ヤマシタトモコさんのレビュー一覧

ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

女性の存在を感じるゲイの話

表題作は場面転換の無い舞台や映画を見ているようなお話でした。
最初から最後までカフェの3つのテーブルとカウンターの範囲で展開されるお話なのです。
それも、テーブル同士の声が筒抜けという状況で・・・
カップル未満の男女、カミングアウトして告白しちゃったゲイとノンケの男たち、携帯に向かってずっと話している女性のお話で終始するのかと思いきや、店員二人のお話で落ちがつくという構成です。

他に短…

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

そう、恋の呪文。

表紙の感じからそうかな。。と思っていたんですけど
今回はエロなし。そして流血なし。

そのかわり涙はてんこもり!

ヤマシタさんの描く男子って、よく泣きますわよね。
男泣き、とかでなく、
ぬぐいもせず「だだ泣き」。

そしてけっこうぶっちゃけ体質。そう。正直なんですね。

「かけてもいいよ、俺に。恋の呪文。」
このセリフ、お笑いでなく口にできるのは、
現実にはそういまい。…

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恋の心に黒い羽 コミック

ヤマシタトモコ 

胸がギューっとなる

トキメキとはまた違う、胸が苦しくなるような、そんな作品でした。
切ないのから、ほのぼの、バカ可愛いのまで色んな作品が詰まってます。
どの作品も何といっても表情がイイ!
ヤマシタトモコ作品は台詞がなくても成り立つくらい、顔がモノを言ってます。
特に切ない、戸惑うそんな表情を描かせたら逸品ですね。
あの追い詰められたような表情を見るとゾクゾクします。
ほんと、魂が宿ってますね。スゴイ。

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

こんなカフェ、いいな~w

相変わらず、短い中にギュギュッ!と萌と切なさと笑いを詰め込んだ
珠玉の短編集でしたね~。

どの作品も、かなり個性的な面々が
恋に振り回されて右往左往してて、微笑ましかったりキュンとさせられたり
等身大って感じで好感が持てます。

いくつか、悲しい結末の作品もありますが
それでもちゃんと救いがあったりして、終わり方も絶妙で、読後感がいいですし
巻末に軽い感じの描き下ろしが載ってて…

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

もしやもしやの

読み切った(≧▽≦)ゞ
面白かったっ!!
非常に良くできたお話し。
空間を構成する雰囲気が好き。
偶然と必然が重なって生まれる雰囲気というかなんというか。
男同士の愛の告白に
映画の話
電話するそれぞれ別のカップルの言葉が妙な掛け合いとなり話を構成している。
カフェの店員二人も良かったですね。
サラッと告白してしまう感じがなんとも言えず。
他短編。
どれも胸にキュッとくるお話でした。
短編でここま…

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

アニメイト版はW表紙&ペーパー入りv

表題作【ジュテーム・カフェ・ノワール】
男×男
女×携帯
男×女
カフェ店員 男×男
というメンツなんだけど、カフェという空間で
ゲイがノンケに告白!まさにドラマのまった只中
関係なく携帯に向かって激昂してる女
男×女のCPは、ゲイの告白に聞き耳を立ててるのw
でもって客全員に聞き耳たててるのはカフェ店員たち。

ゲイの告白をきっかけにカフェに魔法がかかったような
居合わせ…

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

かわいい、カワイイ、なんて、可愛い

恋の始まる時を描いた短編が4本。
恋を終わらせる時を描いた短編が2本
恋がまだあるのか、これからあるのか、保留、の短編が1本。

どのお話に出てくる男子も
もう「子」って年じゃない、微妙なお年でも、
無愛想だったり、卑屈だったり、キモオタだったりと、ちっともキラキラしく可愛い外見じゃなくても、
みんな、みんな、可愛くって、愛しい

これって
「お母さんの魔法」
の目線で描かれ…

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

召しませ恋の話アラカルト 

短編を集めた作品ということで、色々なタイプの話があり
どれから読んでも味わい深いなと思いました。

今回表題作が「カフェ」だったこともあり、パリ派の画家について思い出したことで、作品に対してしっくりきた部分がありました。
ヤマシタトモコさんには「エコール・ド・パリ」の芸術家と似ているところがあるなと思うのです。
ギョーム・アポリネールやマルク・シャガールのよう。
「哀愁」という魅力を持…

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

相変わらずモノローグが芸術的だ

相変わらずヤマシタトモコワールドはすごい。
好きな人はすごい好きで、苦手な人は苦手なんだろうなぁ。
本当にこの人の頭の中を覗いてみたい。
愛だ恋だののBLじゃないところが魅力ですね。
確かに私もヤマシタ作品、苦手な作品もありますしね。
ホント、振り幅すごいっすね、この人。

この作品、カフェを中心に繰り広げられるオモニバス・ラブストーリー…と勘違いしていたバカは私だけでしょうか??笑…

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ジュテーム、カフェ・ノワール コミック

ヤマシタトモコ 

言葉のひとつずつが、きらきらしてます!

「ラ・カンパネラ」  高橋くん・要くん

タイトルを見た瞬間は、「ヤマシタ先生もとうとう芸術系をお描きになるのだろうか…」
なんて思いましたが、リストのあの曲ではなく、「鐘」という意味からでした。
要くんの着メロが鐘の音なんですけれど…なんだか結婚式ちっくですね笑
この作品はですね…、とにかく要くんが可愛すぎました!
周り見下しちゃってる感じで、暗くて、プライド高そうで神経質入っちゃっ…

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