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15/17(合計:167件)
文善やよひ
ふばば
ネタバレ
美しくて、哀しくて、切なくて、甘くて。 一切の手抜きなしの作画、全編カラーで読みたいくらい作り込まれたツァイホンの造形、虹の羽根だけでなく衣装や宝飾品、また屋敷の天井や調度品も凄く凝っています! そして何より設定が素晴らしいじゃありませんか。粗筋を読んだら絶対興味が湧きますよ、これは。 実際読んでみると、膨らみきった期待も裏切られることなく充足感を味わえます。迷っている方、何も迷う必要は…
弥七
前半の、派手なジェンもたいそう美しいのですが、最後の姿がもう!!!! いいものを読みました。何度も読み返してます。
Hinana
独特の世界観が美しいファンタジー作品。 それぞれの孤独や愛情を求めてやまない性が滲み出るようなお話で、人は1人では生きれないということを感じさせてくれます。 BLじゃなくても成り立ちそうな綺麗なお話でした。 ツンデレな受けが可愛かったです。 昔読んだ毒姫という作品を思い出しました。 その作品は悲しい終わり方だったような気がするのですが、この作品はハッピーエンドで報われたような気がします。…
みみみ。
ハッとするような美しい色使いの表紙の印象そのままに、出来ることなら全ページカラーで読みたいくらいに、紙面から色が溢れ出してくる1冊でした。 古来中国にいたとされる毒羽の鳥「鴆(チン)」をモデルにした鳥人モノ。 美しい羽根を誇りとして生きる鴆(ジェン)という鳥人と、美しい鴆を育て上げることを生業にする鴆飼(ジェンスー)だった男の物語です。 美麗な絵柄と、萌えが分かりやすく詰まったBLとして…
江名
すでに素敵なレビューがたくさんあるので、 書くのは躊躇していたのですが、友人に貸す前に…と再読をしましたら、 その素晴らしさに書きたい気持ちが溢れてきてしまいました。 改めて読んでも、 強力な毒を体に取り込むことで、より鮮やかで美しい羽根を纏う、 鴆という妖鳥のツァイホン(受け・表紙左)、 その美しさと魅力が、モノクロの絵から十分過ぎるほどに伝わってきて、 文善さんの画力の高さに…
ネコス
人外やファンタジーは苦手意識を持っていましたが、文善先生の世界に触れてからはまりました! 綺麗な綺麗なツァイホンは高慢に見せて切ない。フェイは強靱に見せて優しい。切なくて温かく、何度読んでも満足のため息が出るお話です。大好き。
かつら
作家さんのインタビュー記事を読んでの購入でした。 もう何回読み返したか。そして読むのは必ず寝る前。 正直な話、最初の方のツァイホンは好みではなく、記事の中でも全然印象が違うこの子の本質はどっちなんだ、と読み始めは戦々恐々でした。ハマるかハマらないかのどっちかだな、と。 複雑なお話です。複雑ですけど難しいわけではない。切ないけれど、優しいお話だと思うのです。 キーパーソンはフェイ…
もこ
ぼろ泣き(´;ω;`)ぶわっ 可愛い、可愛すぎるの。 不遜でプライドが高い。 何より美しい羽根を誇りに生きる獣人。 しかし凶暴が故になかなか飼いならせる人がいない。 そんな獣人を飼いならすことを生業にした兄が死に、 その兄を殺した獣人・ツァイホンと出会ったフェイ。 もう獣人を飼うことはないと決めていた。 けれどそれはツァイホンとの出会いで変化していく~なお話。 また、ツァイホ…
snowblack
麗しい表紙に惹かれて手に取ったのだが、まず設定がすごく面白い。 国一番の美しい羽を持つ怪鳥(鴆)のツァイホンと その毒で兄を殺された将軍・フェイのお話。 (ツァイホンは漢字で書くとおそらく彩虹、フェイは飛ですね。) 毒が強ければ強いほど美しい羽となる鴆の 身の内に猛毒を抱えることによって、誰とも触れ合えない切なさ。 しかも精を放つことによって毒が薄まって苦痛が訪れるという禁忌。 …
粉雪
鮮やかで美し過ぎる表紙に魅せられて購入を即決意。 緻密で繊細な中の絵も鮮やかな色を思わせるような美しさで、表紙に偽りなし! 人外でファンタジーという馴染みのない世界観でありながら、とても読みやすく引き込まれるストーリー展開に、私満足し過ぎて読み終わった瞬間に心地よい脱力を覚えました。 いやぁ、面白かった!! 2015年最後に購入した作品ですが、最後を締めくくるのに相応しい素敵な作品でした!…