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57/70(合計:699件)
つばき深玲 兼守美行
はるぽん
ネタバレ
江戸が終わって間もなくの時代。鬼と幼なじみとして育ったため、鬼に対して悪感情を持っていなかった受け。その受けが住む村に鬼が出ます。その鬼を退治するため、帝都から鬼斬りと呼ばれる討伐隊が派遣されてきた、というのが物語の始まりです。 神職として神社で仕事をしている受けは、山で悪鬼と呼ばれる悪い鬼に出会い、鬼の「印」をつけられてしまいます。その「印」をつけられた人間は、匂いで雄を引き寄せ、男に抱かれ続…
夏乃穂足 兼守美行
かん衛門
題名から、どんな親父が・・・と本屋で背表紙を見てドキドキしたのですが、とっても(中身が)可愛いおじさんでした。 外見だって、七三分けだけどあまり加齢臭はしませんし、オジサマを期待すると、ちょっと違う感じです。 読んでいて39歳だってことを忘れてしまうような、ちょっと天然の・・・お兄さんとは呼べないから、やっぱりオジサンなのかしら?(笑)地味だけどとても内面が魅力的な受でした。 「便利屋『…
西野花 兼守美行
snowmoonflower
取り合うんじゃなく仲良し兄弟で共有するタイプの複数ものです 鷹揚な紳士でトレーダーの長男(表紙右の黒髪) 芸術家肌で小説家の次男(表紙上のウェーブヘア) 今どきの子っぽいプログラマーの三男(表紙左の茶髪)で4P 年齢は30代半ば~20歳過ぎまで (受は21歳) オレ様系がいないのはよかったかな 流れは複数→個別Hで心を通わせる→再度複数という複数モノの定番?展開 あとがきの「遊ん…
宮緒葵 兼守美行
mayuta
「愛犬志願」の続編です。 篝(かがり)と禍神・紅雪の主従関係がメインですが、前作で闇落ちした神支那家にも決着がつきます。 受けと攻めの気持ちのすれ違い(勘違いとか暴走)や、攻めの成長などが楽しめたので、前作カプよりも紅雪と篝のほうが好きかもしれません。 ハンサム風ドS×ツンデレ女王様というカップリングもとても新鮮でした。 篝は見た目的にもあまり見ないような気がします。ほんのり香る和風ゴ…
妖怪を調伏し、その霊力を利用する”犬神使い”として富を築いてきた神支那家。 長男の旭は生まれつき霊力が高く、神支那家の跡取りとして育てられていましが、6歳の時に霊力が衰えその資格がはく奪されてしまいます。 高校卒業と同時に実家を追い出された旭は自立し、下位妖怪の行光(表紙の犬)と共に探偵事務所で細々と生活を送っていました。 そこに「お帰りなさいませ、わが君」と出迎える怪しい男が表れて… と…
拓海
初読み作家さんでしたが、『鬼』に惹かれて手に取りました。世界観に引き込まれて、ハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。純愛モノの和風ファンタジーです。予想しなかった展開に、萌えてキュンキュンしました。 時代は、江戸から明正に元号が変わって数年経った頃。悪鬼が人間を襲うようになり、『鬼討伐隊』が組織されているような世の中です。 そんな時代に、神社の神職として働いているのが千景です。…
snowblack
前作『愛犬志願』で、旭に救われた麗しの犬神・江雪。 まともそうな人(犬?)に見えた江雪だったが、 なんのなんの安綱に負けない暴走変態犬でしたww 神支那家の末席に連なる篝、17歳。 かつて無情にも両親を使い捨てにされ見捨てられた恨みを晴らすべく たった一人、いやいや一人と二匹で、犬神使いとして生きてきた。 仇は神支那本家。 後継の律が禍神・江雪に逃げられて、 篝はチャン…
佐々木禎子 兼守美行
御影
音楽クリエーター基とやくざの清瀬のお話です。虫取り網を手にしていた基の元に、基が全く知らない男、清瀬が現れ、清瀬はいきなり家捜ししていくのです。 清瀬は基の親友であるジャーナリストの桜庭が送った「鍵」を探しに来たのですが、基もそんなに簡単に鍵を渡すほどお人好しではありません。 基はしっかりしているより、だらしのない人のほうが好みなのだそうですが、清瀬は結構しっかりしていそうな感じがし…
渡海奈穂 兼守美行
みんく
健気で一途過ぎるケモケモ理也くんは最強に可愛いです。 東吾の優しさや温もりに思慕を募らせて、東吾の為だけにありたいと願う理也が本当に可愛くて切なくてキュンとしてしまいます。 狐使いとその家に仕え暗躍する狐達、使役する側とされる側にはやはり蟠りや均衡のとれない存在価値があって、それを考えると心が痛みます。 無理矢理にそれを強いるとなれば尚更、切ない。 悪役的存在の狐も実は可哀想な立場なんじゃ…
水原とほる 兼守美行
M+M
題名やイラストで分かるでしょ?ってことかもしれませんが、スピンオフならまだしも、続編ならあらすじに書いてて欲しかったです。前作と内容がリンクした続編でしたし。と気づくのに時間がかかった文句をまず言う(笑) 前作がちょっと物足りない終わり方だったのですが、今作品ですっきり完結しました。2冊で1つと言っても良いくらいです。前作を読んだ方は是非! 前作同様、礼一(受け)目線です。本庁に戻った…