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4/8(合計:73件)
びっけ
かえっちょ
ネタバレ
自分でも何でかなと頭抱えるのですが、 いい話なのにすっごく心に残るというほどでもなく、繰り返し読んでも何が原因なのか解らない…。 なんだか悔しいです。 人が亡くなっているという衝撃的な始まりですが、けしてドラマチックに描くのではなく、淡々とした日常の風景のなかからゆるゆると過去の謎が解かれていき、徐々に恋模様も進んでいくという無理ない展開により、等身大の男の子達を描くのに成功しているんじ…
トリもち粉
私がこれを読んだのは1年以上前のことで、しかも今この本が手元にない状態なので、あいまいな記憶からあらすじを書くのはやめておこうと思います。 しかし、そこで私が何が言いたいのかというと、1年以上たった今、私は内容を覚えていないぞ、ということです。 たとえば、このちるちるさんの質問コーナーでもよくあるように、題名は思い出せないけどあのシーンだけは思い出せる…なんだったっけ?と思える作品は、少なから…
雀影
まだ続いている、茜新社集中発掘。 まっ白なバックに浮かぶ、ブルートーンの二人。 二人の立ち位置、視線、光の当たり方。 このカバーイラストが総てを物語っています。 これは、高校生だからこそ成立する物語。 まだ恋を知らない子どもだった閃が、1年先輩の煌に出会って、煌の恋の軌跡を追ううちに、自分が煌に抱いている感情が、これは恋愛感情だと、ゆっくり気付いていく。 と同時に、煌も三角…
キリヱ
BLでもこういう話があるんだと、ハマって読み始めてすぐに出会えた作品。 地元鎌倉が舞台なので読んだのですが、厚い一冊丸々二人の事が丁寧に描かれていて素晴らしかったです。 ただ一つ残念なのは、亡くなった三角先輩にさほど魅力を感じなかった事。 重要なのは此処じゃなくて今なので全く問題ないのですが、煌先輩は二股かけられてもなおこの人の何処が好きだったんだろうというのが分かり辛かったです。 あ…
nekonyanko
自分のコンディションが悪いのだろうか。どうしてもイライラしてしまった。 落ち着いて読めなかった。 身勝手な野郎だなとしか 思えない。 大好きだった先輩に似た後輩に出会う。 先輩は亡くなった。 先輩は彼女がいた。 男と女と両方つきあっていた。 亡くなった後の日記で 彼女ではなく男の恋人が 好きだったことを知る うーー!女なんて嫌いだけど 彼女立派だったよ …
響律
花言葉が好きでよく調べてしまうほうだ。 だから紫陽花の花言葉も知っていて、 煌が「アジサイの花言葉って知ってる?」 と言った時、すぐ意味が理解できて 鼓動が早まった。 でも杜若の花言葉は、 「幸運が来る」、なのですね。 そして煌という漢字は 「光が四方に大きく広がる」 という意味なのだそうだ。 閃がいることで煌は幸せになり、 閃にとって煌は温かくて大切なものなんだろうと 想…
だらむし
煌先輩のことを好きになってしまったのは、自分を通して誰かを見ている、その少し遠い目が悲しくてもどかしくて、気が付いたときにはその視線が欲しくなっていたんでしょうね。先輩は物憂げな様子が非常に似合う人です。そしてその影が自分に似た存在が作らせているものなんだと知っているからこそ、閃の痛い思いが物語中盤からぐんぐんこちらに迫ってきて、感情移入していました。 題名の【先輩】は、閃にとっての煌先輩で…
snowblack
壁に描かれた、金髪の天使ユリウスと、黒髪のマリオンの話。 雑誌掲載時に部分的に読んでいたのだけれど、そのときからBLというよりも (そもそも天使には性別なんてないしw)やさしいファンタジーのようだと思っていた。 下絵から抜け出して夜空を飛び回っていたユリウスは、自分たちを描いているロレンツォの窓に辿り着く。 ロレンツォは初め彼が自分の作品だと気がつかずに惹かれるが、やがて… 絵か…
なぺっぺ
びっけ先生の持ち味である繊細な感じが全体的に表れててよかったです。こころ洗われました。 ですが私としては少々期待し過ぎていた部分があったようです…先輩後輩CPに無限の可能性を常に感じている自分は、このふたりにはなかなか心を奪われなかったです… しかししっとりしたいときにはとてもよいとおもいます。しっとり葛藤BLです。これならきっとBLに少し抵抗がある方でも全然イケるかと思います。ご…
御影
以前『先輩』を読んだときに、どこにでもある普通の恋愛話だと思って、どうしてそんなにも先生が描く話が人気なのかよく分かりませんでした。このコミックにも、キスはおろか、それ以上の展開はほとんどと言っていいほどありません。言い換えれば、どこまで行っても普通の恋愛話に違いないのです。 しかし、この『壁の中の天使』は私の中で、ずっと手放せない本になったのです。 「壁の中の天使」 …