溺愛紳士と恋するマカロン

dekia shinshi to koisuru macaron

溺愛紳士と恋するマカロン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×211
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
112
評価数
27
平均
4.1 / 5
神率
37%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥630(税抜)  ¥680(税込)
ISBN
9784344836051

あらすじ

わけあって髪をピンク色に染めている光。ペットシッターとして世話をしている犬の飼い主が、以前ゲイクラブで会った人だとわかり…?

表題作溺愛紳士と恋するマカロン

香取正巳,ゲイナイトで出会った男性,35歳
江口光,専門学校生,バイトのペットシッター,21歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

包容力のある攻め


ペットトリマーを目指す江口光(受け)はアルバイトでペットシッターをしています。担当している子はどの子も可愛いけれど、一番可愛いと思っているのがボルゾイのブランです。とてもプライドの高い犬種なのですが、何故か光には最初から友好的で懐いてくれています。人に預けると不安定になるブランが、光が担当した後は安定することが評価されてブランの専属シッターとして派遣されています。飼い主の香取(攻め)とは会うことがないので、それぞれブランの様子を連絡ノートで知らせあっています。ある日、ブランの世話をしていると、体調を崩した香取が予定を繰り上げて帰ってきます。そこで初めて顔合わせをするのですが、香取は以前同居人の源太に連れて行かれたゲイナイトで光が気になって声をかけた人でした。


光は過去の辛い出来事のため人間不信になっており、人と接することが苦手です。
光の事情を聞いても態度を変えなかった源太だけが唯一の友人です。
人に顔を見られることを極度に嫌い、顔に注意がいかないように頭髪をいつも派手な色に染めています。それを香取はマカロンみたいで美味しそうだといいます。

光は熱を出して帰って続ききた香取を心配するブランのためにも放っておけず、一晩面倒を見ることにします。
すっかり光に懐いた香取はわかりやすく光にアピールしてきおます。シッターを頼んだ日に急いで帰ってきて散歩に一緒にいこうとしたり、ドッグランへの付き添いを頼んだり、ブランのために作った手作りクッキーを先に食べてしまったり、光がブランとじゃれていると羨ましいと混じろうとしてきたり。
そのクールな見た目と行動のギャップにどんどん惹かれていく光でしたが、光にはこれ以上近づく訳にはいかない事情がありました。
ブランと接する時は屈託のない笑顔を見せるのに、香取と接する時は気を許していると思ったら緊張するを繰り返す光。そんな光をみて香取はゆっくりと距離を縮めようとします。

光は今までの経験上自分の事情を知られたら絶対に拒絶されると思っていて、今のこの幸せな時間が少しでも長く続けばいいと思っています。
自分の過去を知られるのを怖がる光がとても切なくて、香取に知られてしまって幸せが壊れてしまったことを悲しむ光には泣けました。

香取は光が何かに怯えていることを察知していて、光が心を開くのを待とうと思っており、大事にしようとするあまり強引に距離を詰めようとしません。逃げられるよう逃げ道を作りながら少しづつ詰めていきます。そのため話はかなり焦れ焦れしています。

2人を結ぶキューピッド役のブランは、飼い主が頻繁に変わり最後はシュルターに保護されてた経験を持っています。すっかり人間不信になっており、人(犬)見知り場所見知りが激しく、香取が根気よく付き合って心を開いていきました。このトラウマは絶対治らないだろうと光が思っているのとは裏腹にブランは信頼できる飼い主を得てすごい勢いで成長していきます。
このブランと光がオーバーラップして、ブランはもうひとりの光だなと思いながら読みました。
光とダブるところがあるので必要ではあったのですが、ブランのことに多くのページを割いたので、肝心の光の成長がこれから見られるかもというところで終わったのがちょっと残念でした。もう少し先まで読みたかったです。

親友の源太は本当にいい子でした。光の事情を知った上で態度を変えること無く、怖くないと引っ張り、落ち込んでいる時は励まし、泣いている時は優しく寄り添い、きっと彼も辛い目にあってきているからこそ光のことを思いやれるのでしょうが、光にとって宝物のような友人だと思いました。
好きあっているのにじりじりしているヘタレな二人をくっつけようと、びびる光を叱咤激励し、ちょっと強引なくらいいろいろとアドバイスをしてくれます。源太が発破をかけたからこそ勇気が出たんだと思います。今まで、源太がしていたシェルターの役割をこれからは香取がしてくれるだろうと思うと、源太はお嫁に出すような気分になるんじゃないでしょうか。この2人の距離感がすごく素敵でした。
源太にも早く春が来るといいな。源太が気になってる香取の親友の西藤はちょっとチャラい感じで心配なのですが、源太には幸せになってもらいたいです。

1

犬が可愛い

攻めの飼い犬がたまらなく可愛かった。
キュウンと鳴いて、濡れた鼻を寄せてくるのがもう可愛くて。
攻めも受けも、本当に可愛がって愛情を注いでいるのが伝わってくるので、とても癒されました。
エッチシーンの時にも、受けを心配してくれたりと、とても健気。
わんこ可愛いよわんこ、と思いながら読んでいました。

ストーリーとしては、トラウマを抱えた受けの話、に分類されると思います。
受けの恐怖は本当に理解できるもので、告白シーンはグッと来ました。
しかし攻めの方はというと、本当にタイトル通りの大人な紳士なので、二人の間に、受けがトラウマに悩んでいる以外の波乱らしい波乱はなく。
受けのことを思って悶え苦しむ攻めが好きな私としては、攻めがちょっと物足りなかった。
なので、面白かったし可愛かったし、胸がつまる感じがしたけれど、評価はちょっと低めです。

0

ピンク???

