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野原滋 香林セージ
茶鬼
ネタバレ
記憶喪失モノですが、とても解りやすいシンプルなものでした。 タウンマネージメントをする建築会社のヤリ手の社長・朝倉とセフレ関係のある秘書の椎名。 この朝倉が過労からくる頭痛発作で倒れた時に頭を打ち、”全生活史健忘症”という過去の総ての記憶を失う記憶喪失になってしまったのでした。 ちょうど情事の直後のホテルから病院へ運ばれた為に二人は恋人という事になっている。 「君は誰?」と椎名に聞く朝…
野原滋 三池ろむこ
marun
とっても魅力的な主役キャラ、個人的には大好きな二人です。 攻めキャラ浅海は人材派遣の特別企画室室長なんて大層な肩書があるのに 涙もろくて人情家、若かりし頃は狂犬と呼ばれるほどやんちゃだったし、 プロボクサーにスカウトされるくらい腕っぷしが強かったりする男。 そしてその会社に依頼人として出向くのが受けになる個人IT事業家の浩。 見た目もスタイルもオドオドしていて無口かと思えばネガティブ…
なかなかテンポよく、キャラクターの性格もとてもよく出ていて、展開のまとまり具合が程良い感じ。 決してこじんまりではなく、面倒見の良い人情派×ネガティブ男の組み合わせとキャラクターを楽しめちゃう1冊でした。 その体格から何かと絡まれ、人情に篤いことから慕われて頼りにされて、いつの間にかついたあだ名が「浦安の狂犬」 その腕っぷしの強さからボクシングにスカウトされるが、さる事情により現在の人材…
野原滋 鈴倉温
テンション高めでコミカルなスタートと思われた作品が徐々にその色を変え コミカルから切なさを感じさせる展開になり、後半では主人公の直樹が明るくて 素直でおバカ過ぎるからその身に受けたシリアスな展開に度肝を抜かれ、 展開にアップダウンがあるから余計に直樹の身に降りかかった肉体的な痛さに 思わず止めて~なんて思ってしまう内容で怖かった。 これがきっとPTSDになる出来事なんだろうと思わず真面目…
この作品、新人賞に投稿して小説花丸に参考掲載されたものを加筆修正した作品だそうです。 アイドルの身代わりモノという漠然とした前情報だけで読み始め、きっと頑張っていくうちにマネージャーとの間に愛情が芽生える話なんだろうな~というちょっぴり不安も持ちながら読み進めたのですが・・・ おおー! 一筋縄でいかない展開とクライマックス、そして何より主人公のキャラクターにキュンしてしまった(不覚にも)頑張…
野原滋 雨森ジジ
NKB59
こんな攻め、初めてですね(笑) 最初はねー、なにこいつ!?って、思いましたけど。読み進めてくうちに、なんかもう愉快になっちゃいましたね(笑) 読み終わってから数日たちますが、いまだにアメリカに旅立つときの雄叫びが忘れられません(笑)強烈だったなぁ…。 ひとつだけ、受け入れられなかったのは、祐一が亡くなったときに銀次と恭司がしたことです。 これはちょっと、無いわーって思いました。はっきり…
野原滋 森原八鹿
初めて読んだ作家さんでしたが、とてもよかったです。 レストランでの諒一の態度には、なんて大人気ないんだ!と、イラッとしましたけど…その後はそんなこともなく、心穏やかに(笑)読み進めることができました。 まぁ、多少大人気ない言動はあるんですが、レストランでの言動以外は翠を想うが故のことですから許容範囲です。 可愛いと思ったのは、時間を忘れて梅花空木をスケッチしていた翠に諒一が餌付けをする場面。…
若丸
ちらりとネットの評判を見たところ、贖罪意識を持つ受け主人公って、この作者さんの小説にはよく出て来るみたいですね。 過去に罪を感じる主人公――萌えるけど、読んでてかわいそうだったな。 最初の出会いがとにかく最悪で、たぶん自分が読んできた中で最も険悪な出会いだと思いますw 泣きすぎて目が腫れすぎて土偶状態とか、切なすぎるし。 攻めも受けも、性格設定がすっごく重厚なのが心に残りました。 受けは…
blacksima
表紙の綺麗な青と雨森ジジ先生の可愛らしいイラストに惹かれて購入しました。読んでる最中は何度も泣けてきて、ページを読む手が震えて大変でしたが(笑)たくさんのエールを貰えた気がします。野原滋先生の伝えたい言葉がいっぱい詰まっている本の様に思えました。 キャラクターにクセがあるというか、話が重たい部分も有るので好き・嫌いは分かれそうな作品かなぁとは思いますが、とても素敵な本です。(話は受け視点です…
airi
まずは、あらためて自分がいかに歳の差(年上攻め)大好きかを思い知りました。 いい歳した大人の男が、天然の可愛い男の子に振り回されるのって、いいですね♪ 諒一は、説教たれて威張りながら世話を焼いて甘やかすという、斬新な攻めです。 翠の土偶のような泣き顔を見てからずっと、家に通い続けて好意を示しているのに、激しく鈍い翠からは奇特で親切な人としか思われてなくて、大変不憫でした。受け視点なのに、攻め…