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帯『好きになったのは、世界でいちばん優しくて残酷な人。』
2巻読んだ時点で書いてます。
萌か神かちょっと考えたんですが1巻は「神」評価にします、ちなみに2巻は「萌」
克哉は柔道で大学推薦出来る程の腕前の高校生、義父の透は30歳。
2人の間に血の繋がりは無く、母子家庭で母がひき逃げで死亡した為施設で育った克哉を透が養子にしたという関係。
透は画家でそそっかしいぽやぽやっとした柔らかい雰囲気の天然タイプ。
克哉はガタイも良く性格も良いんですがちと無口で無表情気味。
でもその無表情さが良いんですね、そのちょっとした表情の変化とモノローグが凄く合ってて心情が読み手側によく伝わってきます。
決して詰め込んだ描き方ではないのに、1冊での情報量はかなり多い。
克哉の過去、母親の死の謎、透への想いと次第に生まれる疑惑。
それらのラインを上手く交差させて織り込んで丁寧な布に仕上げてます。
もっそい気になる所で終るので次巻への引きは強いです。
特典ペーパーはオマケマンガ付き、次第に大きくなっていく克哉と身長そのままの透の可愛いマンガ。
ヒコさんやっぱり好きだなと
実感したのはこの作品でした
幸せといいがたい内容のこの作品は
読み返すのに気合が必要でした
泣きながら読みその後は暫くよめなくて
しっかり内容を理解しなきゃと読み直すことを
繰り返した作品でした
実親を事故でなくし、孤児院で生活をし
一度は養子にもらわれるがそこで虐待にあう
孤児院付近に訪れる男性と心をかよわせ
その男性の子供となる
その男性に強い恋心を抱くものの
事故死ではなく、ひき逃げだったことをしり
そのひき逃げの犯人が、自分が恋心を抱いている男性であるという疑惑がうずまく
1巻は非常に切ないです
話の展開が徐々にパーツが組み合わさるため
切なさも愛おしさも募ります
寡黙な青年、守るために始めた柔道が
邪な心を恋する気持ちを逃がすために打ち込む姿も
切ない
暗いテーマですが、ヒコさんの絵柄で救われました
1巻だけでは、切な過ぎました
連載中はあまりの作品の暗さに、嫌な気分となり
読まなかった自分を叱りたい!
好きです、好きなんです。
でもこの作品、とても評価が難しい。
ちなみに二巻まで完読で再度一巻を見直しつつ書いています。
評価を付けるのならば「神」か「中立」のどちらか。
悩んだ末、一巻は「神」評価です。
義親子である透と克哉。
克哉の心情がストーリーを通じて
丁寧に描かれています。
透への想いの抑圧の仕方も
痛々しく切迫していて思わず読みながら顔が歪む。
透がとてもかわいらしくて、
克哉の思春期ならではの姿もとても美しいのに、
起こる感情は「萌え」ではありません。
そしてまた、日常が美しいほど、
真実を暴こうとした時の息苦しさが募る。
結構前に読んでおきながら
どうしてもレビューが出来ませんでした。
万人にはおススメしません。
切ないというより私は痛々しく感じたので。
ヒコさんの世界観が好きな方でも
ちょっと息苦しく感じるんじゃないだろうか。
ただ、シーンに挟み込む、モノローグの乗せ方はさすが。
それがこの痛みに一層拍車をかけているように思う。
この時点ではBLと言うよりも、
歪んだ家族愛とサスペンス色が強い作品だと
感じました。
自分の中でBLのベスト5に入ると思います。
いやあ、本当切ない。
最初は、普通の義理の息子×義理の父親の障壁の前でもだもだする話かなあと思っていたら、もっと悲しい話でした。
義理の親子関係も、全てを前提にしたエロも、どれも無駄だったりただの萌え要素ではなくて大きなストーリーで生かされている話に初めて会ったので、驚きました。
すごいよ!BL!
本当、BLはこういうお話が萌えの海に混じってるから侮れない!
※こちらは2巻まであります。
ぜひとも、2巻まで読んで下さい!!
2巻、号泣できます。泣けるBL作品!!!
「きみのお母さんは殺されたんだよ」
で、始まるストーリー。
それを知らない【攻め】伊藤克哉、
義理の父親【受け】伊藤透。
克哉は、ずっと義理の父親の透に片思いしているが、想いを伝えてしまったら、この関係も全てなくなってしまう。
言えずに、気持ちを隠して生きてきた。
シリアスな内容、血のつながらない親子という設定値、
話の展開、
どれをとっても、これは究極のBL作品です!!
読んで、後悔なし!!
何度も読み返したくなる一作です!