「週末だけの恋愛」のはずが…?

契約恋愛

keiyaku renai

契約恋愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×218
  • 萌10
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
12
得点
141
評価数
41
平均
3.6 / 5
神率
17.1%
著者
野原滋 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784048664936

あらすじ

学生時代のサークルで一緒だった羽鳥と偶然再会した宇田川。
同業種最大手企業に勤める羽鳥に、仕事があったら紹介してくれ、と宇田川が言ったのは、ほんの社交辞令のつもりだった。
しかし羽鳥の会社から実際に大規模事業へのコンペ参加を依頼される。何かお礼を、と言う宇田川に羽鳥は「恋がしてみたい。付き合ってくれ」と要求し!?
かくして始まった、不器用で口下手すぎる羽鳥との週末限定・契約恋愛の行く末は……?

表題作契約恋愛

宇田川英介,集合住宅等の修繕請負会社の営業,25
羽鳥圭一,大手不動産会社の企画開発勤務,25

その他の収録作品

  • 内緒の話
  • あとがき

レビュー投稿数12

攻め喘ぎ vs 奥ゆか可愛い、のゴング

攻め視点小説。

こちら、受けが「変な人」なんですよ…
他人とのコミュニケーションがうまくいかない。
いわゆる「他人は関係ない」というコミュ障とは違うんです。
人の考えていることはわかる。相手から距離を置かれていることもわかる。でも自分では行動も言葉も正せない。
それが相手によっては開き直りのようにも、見下した態度のようにも取られてしまう。

ある日、入院している上司を見舞うために病院にいた英介(25才)は、大学で同じサークルだった羽鳥と久々に再会する…
…という冒頭。
何気ない社交辞令だったのに案件を紹介してくる羽鳥を訝しむが、それ以上に驚くのが、2か月でいいので俺と付き合ってくれ、と頼まれた事。
当然英介は戸惑う。
が、英介はバイで、羽鳥はキレイな顔をしているからまあいいか、と軽く請け負います。
英介は羽鳥と反対に人当たりも良く気安い。反対に羽鳥はことごとくズレてて…
この辺は読者としても「この人は難しい…」と感じますが、結局英介は比較的はじめから羽鳥の心の内というか、すぐには見えてこない素直さとかを可愛いと思っているんです。
だからかなり根気良くというか、羽鳥のペースに合わせよう、羽鳥の思考回路に合わせよう、とはするんだけど。
つい先を急いでしまい手酷く羽鳥から拒絶され…という場面があり、その後ある事柄が起こり一気に2人の距離が縮まる。
この展開はまあドラマチック過剰気味ではあるけど、読んでる分にはかなり流れがうまく、ぐっと引き込まれます。
そして、羽鳥が自分の心のうちを語る事で、今までの羽鳥の行動、英介への好意などが明らかになっていきますが、羽鳥が子供の時に学校の先生から嫌われていたエピソードとか可哀想で…
また、父親のエピソードも。自分が父親に似ている、と考えている部分もなんだか身につまされる。
そんな羽鳥の傷ついていた心も受け入れる英介。
ここからの2人のラブシーンが。
いいんですよ〜…
正直、このラブシーンで「萌x2」を決めました。
何がいいって…「攻め喘ぎ」。描写はちょっと足りないんですが、羽鳥を優しく愛撫しながら興奮してきて自分も声が出る、というのが何ともいい。
挿絵はみずかねりょう先生。非常に美しいです。

1

固いお話しかと思いきや、とってもピュアなラブストーリー!

タイトルを見て「これは苦手なお話しかも…?」と思いながらも、
先生の他の作品がとても好みだったので、思い切って読んでみました。

結果、とっても大好きなストーリーでした!
「契約」とあるから、もしかして嫌々付き合ううちにその気になって~、のような感じかと思ったのですが(そういうものは苦手)
お互いに歩み寄って、少しずつ気持ちが通じ合っていくさまがとても
いじらしく、きゅんとする瞬間が多くて、思わずにやけてながら拝読しました!

攻めがいわゆるモテるタイプの社交的な男ですが、しかし無理やり受けに迫ったり好意を押し付けはせず相手を思いやる言動があって好感を持てました。意図せず相手を傷つけてしまう言葉を言ってしまったときも、そのあときちんと謝ったり、相手の気持ちを考えられるところは人として素敵だなと思いました。

受けは超奥手な人付き合いが苦手なタイプで、でもそれを変えようと一生懸命なところが健気でよかったです。
攻め視点でストーリーが進むので、序盤まで受けの行動が素っ気なく見えるところもあったのですが、思いが通じ合ってから「実はあのときは」という部分を受けのくちから話されたときの萌え投下がすごく可愛かったです…!

