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24/37(合計:369件)
山中ヒコ
だいすが
このBLがやばい!では「ラストシーンでは涙がとまらない」 とありましたが、 わたしは3P目あたりから既に号泣でした。 あくまでわたしは、ですが 20ヶ所は泣ける所がありました。 普段漫画は40分くらいで読んでしまうのですが、 この作品は一時間以上かけてゆっくり読みました。 500年の営みは、 感情が津波のように真正面からドーン!とくるのではなく、 足元からじわじわ染みてき…
だらむし
ネタバレ
明確な終わりがあるわけではなく、じっとりと余韻が残る作品です。 はじめはさらりと読み終えてしまいましたが、二度、三度と読み返すたびに味わい深くなります。 表題作ともうひとつのお話、あわせて二編で一冊になっておりますが、8割方この「王子と小鳥」です。ハーリド殿下が脱ぎもしないのに異様な色気と眼光をもって、読み手を射抜いてくださりますカッコいい…。 [王子と小鳥] ポキメン!(合言葉) …
まん丸ッ
食わず嫌いはいけません。 SFもの、ファンタジーも苦手な私です。ましてや「アンドロイド」なんて単語が飛び交っていては、手にすらとりまでんせしたよ。皆さんの高評価も知っていながら避けてました。が読後、「もっと早く読んどけば良かった~ッ」と後悔しています。 ヒカルBに心打たれます。寅さんに孤独を感じます。 この2人の間に250年もの時間が流れているのかと思うと、いたたまれない。 ぜひ読んで…
snowblack
行方不明になった乃木家の御曹司・至の身代わりになった 彼にそっくりな貧しい女子高生・敦子。 敦子のお目付役というか教育係のような役割の遼は、 実は至の腹違いの兄だが、会うことも叶わないまま父を亡くし 乃木の子とも認められず育ち、至に執着している。 そしてもう一人、女装癖のある我が儘王子さま至が好きで、 彼の為に尽くす信也…… 脇役の、パーティで出会った太った少女も、親友に恋する少…
よーく考えちゃダメな作品なんだと思う。 SFとしてどうだとか、何故太田光なんだとか。 2010年、小さい頃から意識してきていつしか愛していた光を失った主人公は 「生きていてもしょうがない」と、ある種の潔さをもってビルから飛び降りる。 そして、どうも一命を取り留めたらしい彼が目覚めて目にしたものは 光にそっくりなアンドロイドと、250年後の世界だった……。 何をやってもぶきっちょ…
もこ
リョウ可愛いよww可愛いよリョウ(*→▽←*)♡o てなわけで、待ちに待った4巻。 これで完結巻ですね。 着地点としてはこれでいいのか?なところがちょっぴりよぎったというか、 結局のところどうなの?結局リョウのための話だったわけか? んん???な部分はあったものの、 最初から最後まで、魅せられたというのは言うまでもなくでした。 ずっと至のために行動し、至のためにそばにいるのだと思って…
ヤクザもの。 といっても、山中さんの独特のテイストは健在。 モノクロ画面のようなアッサリさと、語られるセリフと語られない余白。 切なさと哀愁が漂うが、時にそこはかとなくおかしい。 田中始は、埋められて殺されかけたところを間一髪原田に助けられるが、 記憶を失ってしまう。 原田によると、田中は同じ組のヤクザで原田の恋人だったという。 抱かれてみてすぐに、原田は大嘘つきだと分かる。 …
高校生同士のお話です。 山中先生の初単行本ということだが、確かに絵はもう一息。 この頃に比べると、最近の絵は上手くなられたんだな〜と思いました。 でも、表紙のセンスは素敵。 内容的には、初々しいくて恥ずかしい高校生の恋に きゅんとする、という感じでしょうか。 背が高くて顔も良くて、彼女に不自由した事がない春日部が ストイックに陸上に打ち込む杉山に恋してしまう。 男相手になん…
花嫁ものも女装ものも、基本苦手…… だけれど、「王子と小鳥」にやられて目下の山中ヒコブームの中で購入。 読んでみたら、良かったよ! 旗本の庶子・鈴は、正妻を慮った母の意向で男なのに姫として育てられ、 屈折した思いを抱えながら成長する。 町でならず者に絡まれたところを助けてくれた商人の男気に触れ、 自分も男としてちゃんと生きたいと思ったところ、父の言いつけで嫁ぐことに…… BL…
連続物のサスペンスドラマよろしく、犯人は?!というところで続くだった前巻。 一巻はとても良かったのだけれど、二巻まで読み終わると微妙な読後感。 よくない、とか好きじゃない、とかではなく、 すごく好きなところと、受け入れにくいところがモザイクになっている感じ。 最後の幕切れも、ちょっとあっけなく 更には母殺しの真犯人で、かつての透の恋人・黒田の話にもっていかれた感が。 淡々とモノ…