蓮川愛さんのレビュー一覧

絶対者の恋 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

国を支える攻め様に受け様が出来る事

上巻でのトラブルの匂いが残るままでのいよいよの下巻は、アシュラフと和輝が主役。
アシュラフの妹で、同じアラブの隣国に嫁いだ妹の国から招待を受ける形で
二人で出向いた先で、その国の国王で、妹の夫から、アシュラフは自分の妹を嫁にと
請われる事になるが、アシュラフは父王の喪も明けていない事や、経済活動で国を
支えていかなければならない時期で妻をめとるつもりはないと断るが、国王に取りあえず
考え…

4

絶対者の恋 (上) 小説

岩本薫  蓮川愛 

ケンカ出来る程絆が深い

恋シリーズのアラブ攻め王子様兄弟と東堂兄弟、2カップルの続編が上下巻で登場。
そして、上巻のメインは、マラーク王国の第2王子ラシードと元SPで今はラシードの
私設警備担当で恋人の桂一とのお話になります。
続編と言う事で、桂一はマラークで暮らすようになって1年が過ぎた頃のお話。

あのオレ様で遊び人みたいなちょっとヘタレたラシードが大きく成長しております。
第3王子が成人して王位に付くま…

3

恐竜とハツカネズミ 小説

七地寧  蓮川愛 

2人の出会い編

「Pink Piggy」であさひを助けてくれた人物、幹久たちのお話。

読んでてまず、幹久の性格が本当にただの天然キャラ?
Pinkの時はもう少しズルイ面も持ち合わせているようにも見えたけど。
というか、レックス(ラルフ・アシュクロフト)がPinkの時には
もう少し幹久に対して恋愛感情を強く出してたイメージがあるのですが
今回は出会い編だからなのか、全くそういう意味での愛情は見えなかっ…

0

Pink Piggy 小説

七地寧  蓮川愛 

執着系読みたいときは七地さん?!

淡々と読んでて、今回のお話も執着系だな~と。
嫌いじゃないですvv

昔は病気のせいで太ってた事もあり、クラスのみんなからいじめの対象されていた鷹也。
そこに手を差し伸べてくれたのが、あさひ。
まあこれで鷹也があさひに執着していくのもわかります。
今では手術も無事に終了し、昔の面影がないくらいに男前に成長(そしてモデル)
今更ながら、周りの人間は手のひらを反すように近づいて来るのです…

1

Tastes differ. 小説

七地寧  蓮川愛 

キャラとか設定は好みなんですけどね・・・

『恐竜とハツカネズミ』で衝撃を受けて七地先生の他の作品も読んでみようと。
・・・・。やっぱり文章が苦手かも。なんか、作者さんの中でちゃんと文章がまとまって
ないような書き方がどうも・・・
文章によく『とまれ。』って出てくるんですけど。(『恐竜とハツカネズミ』でもありました。)
あれってなんなんですか?意味が良くわからないんですが・・・
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
1冊…

2

略奪者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

BL小説読んだ~って気持ちになりました

これぞ王道と言わんばかりの作品ですが、読んだ後に妙な達成感が!
岩本先生はお仕事関係の描写が毎回詳しく書かれていて、ほんとよくお勉強なさってるな~
と感心します。
そのリアルさがありながら、古き良き時代のBLの王道設定が甘くてですね。
攻様も受様も結構乙女に見えてきて、最終的にはあまあまなんですよ!
も~お互い好き好きで!
ドロドロでひねったBL作品に疲れた心を本当に癒してくれます・・…

2

恐竜とハツカネズミ 小説

七地寧  蓮川愛 

論文?

初、七地先生。まさかいつもこんな感じなんですかね(゚o゚;
正直、文章が難解すぎて解りにくかったです。
自分の頭の悪さを呪います。
というかこれBL作品?いちゃが一切ないって…
キスとかはしますが外人のスキンシップレベルですよ。
究極の保護愛なんですかね。
もう、身体の関係に目が行かないほどその人が大事って。
よく編集さんがこの内容で許したなと。ホワイトハート文庫でももうちょっと絡み…

2

たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

そうきたか・・・

前回の『はなやかな哀情』が傑作だっただけに・・・
雨降って地固まるてきな。今回は三島さんのスピンオフか?というくらい周りくどいというか
慈英がうじうじしていてもやもやしました。
2人がこれから何があっても一緒にいる為には乗り越えなきゃいけない試練だとは
わかっていても、慈英は結局自分の感情をもてあまして、三島に匿って欲しいとお願いされた
教祖様・壱都(ひとつ)に答えをだしてもらったような…

0

恐竜とハツカネズミ 小説

七地寧  蓮川愛 

恐竜は小動物を愛でて囲う

この七地寧さんと言う作家さんの作品は、独特な言い回しや、感情面の表現を
メインにストーリーを書き上げているように感じる作家さんのお一人だと常々感じてて
実は、個人的にはいつも読むことを避けている唯一の作家さんだったりします。
ファンの方には大変申し訳ないのですが、何の本がキッカケだか忘れる程避けてます。
それが今回読んでしまったのは、間違えて購入してしまったから・・・

それでも、苦手…

2

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

ただただ号泣・・・何度だって好きになる

神越えです。殿堂?もう思い入れのある1冊になりました。
この作品に関しては是非シリーズを一気読みして挑んでいただきたいです。
1作目からの年数の幅が凄いので最初の方の内容をあまり覚えてないとかで読んで
欲しくない作品。
慈英×臣シリーズのまさに集大成の巻なので他の巻の内容を深く覚えていればいる程
味のでる作品です。
『インクルージョン』は読まずにこの作品を読みましたがそちらを読んでから…

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