total review:296673today:19
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
54/58(合計:573件)
鳩村衣杏 エンゾウ
Krovopizza
ネタバレ
はじめに断っておくと、 本書は一般的に言う「BL」とは少し毛色の違うお話です。 主人公は同性愛者で、元恋人や想い人もいるが 男性との具体的な絡みは登場しない。 あとがきにあったように、 「ホモセクシャルとホモソーシャルの狭間」の物語であり 主人公が、肉体的欲望を越えたところで 目の前の人々をどう愛し、どのように関わっていくかという 精神的なテーマを、ミステリに絡めて描いた作品で…
茶鬼
匂坂サイドのお話があるといいな~とおもっていたのですが、書き下ろしペーパーは執事である五十嵐サイドのお話でした。 男爵家に住み込みで働く両親の姿を見て育った五十嵐は自然な流れで高等小学校を卒業後、同じように使用人として働き、成人してからは当主の男爵の書生として忙しい日々を過ごしている。 まだ匂坂が中学生だった時の五十嵐とのやり取り。 ケンカして帰ってきた志重に注意する五十嵐と反発する志重…
鳩村衣杏さん初Hollyノベルスは、今までの作品とがらっと趣向の変わった実に奥深く味わい深い作品でした。 この話の意図するところ、帯の言葉「性愛を超えたい、超えた場所に辿り付きたい」は、男同志独特の友情以上恋人未満の、我々がそこから萌えと妄想を見出す根源の関係なのかもしれないと、それを描いた作品になっていたと思います。 なので、通常の恋愛モノを期待してしまうと肩すかしをくらう部分があるかもしれ…
エンゾウ
咲人
エンゾウさん初コミックにして初読みした作品です。 手堅い萌えを感じた一冊でした。 正直言うと色々な作品とデジャブ起こしてしまった内容でしたが、別にそれがどうということもなく。 それどころか、二次のほうまでチラチラしてしまって。 二次だとキャラ萌えが付随された状態でのアレコレになりますが、その手法をかなり感じました。 この作品に某キャラを当てはめるとメーター突き抜ける!と思いながら読み…
人に感心のなかった羽賀が安藤のことばっかり気にしてて、 感情をかき乱されている様子にとっても萌えました! 最初に安藤から刷り込まれたものは友情というより、 本当は恋人に求めるものに近かったのだろうと思います。 「お互いを知り合う」という段階のアレコレを今まできちんとやってこなかった羽賀に、 安藤がはじめてその領域に入ってきた人だったんだろうと思います。 初めて刷り込まれたものは羽賀…
やっぱり何事もまずはお友達からですよね!(個人的推奨) 匂い系なお友達関係にも相当萌えてしまうタチなのでタイトルからしてやばかったですね~ そんなわけでノンケ好きセンサーに引っかかったので購入した本でした。 スタイリストの安藤と、その同僚で人間的にアレな羽賀が、無理矢理お友達になるというお話。 安藤のほうが世話好きで、羽賀に友達がいなくて、コミュニケーションの取り方がおかしいのを直して…
東雲月虹
1巻で「きちゃったよコレ!人嫌いで無愛想で感覚ズレてる妙なヤツ!」と かなり一(はじめ)にツボったのですが その兄の堅物・真面目・眼鏡な真ーーー!! 真に想いを寄せる部下の水沢がどツボの年下健気ワンコ攻めで 正直、達緒×一より萌えた……。 普通は、兄に対して何をしても敵わないコンプレックスって感じですけれども この度は見目も良く、何でもこなしてしまう弟に対して 兄が…という、かな…
もこ
BL漫画で気持ちよくなけたのはなんだか久しぶりな気がします。 なんだろうね、何がいって、焦らしもそうなのですが 自分の気持ちを押し込めたその感情がダイレクトに伝わるからなのであります。 ほら、片思いの方が楽しいっていうじゃないですか。 嬉しいも楽しいも悲しいも好きも伝えられないもどかしさ。 こらえるほどに沸き立つ胸の衝動 心のなかでうずまくスパイラル! その衝動がどうにももどかしく思…
2巻の表紙に一目惚れしたのはいいものの、「2」ってなにさ・・ と、お取り寄せさせていただきました(*゚▽゚*)ノシ や~ww満足満腹しゅらしゅしゅしゅぅwwww 久しぶりになんだかいい作品よみましたわ。好きです。 なんていうかな、個人的なことで申し訳ないのだけれど 非BLな某アニメの二人を見た目も性格も彷彿とさせてくれまして それだけで萌評価少し高めですww好みの問題 顔は綺麗な…
カイ
1巻で喧嘩別れみたいになってた2人。 ギクシャクとしたままの状態が嫌で 自分の気持ちは押し殺して、安藤のほうから「告白はなかった事に…」宣言。 そしてまた友達が始まるのですが、無防備な一の態度が安藤には辛い。 (読んるこっちも切なくなるくらいです) そんな時、週刊誌に一と女優の記事がスッパ抜かれて!! それを見た安藤は勿論テンション↓なんですが 一の方にも何やら違う感情が安藤…