矢城米花さんのレビュー一覧

金蘭之契 ~皇子と王子に愛されて~ 小説

矢城米花  天野ちぎり 

中華風3P

中華風な背景を舞台にした内容の3Pものなのですが、結果的にはふたりの
王子と皇子に愛され守られる甘い話だったりしますが、この攻め二人の立場は
最終的に無冠になってしまう内容だったりもします。

始めは帝国の人質となった王子とその従者が、帝国で暮らして行くのですが、
その帝国の皇子に従者の琉思が見初められた事から始まる。
でも人質の火韻王子は、相手が従属の皇子なのに物言いもやんちゃで琉思…

3

色街淫花 小説

矢城米花  小山田あみ 

遊郭設定にしない方が…

矢城米花先生初の遊郭もの。発売前から期待していました。

舞台は風営法が廃止された現代日本。主人公・柚木千郷の両親が旅行中に事故に遭い、会社社長の父は亡くなり、母は昏睡状態になってしまいます。時期を見計らっていたかのように会社の幹部たちが動き出し、千郷の会社は倒産。千郷は借金に追われることになります。そのとき彼の前に現れたのが国東廉。国東は千郷に相続放棄をして屋敷と土地の売却を迫ります。しかし…

7

茨の呪縛 ~目覚めのくちづけ~ 小説

矢城米花  宝井さき 

その島には秘密がある

矢城米花先生が講談社X文庫ホワイトハートに初登場。レーベルのカラーに合わせて、矢城作品としてはH度薄めとなっております。なにせ凌辱強姦や複数人でのHがありません。「ファンタジーは好きだけど、エロいのはちょっと」と矢城作品を敬遠していた方には是非読んでいただきたいです。

舞台は過疎の孤島・茨島。「茨の棘は悪しきものを遠ざける」という言い伝えに従い、茨に囲まれた島です。18歳の加賀見涼は早くに両…

2

魅入られた虜囚 小説

矢城米花  小山田あみ 

触手!産卵!焦らしプレイ?!

触手モノ、キターーーーッッッ!
コミックとちがい、小説で触手モノ描写はかなり難しいと思うんだが、
これはなかなか!
肉のイボイボつきが体中をなでまわすんですよキタコレw

矢城センセイ、視覚的効果だけではなく、蝕感や音感表現がシンプルながらイイ!
平凡すぎる新米刑事が、アメリカの研究所帰りの変人刑事とコンビを組むことになり、
パワハラ寸前にイビられる。
そんな矢先に、新米刑事があや…

5

魅入られた虜囚 小説

矢城米花  小山田あみ 

触手&鬼畜!!

矢城さんを読むのは2作目でしたが、無理やりの凌辱や輪姦、縛りプレイがあるので苦手な方は注意!!

最初の方は触手や輪姦、後半は攻めである東條さんに鬼畜縛り攻めにあいます!!
でもシリアスなんですが他の方も書いてますが、2人の関係がコメディに見えたのは私だけじゃなくてよかったですww

桜井さんは頑張り屋の隠れM?で、東條さんは『普通がわからない』という面白い鬼畜ドSでしたww

小山…

2

偽る王子 運命の糸の恋物語 小説

矢城米花  王一 

受けがかわいそうな目に……

 政変によって父王を始め家族を失った王子・莉羽は、逃亡の途中で山賊に襲われる。そこを道士の雷鬼に救われる。
 そのまま雷鬼と共に生活するようになる莉羽だったが、雷鬼は顔面に大きな傷跡があり、それを隠すようにして生活し、時折、夜中に魘されていた。
 また雷鬼は定期的に住まいを変え、誰かを探しているような様子であった。
 そんな雷鬼と二人で庵を結ぶ生活の中で、正体がばれては困ると女の格好をしたま…

4

色街淫花 小説

矢城米花  小山田あみ 

誇り高き男娼

時代的には現代未来系なのに、舞台が特区内の遊郭だからなのか、
耐え忍ぶ昔の色町の雰囲気も感じる不思議感がありました。
もちろん花blackですし矢城米花作品ですのでエロエロで凌辱系ですが、
受けになる千郷の母親を思う気持ちと己のプライドを感じさせる内容でもありました。

父を事故で亡くし、母は意識不明の重体、大学生のお坊ちゃまである千郷は
パニック寸前の時に霊安室で攻めである廉に出会い…

5

色街淫花 小説

矢城米花  小山田あみ 

男前でエロい身体

購入予定じゃなかったのですが、表紙イラストの美麗さに惹きつけられました。
緋色格子の奥にいる二人の艶やかさが際立つ表紙ももちろんですが、何と言っても一番ひきつけれるはカラー口絵!!
絶品なんです☆☆☆
主人公に食い込む荒縄、黒い布でされたさるぐつわ、ほのかに色づく乳首に緋襦袢が♪
最近小山田イラストが神かかっていて、もう眼福ったらないのです!!

さて、お話のほうですが娼館が舞台で主人…

8

復讐は闇の果てに 小説

矢城米花  笠井あゆみ 

俺を憎めか~(>_<)

執着し…憎んでほしいと凌辱する攻。

作業療法士の篠(受)は、素行の悪い患者に襲われそうになったところを脳外科医の苅谷(攻)に助けられた。
動揺する篠は、まだ危ないからしばらくは自分の家に同居した方が良いという苅谷の言葉に同意し、しばらく一緒に住む事になった。
しかし、それは苅谷の罠だった…(>_<)。

さすが、花丸文庫BLACKですね。攻は性格が歪んでいるし、行動が酷い…

3

茨の呪縛 ~目覚めのくちづけ~ 小説

矢城米花  宝井さき 

茨姫と茨木童子

この作家さんの好き嫌いははっきり解れるのではないかと思うのですが個人的には
この手のファンタジーは大好きだったりします。
おどろおどろしている傾向があって凌辱、奇怪なものが多く描かれる。
ありえないファンタジーだから余計に面白かったりするドキドキ感があります。

今回の作品は、茨姫と茨木童子の合体作の想定で、邦日ミックスバージョンです。
茨姫とあるからグリム童話でしょうか、眠れる森の美…

4
PAGE TOP