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夕映月子 みずかねりょう
snowblack
ネタバレ
山を舞台に描かれたデビュー作『天国に手が届く』で すっかり魅せられた作者の、2009年雑誌デビュー作とのこと。 これも山の話と噂で聞いて読んでみたいと思っていたのだが、 この度加筆修正され、出版。 * * * 北アルプスの麓で母と家業のホテル L'hotel de la Montagneを営む梓。 彼に想いを寄せる年下の穂高は、 セミプロの…
夕映月子 まさお三月
すみれ0401
ご当地もの! とりわけ京都を舞台にした作品が読みたい!と検索して見つけたのがこの作品でした。 古書店が舞台と言うレトロっぽい雰囲気にも魅かれて読み始めたのですが、私の苦手なタイプの受け様で、残念ながら私には合いませんでした。 とても勝手ながら、私は受け様には純(ピュア)でいて欲しいタイプで・・・。体の欲求は適当に発散している・・・というのがダメだったりします。 今回の受け様はそんなタイ…
夕映月子 周防佑未
傲岸不遜な御曹司の江神と、ハーフのプロダンサー安里。 デビュー作の『天国に手が届く』ですっかり魅了された夕映さんの4作目。 今度は前作からのインターバルも短く登場。 華やかな舞踏会、ハーフの双子、名家の子弟ばかり集まる大学の社交クラブ、 などなど、昭和の少女漫画か?と突っ込みたくなるような王道ネタ。 筆者曰く「脱地味」を目指したそうだが、はい、キラキラな世界観でしたよ。 御…
Krovopizza
外交官の父とフランス人ダンス教師の母のあいだに生まれ 双子の姉をパートナーにプロダンサーをやっている杏里(受)。 今は日本の大学に通う彼が、母や姉と一緒に 名門私大の社交ダンス部でレッスンを行うことに。 部員たちのダンスへの無関心、 部員の一人・江神(攻)の傲慢な態度。 それらを持ち前の機転で乗り切るうち 江神の不器用で意外と優しい一面を知り…。 本書の魅力はやはり杏里(受…
茶鬼
登山、歳の差2作、と来て今作は ええー!これが夕映月子さん!?と思うほどにキラキラして、甘くて、 あとがきに”脱地味”なんて書かれてましたが(笑)ハイ、確かに脱地味できてましたよ~♪ でも、ぴったり凹凸がはまる感じのとても良いカプが主人公のお話に思わず引き込まれました! やっぱり夕映さん作品、好きだなぁ☆☆☆ 思わずドキワクしちゃったよ。 幼い頃外交官の父親に連れて行かれたお城で…
麗音
年下攻めは好きなほうではないのですが、この作品はとてもよかったです。 年下くんが一生懸命で一途に思い続け若者らしい元気さが好ましかったです。 作者は京都が好きで移り住んだそうで、京都の生活や古都に残る行事の様子がよく描かれていてなんだか懐かしいような不思議な空気感が伝わります。 小学生の颯馬が一目惚れしたきれいな大学生が伊織。 おませさんだね~とおもったら、伊織のほうも小学生の時に…
キリヱ
京都と年上美人受けとまさおさんの挿絵に惹かれて、購入しました。 あたりでした! 京都と年上受け好きな方には迷わずお薦め致します。 個人的にはもう少し受けが穏やかで優しくて、攻めが天然だったら神でしたが、まあこれはこれでいいかと。 特にすごい盛り上がりがある訳ではないですが、二人の心情が丁寧に描かれていて、とても読みやすい一作でした。 そして、やはり年上受けはまさおさんの絵が似合う…
夕映月子 三池ろむこ
ココナッツ
夕映さんの作品を読むのは二冊目です。 本編は受けの一人称、書き下ろし作は攻めの一人称です。 受けの宮下は経済学部の学生で、大学受験用の進学塾でアルバイトしています。 友人への片想い歴、一年半のゲイ。 攻めは、医学部受験のために宮下に個別指導を受けることとなった、大学職員として働く日下部。 ゲイであることは仕方ないと自分でも思う宮下。 しかし、片想いにドキドキしたり切…
大学卒業を控え卒論も大詰めの11月、 颯馬が大学から帰って一葉堂に顔を出すと、伊織は珍しく固めの洋装。 艶っぽい姿にはしゃいで写真を撮っていると、 「ちょお、つきおてや」と連れ出される。 連れて行かれた先は、老舗のテーラー。 颯馬に、上質なスーツを誂えてやる伊織。 馴染みの和食やで一息ついて、 「なんで突然スーツなの?」と訊ねてみる。 卒業祝い兼就職祝い、ということだけれど…
デビュー作『天国に手が届く』が素晴らしくて、 個人的に注目している夕映月子さんの3作目。 1年〜1年半に一作、ゆっくりのペースで作品を発表されている。 本作は、匂いや音を感じさせる京都の情景や空気が素晴らしく、 素直になれないイケズな美形、伊織のキャラクターも大変好み。 丁寧に描かれたやりとりや心情にはちゃんとリアリティもあり、 ストーリーも無理なくすいすい読めて、とても心地よく読…