みずかねりょうさんのレビュー一覧

常夏の島と英国紳士 小説

  みずかねりょう 

イギリスから来たと言うと誰もが納得する攻め様。

常夏の島ハワイが舞台で、またもやサーフィンから始まるお話でこれは流行なのか?
なんて思いながら読みはじめたら単に警察ものだった。
それも、アメリカだけど、やっぱり常夏の地域だからラフな感じの警官と、
いかにもな、イギリスから犯罪者を追いかけてきた刑事との事件を背景にしたラブ。

貴族的な攻め様と、自由でやんちゃ風な受け様、気の合う感じは初めからないけれど、
ぎこちないながらも、捜査協力…

6

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

悶えました...

悶えました。理由はBL的理由ではなく、受が愚か過ぎて!
え”---!という行動を取るんです、柚原相手限定で。
想像の斜め上を行く変態です。
美尻という言葉が何度出てきたか!
途中までは結構普通のトーンだったのでコメディとは読まないで読んだので、
湯けむりチンチンなんちゃらのDVDで予習とか、アホすぎて悶えました。
それに対して柚原が結構普通に返すところがおかしかった!
なんなんでしょ…

3

好きなら一緒 発売記念ペーパー 特典

大人のおねだり

本品は『好きなら一緒』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

受様視点での本編終了後の
ラブラブな生活を描いた後日談です。

毛利の恋人である根岸は
背も高くて大人っぽくてカッコ良くて
甥を一人で育てるくらい男気があります。

しかし
今夜の根岸のお願いは
4才の甥と同レベルとしか思えないほど
大人げないモノでした。

根岸のお願いとは
『一緒にお風呂に入って…

1

好きなら一緒 【コミコミスタジオオリジナル特典番外編小冊子】 特典

子供の前でも油断は大敵です

本品は『好きなら一緒』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

攻様視点での本編終了後の
ラブラブな生活を描いた後日談です。

甥を引取ったは良いモノの
思う通りには子育てできない自分に
自信を失いかけていた根岸に

無償で手助けしてくれた毛利は
根岸にとって逃してはならない相手であり
彼と恋人になれたからには
甘い関係になれると夢見ていました。

しか…

1

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

好きが育ったら

今回は受様が心のライバルと思っている営業マンと
家事万能で面倒見の良い営業マンのお話です。

攻様の甥の存在を交えて
2人がライバル関係から恋人関係になるまで。

受様は自動車メーカーの営業マンです。

小柄で可愛いく親しみやすいと言われても
カッコイイとは言われた事がない平凡さですが
会社の中でも一番の売上を誇る支社の中で
トップの成績をあげている事が自慢でした。

し…

3

一歩、前に~潔癖症からの卒業~ 小説

chi-co  みずかねりょう 

心理リハビリみたいなお話

まるで心に傷を負った受け様を心理リハビリでもしているようなストーリで、
攻め様が医者の卵って言う設定だから、妙な勘繰りまでしながら読み始める。

内容は子供の頃に変質者の男性に女の子と間違われイタズラされた事から、
人が怖くなり、さらに自分が汚れてるなんて思いが強くなってしまうような完璧
強迫性障害の潔癖症になってしまった受け様と、受け様が臨時で働く大学図書館の
大学の医学部の年下学生…

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一歩、前に~潔癖症からの卒業~ 小説

chi-co  みずかねりょう 

題名そのままに

セシル文庫のCHI-COさんは、割と王道の甘い作品で描くという路線なのかな?
なんちゃって平安スリップモノはちょっとお休みして、今回は現代モノ。
題名からして、ものすごーくマジメで真摯な様子が伺えますが、
果たして!中身もそうでした!!

小さい頃、男に女児と間違われ身体を触られたことがトラウマとなり対人恐怖・潔癖症と、精神的ダメージを喰らいながらも、それでも親の深い愛情とわかってくれる…

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守護者がめざめる逢魔が時 小説

神奈木智  みずかねりょう 

ドキドキ!ラブホラー

面白かったです!一気に読んじゃいました!!

清牙は「御影神社」の守主の一族の直系で、優れた霊能力者の血筋の長男。
弟の明良は高い霊能力の持ち主で、父親を上回ると評判。
なのに、何故か清牙には霊感と呼ばれるものが全く無く、葉室家の落ちこぼれ。
そしてそれは子供の頃からの清牙の大きなコンプレックスでした。

実家のしがらみから自由になるために、大学入学を機に上京した清牙。
通りすがり…

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箱庭のチェリー 小説

夏生タミコ  みずかねりょう 

全力を出し切った感があり新鮮

夏生タミコ先生のデビュー作となります。

遠野が高校時代の『ガラスの向こうは鮮やかだった』と卒業後の『箱庭のチェリー』の2編が収録されています。ガラス~の方は遠野視点、箱庭~の方は奈月視点で書かれています。

あらすじは他の方が書かれているので割愛させていただきます。

良かった点は、まず登場人物の一人一人を大事にしているなぁと感じました。脇役までちゃんと性格やあだ名など設定を熟考して…

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箱庭のチェリー 小説

夏生タミコ  みずかねりょう 

デビュー作とのこと

あらすじに惹かれて購入しました。
何となく、木原音瀬さんの「眠る兎」のイメージがありました。

読んでいて、変わった文体だな~と感じました。
そっけない文章に感じました。
これも作家さんの作戦なのかな?と思いましたが、
その分、丁寧に読むことができ、世界観を楽しむことができました。

硬派な生徒とおどおどダメ教師のお話でした。
卒業するまで、最後の一線をこえない。
「卒業したら…

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