牧山ともさんのレビュー一覧

覡の悠久の誓い~平安時空奇譚 ~ 小説

牧山とも  SILVA 

嬉しい続編

まさか続編がでているとも知らずに今頃になってやっと気がつきました。
タイムスリップものでシリーズ1作目のカプの続編です。
現代から平安時代へトリップしてしまったこちらのお話の方がシリーズ2作目より好きだったので
嬉しい1冊です。しかも完結!
相変わらず絶倫でべた甘な攻様にふりまわされている受様です。
1作目では現代に戻る気だったので、攻様のことが好きになってしまい、平安時代に留まる決…

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~美・MENSパーティ~ この美メン、超セレブにつき 小説

牧山とも  高峰顕 

今度は攻めに一癖アリ

美メンズシリーズ、なんでイラストレーターさんが変わったんだろう~?と思っていたら、レーベルが変わったのですね。
ヘタレ・過保護は電子書籍で、アンソロジーは大きさの違う冊子だったのでさっぱり気づいていませんでした(汗)

さてさて…今までの美メンズシリーズは受け側に一癖二癖あったわけですが、
(あれ?でも過保護は攻めに対する言葉だな……)今作は香結(攻め)に一癖アリです。
とにかくセレブ。…

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~美・MENSパーティ~ この美メン、超セレブにつき 小説

牧山とも  高峰顕 

今度は超セレブ

美メンシリーズ、過保護、ヘタレ、アンソロジーに続いての超セレブで続編登場。
出てくる男性が皆美形のこのシリーズ、今回の受け様は無自覚美形の関西弁ギャップ
萌えしちゃうような、さらに若年寄気味の性格のトリマーです。
あの、兄を奴隷のように使うBL作家の正美嬢主催のパーティーでの出会いは同じ設定。

攻め様は、正美兄妹の幼なじみで超セレブでチェリストの帰国子女、
繊細で人見知りが激しい愛犬…

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~美・MENSパーティ~ この美メン、超セレブにつき 小説

牧山とも  高峰顕 

出版社を変えてリニューアルした、美メンズパーティ

以前、もえぎ文庫でシリーズ2冊と特別冊子がでていたものが、AZに場を移して登場です。
過去作品も電子にて再配信されるとのこと。
変わったのは、レーターさんです。
以前は、可愛らしいイラストがついていて、どちらかというとコミカル路線でしたが、今回は落ち着いた雰囲気。
イラストの効果かもしれないですが、仕掛け人野々宮ユリカ先生(BL漫画家)が見た目も態度も大人になってる(大人なんだけどwww)…

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もうこれ以上、愛せない 小説

牧山とも  笹原亜美 

死んだら後を追って欲しいっ!!

牧山先生のシリアス作品、たまに忘れていた頃にぽん!って感じで出てきます。
恋人を病気で亡くし、自分の分まで生きて幸せになって欲しいと言い残した元彼。
亡くなる寸前にまた、逢いに来ると言ったのに、果たせなかった約束。
だから、最後に元彼と約束した幸せになる事だけは諦めないで約束を果たせるように
ひたすら生きる受け様。
そして、そんな健気な受け様に対する心無い家族、父親がかなりいっちゃってま…

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恋愛男子モラトリアム 小説

牧山とも  杉原チャコ 

大人の包容力

電子書籍でのみ販売の、「きみに飼われたい」のスピンオフ作品です。
「きみに飼われたい」で当て馬(というほどでもないんですけど)だった、伊沢と航祐の物語。
イラスト完全書き下ろしって事なんですが、多分表紙だけですね…挿絵は無かったです。

航祐は恋人と別れ話中、突き飛ばされたのを伊沢に助けられてから物語が始まります。
伊沢さんが大人でいい人でいい人で。
放心状態の航祐を気遣って歳の離れた…

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もうこれ以上、愛せない 小説

牧山とも  笹原亜美 

愛されることって大切なのです

父親に愛されず、かつて愛した人は病気により他界し、愛し愛される事に怯えきった受けの千明が
攻めの加地や従弟に見守られながら愛する事に前向きになっていくストーリー。

牧山先生の物語はほとんど、受けと攻めの視点が交互に進んでいくイメージがあるんですけど
これは全部受け視点です。
なので加地と結ばれるまでは終始重い雰囲気が漂っています。
家族との不和、恋人との死別、加地に対する恋情への諦観…

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もうこれ以上、愛せない 小説

牧山とも  笹原亜美 

泣きました(;_q)

超シリアスです。

牧山先生の得意な、コミカルな感じが、全くなく・・・違う人の小説を読んでいるようでした。

それにしても・・・受けの千明さん・・・あんな家庭環境で・・・おまけに最愛の恋人にも先立たれ・・・不幸全開でした。

千明ちゃんの絶望感や辛い気持ちも、うまく表現されてて、一生懸命さも垣間見えてて・・・
もう、浸りました・・・泣きました・・・一気読みしました・・・。

ちな…

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情熱で縛りたい 小説

牧山とも  高宮東 

電子版より紙版が好き

もう10年以上前の本なんですねぇ。
『ためらいの連環』というタイトルで電子書籍化されています。
…が、攻めの恭一の口調がかなり変わっていて、やんちゃっぷりが半減してしまっていますので
私としてはこちらの方が断然好きです。(電子版だと萌~中立くらいになっちゃう)
すんごく頭悪そうな話し方なんですけど、それっぽくていい。
あとイラストもとてもいいです。やんちゃな攻めと美人な受けが一目で分かっ…

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薔薇色の悪魔 小説

牧山とも  双葉はづき 

カッ飛んだ兄弟モノ

「薔薇色の禁忌」シリーズ、三男の幹と次男の塁がメイン。
ある日三男の幹が「子供ほしい」と同僚達とおしゃべりしているのを聞いた次男の塁が大暴走して…!といったお話です。

「薔薇色の禁忌」でもそうでしたけど、塁は唐突に大暴走をかまします。
四兄弟の中で一番の美貌&しっかりさんのはずなんですけどね…
とにかく幹の子供が欲しい塁は、代理母制度を検討し育児当番表の作成したりで突っ走り続けます。

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