吹屋フロさんのレビュー一覧

桜花 咎の契 コミック

吹屋フロ 

平家物語をBL解釈

紙本
修正…見えない描写
カバー下…なし
カバー折り返し部分…なし
あとがき…あり

0

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

スゴイ…あっという間の400ページ!

内容重視と評判の高評価が気になり電子購入。
少年マンガのような画が苦手だったこともあり、数ページで手が止まり寝かしてましたが、
先程再読したところ、あっという間の400ページ終了でした。

仇討ちに剣豪という時代劇の醍醐味はもちろんですが、
刀爾と愛し愛された男である武雄、その息子である一馬との愛増劇が何よりも壮絶で
交錯するさまざまな想いに重ね合わせた心理描写が秀逸で、グッと引き込ま…

4

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

椿は武士の花。咲いたまま落ちる姿が潔さを表します。

時代物の雰囲気を存分に活かした一冊。剣豪間宮のもとに現れ剣術見習い志願の一馬。彼は過去に間宮が愛し、刺客として殺めたひと武雄の息子だった。
仇討ちが認められていた時代、その憎しみで腕を磨き来たるべき時を待っていた一馬が探し当てた相手は 想像していた姿よりずっと優しく悲しげだった。
こんな冒頭じゃもう読むしかないでしょう!
親子丼だろうが年下攻めだろうが仇討ちだろうがもうカオスなわけです。

7

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

読んでよかったです。特に年下ワンコが…

ちるちるオフ会で“ストーリーを重視する人におすすめ!”と紹介されて、さっそく購入したものの、その重量感からなかなか手をつけられなかったのですが…実際読んでみて、確かに重厚な雰囲気はありましたが、読後は清々しい満足感が残ります。読み始めるまで躊躇ってたなんて信じられないくらい面白くて、グイグイ物語に引き込まれてしまいました!やはり“スト重”の人におすすめです!
和田一馬(攻)は殺された父親の仇を討…

7

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

ある男と出会って人になり、ある男と出会って人として生きたいと願う…

吹屋先生の作品は時代物が多いですが、本作は江戸・寛永期に生きた侍たちの話。
6年かけて執筆し、大幅加筆修正&描き下ろしをした ”渾身” の一冊(※ほぼ二冊の分厚さ)!

分厚いからこそ電子待ちをしていたのですが、ちるちるBLアワード2019のディープ部門にノミネートされているのを見て、読みたい気持ちが抑えられなくなりました。

ページ数もさることながら、ストーリーが重厚で、これは本の重み…

13

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

まるで映画

吹屋先生の本は初めて読みました。
あまり時代劇など好きではないので謙遜していたのですが、好きな作家さんがオススメしていたので購入しました。
買ってよかったです!
まずコミックスめちゃくちゃ分厚いです。値段も千円越えと普通のコミックスよりは値が張りますが
その分読み応えもありますし、描き込みがすごい!!
親子丼ものです。
オススメ!

3

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

親子二代の愛憎時代劇

本当に分厚い。コミックス2冊分くらいあるのかな?
すごく読み応えがあり、かなり濃密なストーリーなので私もじっくり時間をかけて読みました。

親子二代と愛し合ってしまった人斬りの人生のお話です。


以下、ネタバレありです。

本当に目が潤むくらい、骨太感動ストーリーでした。

武雄(一馬の父)の熱視線に絆されていく刀爾郎や
父の仇の刀爾郎に心を開いていく一馬の過程が丁寧に描か…

13

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

すごいです、、

1回読むだけで100m走ったようになりました。絵、セリフ、モノローグが必然で、読んでいくとどんどん話の世界に入り込んでいける感じです。

話の軸となっているのは親の仇を好きになってしまい葛藤するという不幸な話なんですが、主人公二人の立場、想い、性格が生き生きと描かれていて、重たいところも正面から描かれているので、作品の雰囲気はむしろ軽くて明るい感じがあります。また、江戸時代の家や庭や門の感じや…

18

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

魂をぶつけ合う熱い死闘が、愛の甘さを際立たせています

木の手触りが伝わってくるような武士の住まい、旬のものを食べるつつましい暮らし。情緒あふれる江戸の描写に引き込まれました。

そして、一馬(雄之進)と刀爾郎が刀を交えながら自分たちの心を見つめる死闘に、胸が熱くなりました。刀は武士の魂。二人は魂をぶつけ合っているのだと思いました。

父の仇を討たねばならない。でも愛しい、と迷う一馬。
向かってくる者は討つだけ。そう思っていたのに、一馬に惚れ…

15

仇椿ゆがみて歯車 コミック

吹屋フロ 

超大作!!!

吹屋さんの新刊ようやく読める嬉しいなーと
書店で手に取った瞬間重みと厚さに驚いたものの、
読後はなかなか世界観から抜け出せずまさに余韻に浸りまくりです。

尊敬する父の仇を討つべく身を偽り訪れた間宮の元で
機会を窺いながら下郎として働き始める一馬の愛おしいこと…。
憎しみはいかほどばかりか、
しかし間宮がただの鬼ではない事を知り辛くもあり覚悟も鈍り
強く望むのは間宮と生きていく未来…

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