受けの真面目過ぎるほどの生真面目な性格も可愛くて好きです。
動物園に行ってカメレオンを見たときに言ったセリフに、盛大に吹き出しました。カメレオン見てそんな感想になる!?っていうようなことを言っていました(笑)

無理やりぐいぐい強気で迫ってくる、というような攻めではなく、
奥手な相手の気持ちを汲んでくれたり、そっと気持ちに寄り添ってくれるような攻めだったので、とても安心して読める作品でした!

2

鉄面皮からの契約話

数ある契約ものの中で、攻め視点、しかも受が何考えてるかわからない鉄面皮という設定が珍しいな、と思い購入。

凄く面白かった!
本当に考えてることが伝わってこないから、攻の英介の気持ちになって読み進めてくのが楽しかった。
場面場面で圭一の真意がわかると、その不器用な可愛さに愛しさが。
そういうのを、すべて汲み取ってあげられ英介もすごい。
英介あっての圭一ですね。
エロも2回で満足。鉄面皮がぐずぐずになる可愛さは格別です〜!

1

愛しの言葉下手ちゃん

野原先生のこの間の「愛とは・・」が面白かったので、思い出して再読。
初めて読んだ当時は、読みが浅かったとしか思えないのですが
ふーん という大変失礼な感想しか無かったのです。
今読み返すと、ああ、こういう感じに書かれる先生なんだわーと至極納得。
色っぽい部分は少なめ、リーマン二人(片方コミュ障)が、
ゆっくり想いをつなげていく素敵なお話でじんわり~ほっこり~しました。
悪く言えば地味なお話なんでしょうが、(そのためか萌2よりの萌どまり)
読み手の心情で印象ってすごく変わるなあと思います。今はすごく癒されるー。
攻め視点の本編書下ろし200P弱+受け視点の幸せショート18P。

登場人物はほぼ攻め受けのみといった感じで、
受けの父母、姉が受けの語りで出てきます。

受けがとにかく手酷い言葉下手。話下手。コミュ障。
発露する言葉、表情で人間関係構築される部分はとても大きいと思いますもん。
それなのに、表情なし・言葉下手な受けの可愛さ、良さをちゃんと見つけて
惚れて口説き落とす攻めは、ほんとに偉大。
ある事件があって「(被害にあったのが)お前じゃなくてよかった」
「お前だったら俺はわんわん泣く」と攻めが受けに言うシーンが一番好きです。
涙ぐむ受けにつられて、こっちも泣いちゃいます。
一回築かれた二人の関係は、とっても堅牢そうです。いいなあ。

最後に大好きなみずかね先生の挿絵について。
久しぶりに数えたらなんと出血大サービス10枚。
(各社さんで色々枚数違うんですね)
作内の1枚がめちゃくちゃ好きなんです。テレビでたまたま色っぽいシーンを
見ることになってしまって、めちゃ照れて下向いている受けさんの絵が
あるのですが、もう可愛くってしょうがないー
これは攻めさんでなくてもハグしたくなるーーーーーーーというもの。
あーやっぱり先生大好きです。
こうしてコレクションが増殖する一方になるんだよな・・・

3

コミュ障の恋~努力は無駄じゃない!

電子書籍で読了。挿絵有り。

みずかねさんのイラストが、お話にとても力を添えていると思います。特に羽鳥くんのヴィジュアルが頭の中に結べないと、可愛いと思えないかもしれない。それくらい、羽鳥くんは物語の主人公になるはずがないキャラなんじゃないだろうか。

人の気持ちが解らない&気持ちを人に伝えられない人の恋愛を描いています。この場合、恋愛が成立するのはとても難しい。でも好きだった人に再会したから、自分の最も苦手なことに踏み出す羽鳥くんはスゴイ。すごいだけじゃなくていじらしい。もう、誰もが応援したくなる可愛らしさです。
読後に頭に浮かんだのは「叩け、さらば開かれん」。
気持ちの良い読後感のお話でした。

