木下けい子さんのレビュー一覧

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

読みやすい文章

BLを読まなくなってしばらくBLが遠い世界なことになってた私でした。
が、が、が。
祝、復活、第一号BL小説でございます。
殺伐としたこの現実社会から妄想だけでも逃避行したいとの私の燃える闘魂ファイアーの欲求欲望に、見事にこの小説は応えてくださいました。
甘さ加減が丁度良い塩梅でございまして
「あ~これだわ~BLが人生に足りてなかったんだわ~私~」
食べ物から糖分を取ることも人間必要で…

9

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

恋は人を変える

高校からの同級生リーマンものですね。
リーマン、もと親友、付き合いの長いカップル。
どれもが好きなパターンなので、読んでみました。
いやぁ、これは癒される。
ホンワカさらりと読めて良かった、ありがとう~。

まず、リーマンの日常話ってだけでもかなり癒されますが。
あまりのバカップルぶりに、思わず笑ってしまいます。
嫉妬するのはともかく。
好きすぎて身を引いちゃうとか。
好きだか…

6

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

泣けました

久しぶりに泣けました。
ストーリーとしては、わりとよくある高校時代の同級生。
志方(攻)と穂木(受)
10年越しの付き合い、適齢期、1人はゲイで1人はもともとノンケで。
仕事の忙しさから会えない日が続く。
そこに同僚らしき女の影が・・・

本来なら幸せな結婚をして、子どもがいて、出世コースを歩んでいて・・・
そんな風に相手の幸せを自分が壊しているんでは?と思い込んでしまう穂木。

18

「好きで、好きで」出版社特製購入特典書き下ろしペーパー 特典

こんな未来

高校生の頃の自分に教えてやっても、きっと絶対信じない。

いろいろあって、ようやく一緒に暮らすようになった穂木と志方。
日曜出勤だった穂木が仕事を終え「会社を出たよ」と志方にメールを送ると、路肩に止まった車から、ふいに、懐かしい高校生の頃に流行った恋の歌が耳に入ります。
その曲で、高校生の頃、毎日志方のことばかり考えて、
告白したい、でも絶対ふられる、会えなくなった死ぬ、そのくらい好き、…

1

浪漫のお国で逢いましょう コミック

木下けい子 

軍服は乙女の浪漫

ついつい表紙の素敵な軍服君に惹かれ買ってしまった本です。
乙女という言葉の似合わぬ私ですが、やはり制服には弱いんです……。
特に体を張って働く男の制服は堪りません!
そしてこの本、表紙で軍服を着ていた海軍少尉の手塚が本の中でもたっぷり軍服姿を披露してくれています!

まずこちらは大正時代が舞台のお話ですが、当時についてあまり詳しくない私は違和感なく楽しめました。
背景には西洋の雰囲気が…

1

カフェオレ・トワイライト 小説

松前侑里  木下けい子 

ダラダラ・ぐるぐる。

私は、松前さんはそれはもう大好きで(BL作家さんでいちばん好きだ!)、著作全部持ってるし読んでますが(それも多いものは何十回も繰り返し読んでる)、その中ではこれは『読むまでもなかったな』でしかないですね。ディアプラス文庫の松前さんでは、唯一再読する気もないと思う作品です。

イヤもう、ハッキリ言ってしまえば『読みたくもなかった』くらいです。松前さん作品にここまで言う日が来るとは自分でも信じられ…

0

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

受の精神年齢が・・・

銀行員と編集者。
高校の卒業式で受が攻に告白、
その後付き合って10年になる二人。

タイトルと帯の推薦文から
さぞデロ甘だろうと思って読み始めたら
たしかにラブラブだけど
仕事で会えない日が続いたり
いまだに同居していなかったり
二人とも甘いセリフは苦手だったり・・・
と意外とそこまで甘くない
地に足の着いた社会人モノでした。

攻に留学の話が持ち上がったり
受が仕事…

13

君とハルジオン コミック

木下けい子 

子供と大人

丸ごと一冊ひとつのストーリー入りでした。

良いお話でした。
でしたけど・・・。
「いくちゅ?」って聞きたくなるほどの小さい頃の受け様に
励まされた事から、守ってあげたいと思うのは
まぁ解らなくもないですが~、一緒に住んだり
それが恋愛に変わるとか・・・・・・。
ちょっとばかり無理があるような気がしてしまって
途中からあまり入り込んで読めなくなってしまいました。
外側から「ふー…

3

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

好きだ〜♡

ストーリー自体はは手垢のついたような話。
高校の同級生、卒業前に告白、それから10年の付き合いを経て
すれ違いがおこり、相手への想い故に別れを切り出す……

ひっかかりなく素直に気持ちよく読める文章がいい。
好きで、好きで、というタイトルだし、甘い、甘い、と聞いていたので、
どれほど甘いんだろう……と期待半分戦き半分で読んだが、
確かに甘いんだけれど、コテコテの生クリームのような甘さ…

7

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

好きな子ほど意地悪したくなる

昔から、好きな子にちょっかいだしたい男子っていますよね。
この話はずばり、それです。

あか抜けない感じの黒髪眼鏡な受けと
キラキラいけめんの攻め。
この設定だけで十分萌えられるというのに、
この作品は更に攻めがいじめっ子という属性があります。
昔から受けをいじってた攻め。
何年かぶりに再開して…。

個人的に好きなシーンは、二人でご飯を食べに行き、
お会計の時に攻めが電話で…

10
PAGE TOP