蓮川愛さんのレビュー一覧

月の砂漠殺人事件(上) 小説

久能千明  蓮川愛 

新装版?

初出はいつなのかな~?
こちら新装版のようです。
まずタイトルから・・・推理小説を思わせるタイトルですがなかなか事件が起きません(笑)
上巻の最後にやっと・・・という感じ。
殺人事件は、最初に殺さないと・・・ってミステリーの読み過ぎかな?(といいつつ、ミステリーはあまり好きじゃないんですけど)

テスト休みに高校2年生男子同級生4人が温泉旅館へレッツゴー・・・行くかな~高校男子?
こ…

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二人だけの喝采(アプローズ) 小説

鹿住槇  蓮川愛 

懐かしの『ピンスポットシリーズ』です

鹿住槇先生のシリーズもので、初めて読んだのが『ピンスポットシリーズ』でした。

芸能界ものに興味がなかった筈なのに、完結までには、しっかりとファンになってしまったという、思い出の作品でもあります。

さて、舞台俳優として憧れの存在だった樹(受け)の恋人になったアイドルの進矢(攻め)が、紆余曲折の中、芸能界を追放されたような形で姿を消し、もう一度役者として再生するのがこの巻です。

さす…

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支配者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

お兄ちゃん編。

この「恋」シリーズ、実は好きなキャラのお話だけ読んだのでこのお話飛ばしてたんですよね。
いや、このキャラが嫌いとかそういうことではなくて。
元々、「ロッセリーニ」シリーズをCDで聞いて、どうにも和輝が気になって和輝の話だけ手を出したというのが真実。
しかし、ここにきて兄弟セットのお話が出たので、それを読むためにはまずこの桂一編を読まねば、と。

そんなわけで本編。
ワガママVSクールビ…

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ターニング・ポイント 小説

久能千明  蓮川愛 

今後の譲の成長に期待します

グレイゾーンの続きです。

由利と亜久利が追い続けるドラッグ。
そのデーターを持つエイ。
亜久利を愛するがゆえに亜久利の行動に目をつぶることができない譲。

今回もなんとかエイを退けることはできましたが・・・解決していません。
解決していないと思います。
エイは改心などしないだろうし、エイがエイであり続ける限り何度でも同じ事が起きる。

せめて「ブラックウイドウ」のデーターがぶ…

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ボーダー・ライン 小説

久能千明  蓮川愛 

由利潤一郎の真実

グレイ・ゾーンのスピンオフ。
時間的には、グレイ・ゾーン以前のお話で譲は出てきません。
由利が飼い、亜久利に懐いている猫の飼い主がここで明かされます。

「メタルフレームハンサム」(時代を感じる・笑)警部補・真行寺佳也と弁護士・由利潤一郎の出会いの物語です。

ハンサムポリスチェッカーの南響子も登場。彼女は佳也の元カノ。

片岡亜久利もまだ警察に所属しています。

由利のキャラ…

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グレイ・ゾーン 下 小説

久能千明  蓮川愛 

走り出した男に自制心などない

自制心は品切れだ・・・。
自制心は、亜久利にも譲にもないようです(笑)

譲と亜久利、お互いがお互いを想い欲しがっていることはよ~くわかりますが、どっちもどっちでゆずるということを知らない。

秘密主義の亜久利、譲のことを思えばこそなのですが、跳ねっ返りの譲にそれは通用しません。
亜久利が譲を大切に思うのはわかるけど譲の性格をもっと理解しておくべきでした(笑)

譲は一度痛めにあえ…

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グレイ・ゾーン 上 小説

久能千明  蓮川愛 

ゆずれない想いがせつない

本庁キャリアで研修中の香坂譲と元キャリアの片岡亜久利。
亜久利を番犬という、亜久利の相棒、弁護士の由利潤一郎。

物語は、譲と亜久利が再会するところからはじまります。

亜久利は、譲の兄、明良の友達で譲のことを弟のように可愛がっていました。
とある事件が起こり亜久利は警察を辞め行方不明に・・・。
亜久利の後を追うように警察に入った譲はずっと亜久利を探し続けていました。

譲にとっ…

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天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

始まってないし終わってない、続きプリーズ

いつの間にか平河寮シリーズになってました。
シリーズでは、甘い水を先に読んでます。

物語は、名田彰人が平河寮に引っ越してきたところから始まります。
年齢28歳、警視庁職員採用パンフレットに載るほどの爽やかな容貌の持ち主です(美人)
所属は警視庁警備部警護課、セキュリティポリス、SPです。
そして、平河寮には名田が憧れている先輩SP峯神瑛士がいました。
なんかもう、最初から名田は峯神…

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聞きたい言葉が ある(上) 小説

久能千明  蓮川愛 

これでシリーズを締めるのは悲しい

上下合わせての評価です。
好きなシリーズなのですが、今のところラストになるこの話が最も好みではなかったです。。悲しい!

まず、この話では2CPが同時進行です。
これは分けて欲しかった!メインCP外はここで起きる事件とはほぼ無関係に話は進むので分けられたはず。なんだか集中できませんでした。

そしてトリックがしょぼいかと。このネタを使いたい気持ちは解るけど、もう一捻り欲しいとことでしょ…

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天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

When will I see you again, When will our hearts beat together. 

スピンオフの『甘い水』二冊+『Twei』も読んでから辿り着いた元祖平河寮もの。
平河寮というのは、さまざまな部署の警察官が暮らす警察の独身寮です。
かわい先生のこれらの本のおかげで、SAT、SIT、SPとかほほう~と詳しくなった気が…
ついでにこれには、公安や麻取も出てきますね。

この独身寮、大体20代を中心に上は30代半ばまでの男性ばっかりな訳で、
なんていうのか、全寮制男子校の大…

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