蓮川愛さんのレビュー一覧

インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

大幅加筆修正を堪能しました。

レーベル違いのものを読んでいたので、今更購入して読んでびっくり。
未紘がエロい。
BLによくある「煽んな」状態をここまでつくれる子だったかなぁと思いました。
照映さんも若い印象。
未紘にここまで振り回されてたかな?と思うほどの溺愛ぶり。
そして濃いエロシーンが多かった。
今更ながら崎谷先生の描写の細かさに感動しました。
ジュエリーの仕事についても書かれていて、そこも興味深く読みました…

2

Livre×Animate Fair 2010 Special Book 「Everyday of lovers」 特典

イラスト+番外編SSなど盛り沢山!

カレンダーイラスト、番外編SSなどが載っています。豪華で盛り沢山の内容でした。

・12ヶ月カレンダーのイラスト
1月「幾久しくお願いします。」小説:夢乃咲実 イラスト:みなみ遥
2月「マフィアの真摯な熔愛」小説:桂生青依 イラスト:明神翼
3月「発情」小説:岩本薫 イラスト:如月弘鷹
4月「マハラジャの愛妻」小説:加納巴 イラスト:桜城やや
5月「ファインダー」シリーズ イラスト:…

2

恋愛操作×ねこぼん 蓮川愛雑誌デビュー15周年記念 コミック

蓮川愛 

君は何て可愛いんだ…!

本家「恋愛操作〜コントロール」では日本人離れしたキザっぷりを「これでもか!」と見せつけてくれるザ・キザ男、奥村喬。
でも啓がネコになるとアラ不思議。ネコを飼ってる人はみ〜んなあんな事フツーに言ってます。……よね?
しっかし、この啓の造形スゴイぴったり!ツンツンツンなのに帰宅した奥村を見て急いで家に帰るところとか、他のネコ(浩介)を褒める奥村にイラついてシッポでビシビシひっぱたくところなんて最高…

3

やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

えちシーンを読み飛ばしたくなるほど‥濃い

崎谷さんのえちシーン大好きなのですが(←いばって言うな)
「ちるちる」さんの「エロ度」「エロエロ」じゃ足りないほど、
エロてんこ盛りワゴンセールです。

「やすらかな夜のための寓話」
「しなやか~」その後。
臣が署内で見かけた不良少年に過去の自分を重ね、
不安定になっているところを、慈英が体で慰める話。
タイトルの響きの美しさに惑わされてはいけません。
なんと105p中51pがえ…

1

インクルージョン 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英の従兄・照映さんのお話

慈英×臣シリーズのスピンオフ。
時系列的には、「しなやか~」と「ひめやか~」の
間くらいのお話だそうです。

タイトルの「インクルージョン」とは、
ググると「包括」とか「包含」と言う意味ですが、
ここでは、貴石に小さな粒や空気が入って模様になっていることで、
その模様をデザインに敢えて生かしたりするんだそうです。

「ちるちる」さんのあらすじに
「恋人同士となったふたりだが‥!…

1

あざやかな恋情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

ルーツに向き合うこと

シリーズ3作目。
臣が昇進試験に合格し、一年間の駐在所生活に突入。
左遷ではなく、昇進後の「お約束」と言うことで、
地方勤務にも悲壮感は微塵もなく、むしろ楽しんでる感じ。
「暇そうだから『ひまわりさん』」なんていわれるほどのどかな町で、
盗難事件が頻発して‥。

この作品では、二人の‥というか主に臣のルーツに関わる話が中心です。
精神的に不安定になるとセックスに溺れずにいられない依…

0

しなやかな熱情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

とにかくじれったい

2001年リーフノベルズで出版された表題作を加筆修正したものと、続編が追加で収録されています。

表題作「しなやかな熱情」は二人が殺人事件を機に出会い、惹かれて再会するまで、続編の短編「さらさら。」では思いを通じ合わせるまでが書かれています。

当初、作者様は表題作も「さらさら。」にしたかったとのことでしたが、編集様が反対されたのに同感です。どの辺りがさらさらなのか、分からなかったです、崎…

0

たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

一難去ってまた一難‥

短編を除く本編ではシリーズ5作目。
慈英の記憶が戻って、さぁラブラブかぁ、と思いきや、
そう簡単にはいかないのね。
記憶がなかったのは、つきあって7年のうちのたった2か月半。
でも、その間の記憶は二人に確かにあって、
傷ついたことも、傷つけたことも。
それが、二人の微妙な距離感を作っている。
「はなやか~」でサイコホラーを繰り広げた三島が再度登場です。
三島の再登場で評価を下げてい…

2

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

忘却と執着と

シリーズ4作目。BLではテッパンらしい記憶喪失ネタです。
事件に巻き込まれ、なぜか臣に関する記憶だけ失ってしまう。
慈英に「小山さん」と呼ばれるたび焦れる臣だが、
医師から「忘れていることについて詳細を語らないように」
という注意を受けたこともあって、自分が恋人だと告げられない。

だいたい、もともとヘテロだった慈英と、
両想いになったこと自体が奇跡だとわかっているだけに、
好きに…

1

ひめやかな殉情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

シリアスというよりホラー

シリーズ2作目。1作目の4年後という設定です。
「ちるちる」さんの「トーン」に「シリアス」とありましたが、
「サイコホラー」ですね。
慈英の大学時代の友人、三島が盲目的に慈英の才能を崇拝し、
徐々に壊れていく様子はホントに怖かった。
キャーという怖さというより、背筋がぞぞーっと寒くなる怖さですね。

臣の危機にかっこよく慈英が登場するのですが、
ここでは慈英に怖さを感じました。

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