すみません・・・ピンクの頭って・・・って何?なんなんですか?と思っていました・・・

漫画ではまあ色んな髪形や色の方はいますが
ピンクとは・・・と最初、出た当初に私は手に取りませんでした
すみません・・・そいういう事だったんですね!

攻め様はは口数は多くないほうだし、
真面目だけど不器用で受け様への気持ちがあふれ出すと
ぐいぐい行動を起こしてしまうタイプみたいです

受け様も口数は多いほうではありません
それもそれで、ピンクの頭にしている謎も関係している感じですが
とにかく人の目が怖くて必死で生きている方なんです (´;ω;`)ウッ…

最初はゲイナイトパーティーで出会い
その後偶然にも、攻め様が飼っているワンコのペットシッターが受け様であったりと
偶然から攻め様のワンコを通しての交流が始まり・・・

受け様のおびえの原因がわかるまでは、ソワソワしてしまうし
2人とも気遣いすぎて進展するまで気が気じゃありませんでしたw


1

歳の差&体格差の焦れ焦れカップル

友達と出向いたバーのゲイナイトで、気になる会社員風の男(攻め)と知り合った受け。そのときは連絡先も交換せずに別れたのだが、アルバイトでペットシッターに通っていた家の家主が偶然その男だったと判明する。攻めの飼っている犬を通じて徐々に距離を縮めていくふたり。しかし受けには、人と心を通わせるのが困難なある事情があって…。


髪の毛をピンク色に染めていて、初対面で攻めに「マカロンみたいだ」と言われる受けです。タイトルもそこから来ています。
最初は受けくんの頭がピンクだし、イロモノな話かと思っていたのですが、実際はとても丁寧に心の交流が描かれた話でした。受けも攻めも今時珍しいくらいに純情で、視点キャラである受けはもちろんのこと、攻めも受けを好ましく思っているのが明らかなのになかなか恋愛に移行しない。とある過去のトラウマから、人と距離を詰めることができない受けと、大人で包容力のある攻めのじっくりとした攻略がすごく素敵でした。くっつくまでが長く、焦れ焦れした展開が好きな方にはオススメです。

家庭の事情から、過去につらい目に遭っていて、人の目を常に怖がっている受けが、14歳年の離れた攻続きめに出会って、これから幸せになるのだと思うと感慨深いです。
脇キャラも魅力的で、受けの親友源ちゃんと攻めの親友とのその後も気になります。
あと攻めの飼い犬ブランがすっごく可愛かった!
作品的には少し地味なので、萌×2と神で迷ったのですが、個人的にはとても楽しめたので神で。

6

マカロンに隠された意味とは…

あらすじ:
わけあって髪をピンク色に染めている光(受け)は、ペットシッターのバイトをする専門学校生。
ゲイ仲間の源也に誘われ参加したゲイナイトで、正巳(攻め)という年上の男性と知り合う。
後日、光の担当するボルゾイ犬の飼い主として正巳と再会し…。

光は、動物好きで真面目な青年。
髪を派手な色に染めているのは、他人に自身の顔を見られまいとする心理からで、過去のある出来事が彼の心に暗い影を落としています。

そんな光を丸ごと受け入れる正巳は、一見無愛想で変わり者ですが、本当はとても誠実で優しい心の持ち主。
以前の飼い主からボルゾイを引き取った経緯にも、自身の会社を起ち上げた理由にも、彼の温かな人柄が表れていました。
一回り以上年下の光と喧嘩して消沈するような可愛い一面もあり、タイトル通り素晴らしい「溺愛紳士」ぶりでした。

正巳が光の髪色を、マカロンのようだと褒めるシーンが印象的。
タイトルの意味が分かるのと同時に、辛い過去を背負う光が少し救われた瞬間でもあり、心が温かくなる場面の一つです。

しかし、光が正巳の交換日記の相手(=好きな人)が自分だと気づかな続きいのは、ちょっと鈍すぎる気も?
犬の世話に関する日誌を「交換日記」と称する正巳も変わり者ですが、光も正巳の態度からもう少しピンときてもいい気がしました。

とは言え、全体としては展開に意外性もあり引き込まれるお話でした。
犬との触れ合いをメインとしたほのぼのラブストーリーかと思いきや、意外にも重い光の過去に驚き。
それを知った正巳の言葉や行動がとても素敵で、優しく不器用な二人の恋を素直に応援したくなりました。
萌×2寄りです。

7

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