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19/30(合計:295件)
恋煩シビト
マミィ。
ネタバレ
私は甘い話とハッピーエンドが好きなので、文字通り趣味じゃなかったです。 でも、恋煩シビトさんの独特な世界観とギリギリアウトなキャラとかが好きな人はたくさんの癖のあるキャラに会えて楽しめる一冊じゃないかな。 私みたいな王道好きは読んでいて顔をしかめたくなるのでおすすめしません。
にこあい
幼馴染みの友達と恋人の違いを揺れ動く三角関係の物語。三者の心情が1冊で上手に表現されています。 馳男と次郎は初めての変化に自身や相手の気持ちがわからず苦悩している。ハチは過去から両者の気持ちがわかり、愛し合う同性を求めている。「変わらない」はないのだ。変化を受け入れ、どう行動するか。ハチにほだされた馳男はメスと気づき関係の着地点を決める。「俺をこんな風にしやがって」。ヒトは他者を通さないと自…
宮原きの子
酷すぎて笑っちゃいました。 クロミが「好きになっちゃったんだもん」というのに 猫が「ニ゛ャーハッハッハッハッー!!」 って顔も妖怪のような恐ろしさ。 短編集だけど色んな愛の形があって面白かった。 「この頃はやりの男の娘」では先生にちょっと優しくされて先生を好きになってしまった山口が先生の為に女装しちゃう話。 セーラー服姿の山口みて先生も欲情しちゃいます。 この二人は将来が心配…
みみみ。
「溺れる」と非常に似て非なる作品で、こちらも恋煩シビトさんお得意のねじれた三角関係モノです。 ねじれ方はこちらの方がややこしい! 『なつの遊戯 美術室の秘密』 後藤という共通の人物を通して面識を持った二人(後藤に憧れる〔安部〕と、後藤の幼馴染み〔吉沢〕)のおかしな関係を描いた作品。 溺れるに比べると、こちらの二人の関係はだいぶんイタイ方向にねじれていて「そう来たか!」と。 25ページ…
これは完全女性目線で読んでこそ面白い♪ 女友達間でいつも一緒にいた友達に彼氏が出来て、親友をその男に取られたような気持ちになったことってきっと誰しもが経験あると思うんですけど、それを「女子より友達同士の距離感が近い男子グループに当てはめたら?」ってお話。 これぞ女子が大好きな生唾妄想って感じがします。 「THE 妄想」ですね! シビトさんテイストで描かれると一層萌えます。 仲良し四人…
これぞBLではなかろうかと。 自分の趣味がメインストリームから外れているのは百も承知ですが、これ読んだらそう言いたくなりました。 自分がなんでBLを読んでるかって言ったらこういうのが読みたいからに他ならなくて、 良かった凄く。 男同士+ヤクザという組み合わせの妙が作り出す二人の関係性が良いです。 反吐が出そうなほど苦々しく、その一方で二人の歪んだ結び付きにある種の羨ましさも覚えるよう…
hinahina
丸ごと一冊がひとつのストーリーでした。 大和の事を知らない右介だからこそ 何の偏見も持たずに極々普通の会話が成立。 しかも図書室で会うわけですから、不要な会話もきっと少ない。 偏見の無さと一緒にいるのに静かな時間。 それがとても穏やかで心地いいと、大和は感じてしまったんでしょうね。 そんな時間を経験してしまうと、 「組」という家族のリーダーとしての責任や 誰をも信用できない…
bonny
この作品はヤクザものという括りでいいんでしょうか。BL界隈でも確立されたジャンルという感じがしますが、その道に(も)暗いので、一つの設定舞台としてとらえました。 この作家さんは大変好きなのですが、最初読んだ時は、「?」という印象でした。でも、時間が経って、ふと思い出すシーンがあまりにもベタすぎて、しかも自分のベタすぎる感性にショックを受け、ガバっと飛び起きました。 「キスは一回もした事…
macy
独特な観点から物語を作り上げるのが恋煩シビトさんのおもしろいところ。 やくざの息子とその同級生(?)っていうところからスタートするのですが、やくざの息子は息子なりに今の自分の存在位置だったり、この先の事だったりを色々考えてる所に、右介に出会ったわけで。周りから恐れられている自分のことを全く知らず、友達として接してくれる彼に、これからの自分の人生を共有してもらおうと思ったのかと思います。無理矢…
あやちゅけ
短編集でした。 私は、王道と言われても やっぱりハッピーエンドが好きです。 バッドエンドや報われない物語は、やはり見てて 悲しいですし、キャラクターたちが可哀想でなりません。 この一冊にも ●ハッピーエンド ●アンハッピーエンド 2つがありました。 やはり私はハッピーエンドが好きなので、 その物語を中心にレビューしたいと思います。 ------------…