そんなに泣けるというのなら泣かせていただきましょう(・∀・)!
意気込んで読んだんですが、個人的には無し。
小説とかって文章の相性もあるのでそっち系なのかな~という結論。
とにかくめんどくさい奴等!というのが全面に感じてしまいました。
主人公である瑞歩は、幼い時分に両親を事故で亡くし家を失った。奨学金で学校を卒業し、割のいい仕事につくことができた…

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