麻々原絵里依さんのレビュー一覧

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

読後、じわじわと更に良くなった作品

最初に読み終わった時には、好きな話だなぁ「萌×2」位と思った。
でも……
何日か経っても気持ちが離れず、
気がつくと彼らのことを想像している自分に苦笑し
再読してみて、もっと気持ちが引き寄せられた。
その後も折りに触れ浮かんで来くる二人……。

         ☆   ☆

中学の時に自分の性癖に気がつき、周囲にそれを隠している高校生の文人。
そんな彼が悩みを打ち明けられるの…

38

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

人を想う気持ちは星みたいにキラキラしてるんだ

あらすじを見た瞬間、そんな悲しいに決まってる話、自分には無理だと思ったのですが、
今回アワードにノミネートがあり、評価も素晴らしいので読んでみました。

大学講師の新開と高校生の文人は、星が好きという趣味を通じてインターネットで出会い
匿名でのメールのやりとりから、あるきっかけで実際に会うようになります。
心惹かれあう二人ですが、新開には最初から婚約者がいて…。

二人が実際会うきっ…

16

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

久々にないた

エロばかりを求めていた自分ですが
久々に胸がぎゅんとなりました。

受けに共感したり、何だか上手くいかないことにハラハラしたりもどかしくってもどかしくってもどかしかったです。

割りとやりまくりでビッチテイストなのをここ最近読んでいたからかなんか
恋愛ってこんな上手くいくことばかりじゃないんだよっていうことを再認識させられました。

受けの不器用さにやややきもきしましたが
逆にそ…

9

狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

翻訳ものだけあって洋画みたいな雰囲気

攻めは、浅黒い肌で体格がよいネイティブ・アメリカンな男前。さっぱりとした性格だけどいちゃいちゃ好きっぽいわんこなかんじ。ストレート。
受けはプラチナブロンドできれい系。ちょっとツンだけとエロいことにはそれなりに積極的。童顔。ゲイ。リバっぽい描写あり。
もともとストレートの男が、運命めいた絆により、男を愛するようになるっていうのがポイントの話だと思われます。

雰囲気が洋画っぽいところが特徴…

3

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

一気読み!

以前から本屋で目にすることがあり、ランキングを見てついに買ってみました。
後悔は全くありません!
久しぶりにドキドキ・はらはらしながらページをめくって気づいたら息つく間もなく一気読みしていました。

読了した今、一番印象に残っているのは、自分がゲイだということを言い出せない人の気持ちや、勇気を出して言ったことを友達に受け入れてもらえなかった時の表現です。
そこの文字追っている間ずっと心が…

13

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

悲しくてしんみり

メール友達からの出会いでなんだか、ドキドキする設定だったのですが
これがまた泣けます
じれったい感じだったり、すれ違いで勘違い物が好きな方は、
かなりはまるかもしれません。

すれ違いも多くて出会ってから何年だよ!と突っ込み所があり、
ヤキモキします。
その中でも、お互い寄り添えない気持ちがなんとも萌えちゃいました

最後の追い上げが凄い感動的で買って良かったと思います。
最後…

2

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

最高!

私的にはすごく好きな作品でした。
甘酸っぱくてどこかせつない。もう萌えまくりました。
ネットから始まる恋なんてどうなんだろう・・・と思っていたけれど読んでいくうちに号泣している自分がいました。
文人と新開さんがお互いに悩みすれ違ってしまうところでは結ばれてほしいと一生懸命願ってしまいました。(笑)
お互いがお互いを思う気持ちはとても強くだからこそ三年もの時間がたっても結ばれたのだと思います…

5

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

駄目だった(T_T)

凪良先生の作品は好きです。

でも…この作品の受の文人も、攻の新開も…好きになれない性格です。

文人は、人に対する依存が高すぎて駄目。本当におぼっちやまですね。
自分の性癖に対して、友人から傷つけられると、簡単に「死にたい」と呟き、新開にすがります。
新開を好きになって、好きになっていけないとフラフラしたときは、神崎からの好意にすがります。

はあ~。新開を好きになっては、いけな…

24

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

久々に

登場人物の性格もありますが、淡々と静かに物語が展開するのですが、いつの間にか主人公と一緒に息を詰め、星の見えない夜空に切なくなりました。久々に泣ける物語でした。

7

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

天の川の距離

7月7日の誕生日。
織姫と彦星のヴェガとアルタイル。
その時はいつも雨。
そんなモチーフがうまく設定に盛り込まれ展開させていく。
穏やかで、でも切ない、心が訴えかけてくるお話でした。
主人公達は草食なイメージを持つのですが、麻々原さんのさらっとした絵柄がぴたりと当てはまります。
受け視点の物語だけど、攻めの気持ちも伝わってくる。
だから物語が染み込んでくるのです。


文人は同…

12
PAGE TOP