亜樹良のりかずさんのレビュー一覧

殉愛-Lacrimosa- 小説

妃川螢  亜樹良のりかず 

兄弟になったのに・・・

恭一・父の手紙でNYにいくが、父は暗殺されてた。兄といるところを、襲撃された。そして、兄からマフィアだといわれる。
その後、マフィアとして生きていく・・・
兄が、過ちを犯してしまう。その時、恭一は?

2

ラブ・トライアングル 小説

名倉和希  亜樹良のりかず 

親子どんぶりです

表紙左側・探偵のお父ちゃん槇高臣・40歳
表紙右側・高校生の息子槇克臣・17歳
親子に挟まれて、どっちにも決められない~な、真ん中・床屋さん孝司・29歳
それぞれに一回りほど年齢が違って、同じ商店街に店を構えるはす向かいさん同士。
結構、この3人ものはなかなかに面白くスラスラ読めてしまいますし、深刻じゃないし、何より孝司さんがエロくて年齢の割にウブいのが楽しいです。
ま、そんな人だからこ…

1

ネオアルカディア~奇跡の涙~ 小説

橘かおる  亜樹良のりかず 

始まりの物語

ネオアルカディア・シリーズの、物語の始まりになる作品です。

攻・国王バル
受・森の聖霊レリス

王についている聖霊が、途中で交代することがあるとはオドロキの展開でした。
今までともにあった地の聖霊が消え、喪失感に苦しんでいるバルの元に現れたのは、森の聖霊レリスでした。

レリスはとてつもない健気さんです。
元は森の泉にいる小精霊だったのですが、森にやってくるバルに惚れて思いを募…

2

一途な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

薄さへの挑戦が運んできた恋?w

ご縁があって読ませていただいた作品、part2ですw
ってことで、この砂床あいさんも初めて知った作家さんですw
(無知でスイマセン!)

大手化成メーカーのコンドーム開発研究をしている泰斗(ゲイ)が
コンドームの試作品の使用感をレポートする為に
2丁目で、4種類のコンドームを一晩で試せる男を探していた時に
完璧な美貌とオーラの持ち主・将吾と出会い
約束どおり一晩で4回のエッチをしち…

3

一途な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

軽く楽しむエロと、コンドームができるまで

コンドーム会社の研究員・泰斗はゲイ(さらに未経験)なので、試作品のモニタリングのためにしなくてはならないセックスの相手を、二丁目のバーで探していました。
一晩で四回イカせてくれることを条件に・・・
そこに現れたのが将吾という、大変好みな外見をした男で、泰斗の希望を叶えてくれるのでした。

このお話の面白いところは、極薄コンドームの商品開発という一種独特な研究バカの世界と重なっているところで…

3

一途な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

身体を張ったコンドームの研究開発です

舞台は化成製品の研究開発部、製品のモニタリングは社員が自らするのって、きっと本当なんだろうな~
それにしても、4回なんて大変だヨー!
という業界話も入った、モノがコンドームだけにエロくなってしまいましたが、でも読み応えのある面白いお話でした。

ゲイの夏目は、奥手で研究一筋でナノ分子に人の名前を付けて可愛がるくらいの、逆に言うと人恋しい人だったのですね。
それが、0.01ミリの薄さの新製…

7

ネオアルカディア~空を舞う風~ 小説

橘かおる  亜樹良のりかず 

健気な攻

攻・ウィン 国王
受・フロス 侍従

この世界の王様は、守護する聖霊が王家の血筋の中から選ぶようになっています。
大抵の場合は王の長男が選ばれるのですが、颯国の聖霊が選んだのは長男ではなく妾腹の次男・ウィンでした。
そのため長男のテオは廃嫡され、国政の表舞台から排除されます。
また王として不適格者だという烙印を押され、第1皇子を慕っていた人々も手のひらを返し去ってゆきます。

その…

2

花喰いの獣 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

獣なのにヘタレな攻様

今回はラーメン屋になった元ヤクザの舎弟頭と
自分の診療所を構える心理療法士の話です。

攻様が受様への恋愛感情を自覚してまとまるまでと
往生際の悪い攻様の後日談を収録。

攻様は舎弟頭までつとめた元ヤクザ。
組長が組の解散した時に独立して
ラーメン屋を始めます。

攻様のラーメン屋には元組員がいますが
改装して店舗を広げるほどの人気店になり、
今では何も知らない店員もいます…

3

鷹の褥でねむる龍 小説

結城一美  亜樹良のりかず 

ライバルが

建設業をフロント企業として抱える二人は、当然ライバルなわけですが、会社の規模も剣城の方が上で、影からも正面からも剣城のいいように翻弄され、仕事面でもいいなりにならなくてはいけなくて。
でも、宏樹の舎弟たちには対等な立場として振る舞ってくれるから、兄側の舎弟も宏樹を見る目が変わっていくんです。

この剣城、ホントうまく立ち回るんですねぇ。蓮沼組から見ると宏樹がしっかりやっているように見えるけれ…

0

花喰いの獣 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

外見に似合わず、不器用でビビリな元ヤクザ。

「ただ一人の男」のスピンオフ作品で、主人公は「ただ一人~」の尾崎の元舎弟・篠塚と、尾崎の恋人如月の主治医・多和田です。
”俺なんか"という分不相応を感じて積極的になれない攻め様を、受け様が積極的に誘うという、外見とは正反対のS受け様が印象的な作品です。

冒頭はいきなり多和田を犯している篠塚の夢から始まります。
組の解散でカタギになり、そこそこ繁盛しているラーメン店の店主になった…

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