2

意外とほのぼの

大学時代のサークル仲間の再会モノです。と言っても、お互いにかつてはただの友達…いや、それ未満の「仲間の一人」でしかない二人のお話なので、再会して恋愛が燃え上がるという感じではなく、ゼロから始まる雰囲気でほのぼのしました。

このタイトルでこの表紙なので、もっと攻がグイグイいく展開を想像していたのですが、攻はとっても良識人の明るい青年で、むしろ受のほうがちょっと不思議ちゃんなキャラクターでした。

「事情聴取かよ!」の場面が面白かったです。友達として面白い奴であり可愛い恋人でもある関係ってBLを読む上での醍醐味なので、この二人には幸せになってほしいなぁと思いました。

2

真面目で健気な受けがカワイイ

表題作と短め続編の2作品が収録されています。

宇田川(攻め)は、大学時代のサークル仲間・羽鳥(受け)と病院で再会します。宇田川が仕事を紹介してくれと社交辞令を言ったところ、羽鳥は本当に宇田川の会社を推薦してくれます。驚く宇田川に、羽鳥はその代わり2か月だけでいいから自分と付き合って欲しいと言い…という話です。

羽鳥が愛しいです。無愛想で真面目なのが裏目に出て、人付き合いが苦手。一生懸命頑張ろうとしますが、面白みがない自己分析もちゃんとできていて、食事の後、もういいからと告げる姿が哀しかったです。
そして、そんな羽鳥に対し、ちゃんと羽鳥の努力や事情を受け入れる宇田川は男前だと思いました。

「内緒の話」はその後の二人。19ページと短めですが、羽鳥サイドから語られていて、チューリップを選んだ心情など表題作の作中の裏も分かって楽しいです。ここでも、実は宇田川に勧められた「K」のカップをこっそり購入していたとか可愛さ全開です。

ちょっとずつ近づいていく過程が楽しい作品だと思いました。元同級生の社会人カップルがお好きな方にお勧めです。

1

器用な攻めと不器用な受け

器用ないかにも営業職リーマン×頭はいいが人付き合いはてんでダメな大手企業勤めリーマン。攻め視点です。

不器用な自分をなんとかすべく、恋人の真似事をして欲しいと攻め様に受け様がお願いするところから物語は始まります。最初の方の、会話が続かない感じがあるあるで、そこから受け様が一生懸命会話を続かせようと努力する様子が面白い。本当に不器用で、クスッと笑えちゃいます。

たしかに可愛い受け様です。でもいかにもリア充な攻め様が、不器用で可愛いというだけで男相手に恋に落ちてしまうのか、ちょっと共感しがたいものがありました。しかしながら、とても読みやすいお話だと思います。

0

愛されキャラの攻め

仕事の紹介と引き換えに、大学時代の友人である鳥羽から期間付きで恋人になることを頼まれた英介。

攻め視点でのお話です。なので、受け側である羽鳥の気持ちがわかりにくいのは仕様らしいのですが、そのせいで最初はしっくりこないお話だなあと思いました。
というのも、羽鳥は人付き合いが苦手で無愛想な性格。
それをこのままではいけないと思い、人と接する事を学ぼうと思い至ったのが恋人の触れ合いを経験してみること。

何故か私は真面目で物事に興味の薄いタイプの羽鳥がその発想をするようなキャラに思えず、期間限定の恋愛という設定をテーマにしたいがために無理矢理つくった展開なのかなぁと思ってしまいました。
最初は羽鳥がゲイかどうかもわからなかったので、たまたま再開した特に仲もよかったわけでない大学時代の同級生にそんなこと頼むかな?というかんじで・・・けれど、読んでいると次第に羽鳥が何を考えてあんなことを言ったのか、羽鳥がどんな育ち方をしてきたか、本当はどうなりたいのかが次第にわかってきて、最初感じた違和感のようなものはなくなります。

羽鳥が奥手で恋愛経験がないため、2人はとても健全なお付き合いを続け、恋人になってからの甘いシーンもほとんどラストのほうしかないのですが、何だか久しぶりに手を繋ぐとか、一緒に買い物に行くとか、一からゆっくり展開する恋愛ものを読んだ気がしてほのぼのとした気分になれました。

英介が人懐こくて明るい愛されキャラで、それと対照的(だと思い込んでいる)羽鳥だからこそ微笑ましく見守れるお話でした。
ハードな恋愛小説に疲れて、ほのぼのとした健全な恋愛ものを読みたいときに是非おすすめしたいです。

3

よかった

このお話すき。

0

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