有馬かつみさんのレビュー一覧

この愛で縛りたい 小説

英田サキ  有馬かつみ 

リブレの担当さん、英田サキさんの魅力や個性を殺してるのでは…?

評判が悪くて期待値が底辺だったこともあり、「想像してたより悪くなかった」という感想になりました。

ただ、あとがきを読みながら、「このリブレの担当さん、完全に英田サキさんの個性を殺してるわ…最悪だ…」と思ってしまった。
申し訳ないですが、担当替えを希望します。

この小説の受け、もともとはビッチ受けだったようですよ、奥さん。
そっちのほうが絶対に良かったはずだ。
正直最初から「ストーリーと受けのキ…

6

罪深き吐息さえも愛おしく 小説

華藤えれな  有馬かつみ 

ぼくはただ、あなたにも誰かを愛してほしいと思って

一言でまとめると、
傲慢な攻め様が、純真な受けを貶めようと抱いたつもりが、
その純粋な心に触れるうち、真実の愛に目覚める。
という、実にポジティブなラブラブ話。

大病院の息子で、技術もあって、容姿もよくて、何でも手にしているのに、だからこそ空虚で、満たされてない志岐。
退屈な日々を送っていた志岐の大学に、短期の臨時採用で赴任してきた医師は、発展途上国の非営利団体で働いていた変わり種。…

1

狂犬 小説

剛しいら  有馬かつみ 

トラウマに立ち向かえ

テロリスト・ファルコン(小西)が日本国内に潜入したらしいため協力を依頼された、
元傭兵の鬼塚と警察庁警備局テロリズム対策課の阿達立佳(あだちはるか)のお話。

テロリストの情報を引き出すために、ゲイの鬼塚の前に一人で向かわされた立佳は、
職務に忠実であろうと、言われるままに無防備な姿をさらしてしまいます。
さらに鬼塚の巧みな誘導で、からだを差し出すことにもなってしまうのですが・・・
こ…

1

彼は週末にドアを開ける 小説

ななおあきら  有馬かつみ 

リーマンの遠距離恋愛

中近東担当の三枝は、上司の高田と不倫関係でした。
海外勤務中、二人は体の関係を持ってしまいますが、三枝は「遊び」と割り切って付き合っているフリをします。
妻や子が待っている高田と、これ以上本気で付き合うとどちらもダメになってしまうと考えた三枝は、帰国後に本心を隠して別れました。

たまたま同期会の飲み会で再開した片山と話しが合い、二人は友情を深めて生きます。
片山はなぜか毎週のように大阪…

4

いつかの告白 小説

きたざわ尋子  有馬かつみ 

兄のようで兄じゃない愛

きたざわ 尋子/いつかの告白 (白泉社花丸文庫)
純愛:☆☆☆☆
H度:☆☆
オススメ:☆☆☆☆
きたざわ節炸裂です。
今回は兄(血のつながりなし)と弟?の微妙な関係から愛に結びつく話です。
いつもそうですが、登場人物はいろいろ環境や相手の気持ちを思いやってからまわりしたり、精神的にぐっとくる感じです。

0

この愛で縛りたい 小説

英田サキ  有馬かつみ 

英田サキの落とし穴

「監禁・陵辱から始まる愛」物なんですが、展開がとっても普通。
「あの」英田サキと勢い込んで読むとちょっと肩透かし。
英田せんせは時々これがあるからなぁ…(って、前にも何度かこんな事があったってことだ)
もちろん、普通のBL小説としてはすごくよくできている。
お約束ははずさないし、登場人物もみんないい人。
いい人すぎて…なだけだ。
これが、別の作家さんで、雑誌掲載作だったりしたら、「いい…

1

囚われた砂の天使 小説

上原ありあ  有馬かつみ 

うーん

話の流れは先にレビューなさったうえおさんが書かれているので省略しますが、
私もあんまり話の流れ(構成かも)に納得いかないというか…なんというかでした。
そして雰囲気的にもあんまりだったかなぁと思います。
BLは「かぎかっこ」がすごく重要だと思うんですけど、
セリフが好みでなかったのですよ…。

でも、好きなところもあります。
アシュファルの姉でマリアムって女性が出てくるんですが、

0

この愛で縛りたい 小説

英田サキ  有馬かつみ 

王道過ぎて物足りない?

監禁…それは、その歪んだ愛情から相手を自分という檻の中へ閉じ込める行為…。
私は酷すぎる陵辱だとかは嫌なのですが、ちょっとばかり酷いのは大好きです!
今回はどうだ!!と意気込んで読んだのですが…あれれ?すぐ終わり?

阿木は8年前から、同じ大学出身で今も仲の良い永瀬に恋をしています。
自身はゲイで、一方の永瀬はノンケだと知っていているからずっとその思いは隠したまま…。
彼の恋愛相談に乗…

4

女王蜂―捕縛 小説

水戸泉  有馬かつみ 

濃い!!濃いけど……

親を若くして亡くしたせいで二十七歳という若さで出版社の社長を務める上谷那智。
経営方針をめぐって叔父と対立しながらも必死で会社を引っ張ってきた。
しかしある日、叔父の秘書、新城の罠にはまり倉庫に監禁されてしまう。
そこで那智を待っていたのは新城の調教と、いまだかつて知ることのなかった悦楽の世界だった……

たまには濃ゆいのが読みたいなーと思って手に取ったんですが……んー。
調教もハード…

7

絶対束縛 小説

水戸泉  有馬かつみ 

嫌よ、嫌よ…も、好きのうち

「絶対服従」の続きです。
寸止め…多いです。
最後までしてくれない神崎に、祐一は爆発寸前。
囲われる事を拒み、神崎の元を飛び出したものの…。
神崎は相変わらず鬼畜なプレイで祐一を泣かせるばかり。
その扱いが『遊びで抱かれる』という事なのだ、と思うと耐えられない祐一。
自分の気持ちも伝えたいけど、神崎の気持ちも知りたい。

そんな時、神崎を狙う暴漢に襲われた祐一は、怪我をしたことでま…

2
PAGE TOP