海野幸さんのレビュー一覧

理系の恋文教室 小説

海野幸  草間さかえ 

あり得ねー!と叫びそうな。

48才にもなって気弱過ぎなのに、教授という指導職を選んだ春井センセイに、
イライラして「アンタは乙女か!」とツッコミ入れつつ読んでました。
実は、願望丸出しのドリームでした〜(てへ☆)というオチなら納得できたんだけどなぁ。

伊瀬の方も、なんでセンセイを好きになったのか、全然わからないし。
自分にないモノに惹かれるところまでは理解できるけど、
普通はそれだけじゃ「イコール性欲」にならな…

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

何よりも、かわいすぎるでしょ♪

正直期待していなかったのですが、いや~つかまれました(笑)
何にって、座敷わらしのかわいさに!

千早は、妖怪として幼かったときの人間との思い出から、
座敷わらしになることを決意。
座敷わらしになるための修業に時間がかかり、
「わらし」というには、年をとってしまいました。
何とか座敷わらしとして、アパートに住みつくのですが、
そこに住人として引っ越してきたのが、大学院生の冬樹。

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

見事に先読みできたけど、それでも結構好き。

読む前は、タイトルからコメディかな、と思ったんですが、ほのぼので、かつ切ないストーリーでした。

私がもともとファンタジー好きで、数読んでるせいもあるのかもしれませんが、もう冒頭50ページくらいの山の話題が出た時点で、ラストまでの予想がついてしまって、しかも結局ほぼ想像した通りのストーリー展開でした。

ただ、だからがっかりというわけではなく、先が明らかに見えていても、丁寧な描写で飽きずに…

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八王子姫 小説

海野幸  ユキムラ 

なんとも微妙な・・・

別に女装がダメなわけじゃないんです。大歓迎!ってほどでもないんですけどね。その点この作品は、必然性という意味では十分理解できます。
ただ、どうも合わなかったんですよ。キャラクターの問題かな、やっぱり。

樋崎(攻)がどうしても好きになれませんでした。もともとS攻が嫌いだというのもありますが、それ以前になんとも掴みどころがないというのか、よくわからないキャラクターでした。
いきなりの変貌振…

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

座敷童が恋をしたなら

これを座敷童と言ってしまっても良いものかなんて設定の二十歳越えの座敷童さん。
それも狛犬さんを2頭従えてのご登場、妖怪としての能力よりも家事能力が高くて
まるで、ペットを連れてやって来た押しかけ女房見たいです(笑)

この受け様は妖怪の住む山での苛められっこで、昔人間の子供に助けられた事から
いつかその子に恩返しみたいに、幸せにしてあげたいと思った事から修業をして
ギリギリやっと座敷童…

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遅咲きの座敷わらし 小説

海野幸  鈴倉温 

座敷わらしというよりはお嫁さんに向いているw

海野さんの人外もの、”座敷わらし”ということで楽しみにしてました。
遅咲きと付いてるからには、きっとダメっこなのかな?なんてw
そういえば、その前は淫魔の駄目っ子で、その前は封印されちゃった狐でしたよね。
って、よく考えたら駄目っ子が多い!
ただ、読み始めてあああ、、、、これは、これは、、、
人間×妖怪である為に、きっとあるとは思いましたが、思った通りに全てが展開してしまって意外性が自分…

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純情ポルノ 小説

海野幸  二宮悦巳 

純情・・・

あとがきで作家さんが書かれてる通り、もうなんのてらいもなく直球の『王道』です。幼馴染みの再会もの。でも面白かったです。

しかし、これタイトルで損してるんじゃ・・・と思わなくもないですね。実際、『ポルノ』って直接的な単語が入ってると、ちょっと手に取るのをためらってしまうかも。中身は単に『職業・ポルノ作家(しかも童て・・・イヤイヤ)』ってだけで、逆にピュア~なくらいなんですけどね。とにかく、設…

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駄目ッ子インキュバス 小説

海野幸  琥狗ハヤテ 

続きがほしいようなほしくないような

 滴る美貌と魅力的な身体を持ちながら、冴えない性格とド下手なHでそれをまったく活かせない落ちこぼれインキュバスのタキ。
 料理上手になれば、モテると聞けば一生懸命料理をして尽くすけれど、それが返って仇となり、「所帯くさい」と言われてしまったり、Hの最中に寝られてしまったり、と人間界で失敗続きのタキ。
 人間界でダメならば! と今度は悪魔を誘惑すべく魔界でターゲットを探すことにする。
 たまた…

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駄目ッ子インキュバス 書下ろしSS 特典

イチャイチャ

魔界の大魔王様に謁見して、晴れて主役カップルの仲を許され、一連の大騒動が収まる方向へとむかう。
いろいろと嬉しくて、疲労困憊しつつも内心ではヘラヘラニヨニヨデレデレしているインキュバスな受け。
上級悪魔攻めであるクライブと、イチャイチャイチャイチャしつつ話が終わりました。相変わらずクライブも、ウブなインキュバスにメロメロ。
まさに犬も食わない状態だよ!
まあSSですしね~。
シアワセそうでなにより…

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駄目ッ子インキュバス 小説

海野幸  琥狗ハヤテ 

「エロ訓練」に期待しちゃダメ

落ちこぼれインキュバスが、最上級の悪魔と出会い、いろんないきさつがあって「最上級のインキュバス」になるための訓練をしてもらうことになる――
この冒頭のあらすじ説明で予想し、また期待するのは、9割がたエロ訓練だと思うんですが、そこに期待しちゃダメな作品です。
エロは極めて薄くて、ひたすら駄目インキュバスの駄目駄目っぷりや、優しい上位悪魔とのほんわかした日常やらが綴られるストーリー展開になります。あと…

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