梨とりこさんのレビュー一覧

信じてないからキスをして 小説

火崎勇  梨とりこ 

刑事×検事


奔放で男臭い刑事の攻め・加倉井とクールビューティーな検事の受け・千条

最初のイメージはそんな感じだったのですが読み進めていく内に受け攻め共に印象はがらっと変わりました1

最初は自分を「美人さん」とからかってくる加倉井に苦手意識を感じていた千条。
そう、嫌って冷たい態度をとる位しそうな印象だったのに千条はあくまで「苦手」なだけで、むだに加倉井に噛みついたりはしないんです

眼鏡で綺麗な受けとい...

2

涙の中を歩いてる 小説

水原とほる  梨とりこ 

なんとも普通の子が靴を舐めるまでに成長するとは!

健気受け炸裂な作品でした。

健気なんですが自分の思いにまっすぐな子という印象でした。
ただウジウジと待って受身でいるのではなく、こうしたいと思ったらなんとしてでも頑張る姿もあるし、読んでいてここまでやりきろうとするのはある意味、清々しい気持ちにもなりました。

乙女的見た目・思考の持ち主と描かれていますが、自分の気持ちに正直に突っ走り、泣いたり縋ったり攻めの靴を舐めたり相手の職場まで押…

7

華陰の悪魔 小説

水月真兎  梨とりこ 

BLヤクザはファンタジーらしいです(^^)

とんでもない人物ですな三代目。
人を殺すのに躊躇のかけらも何も無い?!
(でも確かに言い分は通ってるか?!)
それを止めることのできる唯一の人物・春臣。

人間離れしたキラが春臣だけ見せる部分は本当に可愛く思う。
春臣に叱られる姿は母親に怒られる子供のよう(笑)
そして春臣、漢な部分とヘタレな部分のギャップが面白い!!
キラに迫られ純情な部分丸出しなくせに、
キラを守るために見せ…

0

凍える吐息 小説

和泉桂  梨とりこ 

俺のところまで堕ちてこい

前作のバロックで主人公達の手助けをした、非常にきになる詐欺師と貴族の御曹司弁護士カプのお話。
実は前作主人公よりこちらが気になっていておりましたので待望の、、ということになるのでしょうか。
前作の以前、出会いからの話になるみたいですね。
二段組みの分厚い本に、諸事情で一気読み出来なかった為に、行きつ戻りつして読み終わるのに大変時間がかかってしまいました。
実はそれが、この作品の評価に大変影…

4

甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

まっすぐ

既読してかなり時間を経ています。作品読んですぐレビュー書いた時と、時間を経てレビュー書くとじゃ評価が変わっちゃうことが多い私ですが、この作品に関しては変わりません。文句なしの「神」です。健気な受け、性格に難有りの攻めはたまらなく大好物。義月さんの作品の中では一番好きな作品です。

主役2人の関係は主従関係。ヤクザの組長の息子であり、IT会社の社長である霧島隆俊とその組のヤクザの吉野一葉。
一…

4

凍える吐息 小説

和泉桂  梨とりこ 

本質似た者同士

伯爵家の妾腹の子ながら長子の受け様と悪人と言われる徒党が
集まるバロックでも有名な詐欺師の攻め様との駆け引きめいた
愛憎劇的なストーリーでした。
一般的な恋や愛とは一味違う今作品の二人、甘いだけが恋愛じゃ
ないみたいな設定で読み応え抜群の厚さでしたねぇ~
出会いは詐欺師として仕事をしている最中に受け様が
詐欺行為を暴く形で出会うのです。
それがまさにこれから続く恒久的な互いへの執着的…

5

凍える吐息 小説

和泉桂  梨とりこ 

詐欺師と御曹司の駆け引き

鬼畜眼鏡な天才詐欺師の桐谷と、プライドの高い御曹司の侑生の駆け引きです。
2段組で読み応えがあり、一気に読み終えました。

桐谷は自分の仕事を正義感の強い侑生に邪魔されたことで彼に興味を持ち、いつか仲間に引き入れようとします。
そのために侑生に近づき、あの手この手で画策するのですが、侑生もただのお坊ちゃんではないので、次第に反撃するようになります。
この二人の駆け引きと力関係が面白かった…

4

傷つかないからキスをして 小説

火崎勇  梨とりこ 

旅先での殺人事件

今回は口が悪く不真面目な態度の捜査一課の刑事と
美人なのに堅物と言われる検察庁の検事のお話です。

休暇先の温泉街で遭遇した殺人事件の真相解決と
二人の日常を綴った番外編3本収録しています。

事件を捜査し、犯人を逮捕するのは警察でも
その犯人を裁判にかけるかを決めるのは検察。

なので、
警察と検察に属する人間が親しくなることは
良い事では無いのですが

ある事件をき…

3

幾千もの夜の秘めごと 小説

華藤えれな  梨とりこ 

静かすぎる物語。

華藤さんのアラブものです。
というとちょっと違うかな?
アラブはアラブだけど、王道アラブなノリではなく。
むしろ、幼馴染みの再会モノ、身分違い、擦れ違い的な。

その昔、中東の産油国アムランで、兄弟のように育てられた王子イドリスと惺。
しかし、ある陰謀によってイドリスに怪我を負わせることとなった惺は国外追放となった。
それから、8年。
淡い想いを抱き続けたイドリスから護衛を命じられ…

0

後にも先にも 小説

中原一也  梨とりこ 

ん~・・

タイトルも設定も好きなんだけど、いかんせん萌えず
ぱらぱらっと流し読みにしてしまいました(´Д`。)グスン
ほかの方の評価を見る限り、もっと評価でそうなので読み返すべきか否か。
ただ、探偵とか刑事とか事件とか。
読まず嫌い含め~あんまり得意ではなく、あまつさえ
「好き」へ向かう道のりがわりと事件をはさんだことで薄かったな~という印象でした。ん~・・・・

バツイチ子持ち。
男女関…

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