矢城米花さんのレビュー一覧

闇を断つ者たちの夜 小説

矢城米花  えまる・じょん 

甘くないSF&アクションBL(初レビューです)

矢城米花先生の本は初めてです。読みながら「こんなBLを待っていた」と何度も思いました。

ある日、主人公の大学生・真宮薙の両親と妹が謎の化け物によって惨殺されます。薙はその化け物と化け物を倒した男・紅蓮に犯されたあげく、『RUMA』という組織に連れて行かれます。薙はそこで謎の化け物の名前は『形喰』であり、薙や紅蓮は『形喰』を唯一倒せる能力者『太刀錐』であることを知りました。薙は『形喰』や自分を…

9

笑う丞相 鋭き刃の恋物語 小説

矢城米花  王一 

やんちゃな鉄砲玉ツンデレ受け♪

『偽る王子』で主人公を口説いていた丞相と、盗賊団の首領を主人公に据えたスピンオフ。
今回の特徴は、矢城さんといえば触手ですがエロエロ触手じゃなくて攻めの命を狙うための武器としての触手。
若干触手めいた動きをする霧もやはりエロエロじゃなくて人殺しの道具として。
陵辱強姦もお約束なのですが、長持ちの中で複数の男に輪姦される受けちゃんという姿はあるものの(痴漢プレイらしいw)この受け子が気の強いや…

2

笑う丞相 鋭き刃の恋物語 小説

矢城米花  王一 

憎しみが愛に変わる命がけの恋

前作「偽る王子」のスピンオフ作の凌辱アリ、ファンタジー系中華テイストのお話。
前作の主人公である受け様王子を何気に口説いていた冬波が出世して主人公として登場。
正義感があるんだか、ヘタレなんだかわからない独特の雰囲気を持っていた攻め様。
結局は導師たちの戦いの前では何の役にも立てなかった攻め様が前作の事件の後に
新王を擁護する立場で国の丞相として出世しているのですが、やっぱり前作同様
女…

3

偽る王子 運命の糸の恋物語 小説

矢城米花  王一 

雰囲気が最高w

この中華テイストっていうのがいいよね(*ノ∀`*)ノホント
好きなんです。この雰囲気。
今回は、この表紙が好きすぎて、思わずの衝動読みです。
大好きな「王子隷属」の雰囲気も思い出して一気に読みきってしまいました。
雰囲気読み。悪くない。悪くないのです。

お話は、反乱から逃げ延びた第二王子の受。
助けられた男と共に生きた10ねん。
再び都に足を踏み入れたことで巻き起こる事件~二人の…

5

誰かが見ている─標的─ 小説

矢城米花  有馬かつみ 

頼れる年下ワンコ

凌辱シーンがエロいです。同僚の林の変態的な言い回しもそうなんですが、それよりも史哉が眠らせれて起きたときの拘束のされ方が!
特にあのトイレの時の体勢がヤバめです。

林による凌辱と何者かわからない犯人に脅え、精神的にも肉体的にもボロボロな史哉。
そんな彼を救ったのが、元ヤンと噂される年下のアルバイトである瀬戸。
この瀬戸が頼れるワンコなんですよ!腕っ節は強いし、警察が会社に来た時は冷静で…

1

復讐は闇の果てに 小説

矢城米花  笠井あゆみ 

変態で愛を知らない攻め様。

矢城米花先生、初読みです。矢城米花先生に関しては『新任教師』の著者様ということだけしか存じ上げておりませんでした。『新任教師』はスゴイ!(ひたすら輪/姦、ひたすら凌/辱)と何処ぞで耳にしていてたので(未だに読めていませんが(;´Д`A))
そんなこんなで、今回は、エロに胸をときめかせながら読み進めました(*´ω`)
輪/姦は残念ながら御座いませんでしたが…エロさはたっぷり感じられました。
な…

4

片翼の皇子(上) 小説

矢城米花  伊東七つ生 

下巻を用意してから!

 広大な領土を誇り、権力を恣にした翰帝国。
 佳宵は、その帝国の皇子だったけれど、十三歳の時に、異形の姿となってからというもの、貴人の館で、賓客に供されるようになってしまう。
 佳宵は、銀髪に特殊な眼光をしていて、背に羽が生えてしまっていたのだ。それは、佳宵の母親が、鳥と不義をなした証でもあった。
 それ以来、性奴として扱われる佳宵であったが、国の危機により、北方の異民族・匡祖氏へ下賜される…

0

偽る王子 運命の糸の恋物語 小説

矢城米花  王一 

思っているだけじゃ伝わらないよね

無骨で無口な攻め様とやっぱり遠慮があって無駄口をたたかないような受け様との
シリアス系の擦れ違い&運命に導かれているようなラブストーリーでした。

受け様は国の第2王子で、8歳の時に反乱軍に追われ両親も兄も殺されて
侍女に助けられて町を抜け出したのですが、旅の途中で盗賊に襲われ、
侍女が殺され、自分も危ういところで攻め様に助けられるのです。
それから受け様は攻め様の養い子として、道士見…

5

復讐は闇の果てに 小説

矢城米花  笠井あゆみ 

愛を知らない男が愛を知り救済される物語

と書くと、美しく聞こえますが、やってる事は凌辱です。
お互いに愛が芽生えるのは本当に話の最後です。
攻→受は執着はありますが愛ではないですし(というか攻は愛という物がどういうものか解っていない、性的経験は豊富でも恋愛経験はゼロ)
受→攻にいたっては終盤まで特別な好意はありません。
個人的には「攻めの事が好きだから理不尽な扱いに耐えている健気受け」ではなくて良かったです。
この二人はある意…

6

妖樹の供物 小説

矢城米花  みなみ恵夢 

触手もの!

触手ものということで、以前から気になっており、
ついつい入手しました。

大学生の譲は、バイトで訪れた屋敷で、
誰かに呼ばれているような気がする。
そのことを屋敷の人間に話してしまうと、
屋敷の人から拉致されてしまう。
その拉致されてしまった理由というのが、
妖樹のためなんですね。
この妖樹、供物を与えることで、屋敷の家を
栄えさせてくれるというのもで、
今回は、譲が供物とし…

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