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一穂ミチ 松本ミーコハウス
bonny
ネタバレ
先生の作風でずっとこういうのが読みたかったのだと思いました。遂に求めていた作品が降りてきた、巡り逢えたという感じです。読んでいる最中も読み終わった後も、これ程充実感に満たされたことはありません。 かずさが高二の終わり、シングルマザーだった母親が木工作家の慎さんと結婚した。それから大学に進学して二年。義兄弟となった再婚相手の連れ子で同い年の葵の愛犬、「ハナさん」が死んでしまったことから物語が始…
楓花
4作品から5周年をお祝いする感じですね。 それぞれイラストや漫画が1ページ描かれています。 既読だったのは下記の2作品でした。 松本ミーコハウスさんの「美しい野菜」イラスト →ギューって抱きつかれながらほっぺたにチューされて照れ笑い浮かべてるのが幸せ可愛い♥ ためこうさんの「泥中の蓮」イラスト →2人とも幸せそう╰(*´︶`*)╯♡5匹のにゃんこに囲まれ(うち1匹は秋生の服の中…
松本ミーコハウス
ミナクオ
だなぁって思いながら読みました。 みんながみんな 相手のことを 優しく想っている。 やさしくて素敵なオムニバスでした。 どのカップルもよかったのですが、 自分的には村山×須藤の話 が一番好きでした。 村山の包容力にキュンときました。 須藤の気持ちを汲んで 涙をほろっと流してしまうところに 感激しました。 人のために泣けるなんて 優しいなぁって。 長髪にヒ…
迷宮のリコリス
後から購入することのいいところは一気に次の巻が読めることですね。 現実と理想の狭間で鬱屈を抱える太郎が、治樹とのSEXで解放されて行くのですが、エロモードじゃない時の太郎の覇気のない生活ぶりは、全然「清く正しく」は見えなくて、鬱屈抱えるほど清くもないよ?と思っていたのですが、この巻で太郎の「清さ」がわかって来ました! 小説家である太郎は彼の物語の中では、強く気高く自由でいられたのですね。 …
初めて読んだ松本ミーコハウス先生の作品です。評価が高いのは知っていましたが、表紙も絵柄も全然好みじゃないのでスルーしていました。2巻が電子化されたときに、なんとなーくまとめて購入。エロくてSMありという知識だけで読みました。 本を開いて3クリックでちょっと後悔。なんだこれ、この無精ひげで眼鏡のさえない男。黒髪眼鏡も髭も大好きなのに、太郎は見た目もゆるい、生きる気力もなさそうにだら~んと描…
絵柄が自分的に圏外だったのでスルーしていた作家様だったのですが『美しい野菜』の評判が良くて、なんとなく購入してみたら大変面白く、一気に気になる作家様になったところ、こちらをお勧めしていただいたので購入しました。 帯に書かれた「大丈夫、僕を全部あげるから」。全然大丈夫じゃない境遇なのに「大丈夫」って、恋ってすごい力を持っているんだな。そんな彼らの逃避行を、海辺の少年二人きりというシチュに憧れて…
らりたん
2巻まで読んで、かなりの満足感。 この満足感は何だろう。エロが濃厚だからかなぁ。 受けの太朗さん31才の過去に、2巻で焦点があたる場面がありました。 太郎さんは、教師の父親に厳しく育てられ、優等生として学校生活を過ごした。友達は少なく、人付き合いは得意でなかったものの、生徒会に入ったことで、教師や先輩に庇ってもらえる立場を得ることができた。また、もともと父親の影響で文学が好きで、高校生か…
渡海奈穂 松本ミーコハウス
マキヲ
CDを聴いて、気になったので原作を読みました。原作とCDを比較してどうこう思う派ではないのですが、これはCDのほうが面白いと感じました。とは言え、二人の心情がより深く分かる描写もあり、読んで良かったです。 元高校球児二人の物語ですが、野球じゃなくて別のスポーツでも…もっと言うとスポーツじゃなくて主人公の過去のトラウマになりうる対象なら何にでもコンバートできそうな展開が主軸なので、ド真ん中の体…
以前から思い出せなくてアレなんだったっけ?と、ずーっと悶々としていた作品でした。(『美しい野菜』効果。)とにかく逃避行のエピソードが強烈に印象的で、最近読み返してこんなに痛々しいお話だったんだと、ちょっと辛くなりました。目を覆いたい部分の記憶を進んで消していたのかもしれません。 同じ高校で同学年の司と千歳。二人ともそれぞれ家庭に事情がある。司の好意に気づいた千歳がセックスするために司を家に呼…
みみみ。
1巻では匂わせつつもまだうっすらだったここのレーベル独特の流儀がいよいよ分かりやすく発揮されてて、1巻以上に面白かったです。 忘れてましたけど、治樹(攻)はMの太郎さんに合わせてS役をしているだけで、元よりSな訳ではないんでしたね。 太郎さんだけでなく、そんな治樹の内面までもがじわりじわりと暴かれてる巻でした。 とりあえず言えることは、太郎さんの色気がハンパないです。 やっばいこれ…