ヤマシタトモコさんのレビュー一覧

恋の心に黒い羽 コミック

ヤマシタトモコ 

この人の作品はBLとして括ることができない。

どの話を見ても登場人物みんな血が通ってるカンジがする。
男だけの世界じゃないところも好き。
出てくる女性のキャラがまたいい。

あと、漫画の文脈じゃないというか文学的。
モノローグのうまさがいい。

表題作は、ドSでノンケの同僚に訴え続ける健気なドMの話。
ですが、単純にドMなだけじゃなくて、その中にある相反する感情、葛藤が晒け出しているのがたまらなく切ない。

【悪党の歯】【…

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薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

愛しいロクデナシ男・モモ式、薔薇色の人生

前科持ちデリヘルマネージャー・モモ×警察官のロンちゃん、という対照的なふたりの恋愛を突き詰めた、シンプルな物語。
読み終わった後には、格別な幸福感をもたらしてくれます。

カッコイイ素敵キャラもいいですが、みっともなかったり、不器用だったり…欠点があるキャラ造形でしか生まれないドラマや説得力ってあると思います。
人間クサイ体温が感じられるからこそ、フィクションの枠を越えて読み手に響いてくる…

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タッチ・ミー・アゲイン コミック

ヤマシタトモコ 

コメント


明楽を中井さんにつられて、ドラマCDを通して原作を読んでしまったので、
いまいちテンポがしっくりこず、面白さが感じられなかったので
CD化されていない(当時)このタイトルをよみました。

まず全体的にすごいポエミーだな!とびっくりしたのですが、
受け攻めがなんやかんやとツボで、突っ込みどころは多々あれど、
やっぱり受けと攻めがツボなこともあり、
スピカのお話には涙したこともあり、…

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非BL作品

HER コミック

ヤマシタトモコ 

女性とゎ

非BLです。どちらかといえば、大人~な女性向けなイメージの漫画でした。
登場人物は女性、さまざまな、女の子を描いた短編集であります。
個人的には、ちょっと苦手だったかな。難しすぎた。

もうすこし、しっかり読み直したら解かるんだろうか。
む~ん・・・
女子って難しい

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非BL作品

ドントクライ、ガール コミック

ヤマシタトモコ 

裸俗w

面白かった。至極アホな人たちがくりなす、ラブありコメありな一作。
たまにこういういい作品に出会うともっと読みたいっていう気持ちが沸くよねw

ダメダメな両親をもった女子高生が、あずけられた先。
それは、裸がユニフォームな男の家だった。
服を着ればそれなりにイケメンなのに・・・なぜに裸。
そしてその友人もまた下ネタ大好きなダメなやつ。
それでも、なんか愛を感じちゃったからさぁ大変。私も…

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非BL作品

BUTTER!!! コミック

ヤマシタトモコ 

社交ダンス部!

BLじゃないです。学園ラブ(?)コメ!!
最近は、ヤマシタトモコさんの普通のレーベルからの作品も増えてますね。
どうかと思って読んだらどんぴしゃ。面白かった(´∀`)ノ
主人公は、高校に入学したばかりの“夏”(女の子)新しい学校、新しい生活、そして新しい部活!!
ヒップホップダンスにあこがれて入ったダンス部だったのだが、なんとそこは社交ダンス部!ちょっ・・・ちがっ。
2人の先輩と、新入生…

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イルミナシオン コミック

ヤマシタトモコ 

恋の成就するとき

が少女マンガ的な文体では全く訪れない、作品ばかりの作品集。

ヤマシタさんって、後書きでご自身がチラッと書いているように、作品が少女マンガの文体じゃなかったりする。
大抵のBLマンガは「最終的に恋愛の成就を目指す」少女マンガの文体でお話が展開されるわけだけれど、この本の中では、だれ一人、何一つとして、少女マンガ的な恋愛の成就は訪れない。
「誰かが誰かを恋している」のだけは確かだけれど、描か…

1

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

好きな人のために何ができるだろう?

木原マジック全開でキュンキュンする一冊だった。
自業自得で何もかもを失った百田と、すべてをなげうっても彼を救おうとした浜渦ことロンちゃん。
初めサイテー男の百田がどんどんロンちゃんのことを好きになって、彼のために何かしたい。何ができるだろうと考えていくのは可愛くて、切ない。
それで幸せになるのではなく、一番まずい方向に進んでいってしまう彼の愚かさも含めて。

ロンちゃんの告白には思わず涙…

8

タッチ・ミー・アゲイン コミック

ヤマシタトモコ 

あえて上げるなら2つ目のお話


レビューなどで結構評判がいいので読んでみました。が、私には合わない絵柄で、内容も…うーん微妙…って感じでした。
受けが、あるときを境にあっさり落ちすぎです。
今まで散々嫌がったり、ホモじゃないからと否定してたのにあっさり落ちすぎな気がします。

それから何より絵が綺麗とはとても言えなくて、私には苦手でした。
内容もいまいちでした。
…って、いいとこなし…?汗

…表題作が一番面白くなかったなと思…

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くいもの処 明楽 コミック

ヤマシタトモコ 

リアルであってリアルじゃない

リアルなようでリアルじゃないふわふわ感がずっと残る作品でした。
居酒屋で働く男たち(+女子一人)の日常を切り取った漫画で、
BLだけど出てくるカップルが1組だけであとは妻子持ちや
普通のひとばっかりだし(トンがっていて妙に理解力のある
ゲイカップル応援します!みたいな女子もいないしw)
受けのおっさん明楽がノンケなまま途中まで話が進んでいったりと、
よくBL漫画にありがちな「登場人物多…

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