成瀬かのさんのレビュー一覧

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

かかあ殿下のファンタジーもの

事故にあい死んでいく運命だった桜貴が異国(シン国)へと召喚される。
そこでは花嫁を得るべくダリア国から王が来ていたのですが
召喚されたのは顔も体もボロボロの人間
それも男…
ダリア王は憤慨しますが神託は変えられず、しぶしぶ自国へ連れ帰るのです。

このダリア国、今でさえ強国で恐れられているのですが
昔は小国で他の国に攻められるのを防ぐ為に
姉を人質として花嫁と出すのです。
が、姉…

3

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

表紙が性格を物語っている

表紙の2人の表情が、2人の性格を表現しているように感じます。
受がなかなかなキャラクターをしているのが、面白いです。
アラブ作品ぽいのですが、受のキャラクターが良かったです。
誘い受なのですが、相当な奔放さ!

気づいたら異界に飛ばされ、王の花嫁になるように定められた桜貴。
王、冬宗は、男の花嫁をあてがわれたことに腹が立って仕方がない。
しかし、酔っぱらった桜貴に乗っかられ、エチをし…

3

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

シスコン王と淫乱男前の花嫁

同人誌発表された作品に書下ろしの短編を付けての新書発売、大好きなファンタジーで
とても嬉しい作品になりました。
既刊の「竜王は花嫁の虜」関連の作品と共にwebで別サイトでアップされてもいた事もあり、
ファンには記憶にある作品だと思うのですが、/傲岸不遜な王×プー なんて感じだったけど
こうして1冊でガッチリ読めると楽しさ倍増、やっぱり紙媒体の作品はいいです。

本気の恋なんてしたことも…

3

俺はくまちゃん 小説

成瀬かの  友江ふみ 

不気味だけど面白い

高校生の攻め視点で、テンポ良くお話は進みます。

受けがくまちゃんにかけた「おまじない」のせいで、
攻めの睡眠中は、攻めの視線がくまちゃんから見た光景になるところが面白かった。
くまちゃんは受けの部屋に置いてあるので、受けのプライベートが丸見えなのです。
受けの自分に対する執着ぶりとか、一途なところとかが見たくもないのに見えてしまって、
攻めの心の叫びや、おバカな受けに対するツッコミが…

2

異界の王 小説

成瀬かの  鳶谷あい 

めちゃ男前嫁でした

成瀬さんの同人作品の商業化ですね。
実は花嫁モノだったので、しかもファンタジー設定で、いくら好き作家さんでも・・・と地雷が爆発したら怖いな~と恐る恐る手にとった本でした。
しかし。。。
今まで嫁モノで男前受け嫁はありましたが、ここまで奔放(エッチ)で強い(何と言ってもK-1に憧れて格闘技をやっていたと言う設定)男嫁が登場している作品は少ないですので、これなら許せると全くの無問題でありました!…

4

俺はくまちゃん 小説

成瀬かの  友江ふみ 

くまちゃんw

終わりよければ全てよしという感じは否めませんが
最終的に、二人が幸せならそれでいいのかなと思えるお話でした( ̄◇ ̄;)
なんというか、、、ね!絵柄がかわいいだけにwという気もします。

学校一の美少年に告白をされてしまった攻。
もちろんかわいいとは思うけれども、なんといっても性別の垣根ってあるじゃないですか。
いくら可愛くても男は無理っしょ。
と、最初から告白の返事は「NO」けれども…

3

竜王は花嫁の虜 小説

成瀬かの  宮城とおこ 

異世界ファンタジー

全ての人生に疲れ、遠くに行きたい…いや消えてしまいたい、と思いながらカフェにいた受け様の前に1人の初老の男性が現れます。
無理やり薬を飲ませ、突如異世界の上空に放り出されます。
急降下しながら多数のドラゴンに狙われ奇跡的に直撃を免れても、今度は魔物に襲われます。
ジェットコースターのような展開に一気に話に引き込まれました。

異世界もの大好きです。
しかもドラゴン。
常に受け様の傍ら…

3

竜王は花嫁の虜 コミコミスタジオオリジナル特典番外編小冊子 特典

竜王様の嫁になったあとのお話

蜜月中の2人ですが受様・蒼が倉庫の整理に没頭してしまい相手をしてくれないことに
腹をたてる攻様・ヴァルトス様ですが・・・
あまい小冊子に仕上がっております。イチャもありです!
こちらでは蒼が小竜に大事な所を甘噛みされるやら、舐められるやらでヴァルトス様の
変態プレイにも拍車がかかってきております。
蜜月中の竜族は嫁とずっとイチャイチャして過ごすらしいので嫁になったあとの続編とか
読んで…

1

竜王は花嫁の虜 小説

成瀬かの  宮城とおこ 

受様・・・小竜の尻尾挿入れられちゃうとは!

『僕の悪魔』で大好きになった成瀬先生ですがこの度は好物の人外ものを書いてくださり。
久しぶりにちょっと甘い感じのお話が読めたかな。
1千年も眠っていた竜王様を目覚めさす為に異世界へと連れてこられた受様ですが
竜のオスが大好きな匂いをぷんぷんさせている為にも~もてもてです。
実はこの匂いにも秘密があるのですが・・・
(この匂いのおかげで竜王の自分に対しても気持ちも素直に受け入れなかったり)…

0

若と馬鹿犬 小説

成瀬かの  海老原由里 

馬鹿犬だが

ワンコじゃない。

ヤクザの世界を舞台にした下克上物ではあるけれど、
このお話の肝は、
誰かに愛されるってことを知らず、自分の感情を総て押し殺して、ちゃんとした感情を持たないまま生きていた朗が、
ただ一度、ほんの数日世話をしてくれた御門に再会して、
最初は、ごちそうを前にした犬が、欲望のままにただ貪り付いていたのが、
徐々に「待て」を覚えて、
そうしながら、さまざまな感情を、だんだ…

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