コウキ。さんのレビュー一覧

九尾狐家妃譚~仔猫の褥~ 小説

鈴木あみ  コウキ。 

九尾の狐と捨て猫の身分差ラブ

人狐一族の跡取り×捨て子で人猫の一族に拾われた人猫。
受けくんは、幼い時に攻めの身の回りの世話をする係に任命され、せっせと仕えています。攻めとともに仲良く成長し、攻めの添い臥し(筆下ろし)相手を探す際に攻めが好きすぎて立候補、その後もずっと抱かれ続けています。
この世界は、種族さえ同じなら男同士でも子供を作れるのですが、狐族の攻めと猫族の受けの間には子供ができないので、攻めの家族にも関係を黙認…

11

九尾狐家妃譚~仔猫の褥~ 小説

鈴木あみ  コウキ。 

種族を超えた純愛

大好きなケモミミに惹かれて、手に取りました。

お互いに、子供の頃から相手一筋で、エッチをするのもお互いのみで、狐と猫の種族を超えて…という純愛ラブストーリーです。

途中、身分差や勘違いによるすれ違いがあったり、攻めの焔来を狙う女狐が登場したり、もどかしい展開がハラハラしてジレったかったけど、受けの八緒の健気さにキュンとなりました。
終盤明らかになる、八緒の出生の秘密と正体には驚いたけ…

11

彼岸の赤 小説

尾上与一  コウキ。 

異趣向だがややおセンチ

尾上さん初読み。
変わったカップリングで、設定にも趣向が凝らしてあって面白かったです。
ただ、後半かなり無理がめだってすんなり受け入れられなかったところ、受けが自虐過ぎるところで、ちょっと雰囲気に酔ってるだけでまとめ切れていない印象です。そこが残念。
前半の勢いそのまま全編突っ走ってくれていれば神だったかもしれない。

ヤクザで刑期を務めて出てきたら解雇、無職になった所持金502円の攻め…

3

恋ごころの住み処 コミック

コウキ。 

嵯峨野さんが素晴らしい。

京都を舞台にした、自分の居場所をつかみ取る物語。
京言葉が素敵。
鷹峯の物語としてみるとほぼ「神」。
高校3年という、子ども時代の終わりの時期に烏丸にであって、甘えられる居場所を与えられて、ちゃんと、愛された子ども時代を自覚してから大人へと踏み出す。
鷹峯の物語としては、ほぼ「神」。
鷹峯の物語としては、これで充分なんだけど、烏丸の物語が、
鷹峯よりもずっとヘビーそうな烏丸の物語が、

0

僕らは青い恋に溺れる 小説

夏生タミコ  コウキ。 

三者三様に青い

昔書かれた同人誌を加筆修正したものだそうです。
表紙に三人いますが、ガッツリ三角関係というわけではなく、三人それぞれの成長を描いた作品という印象です。

受けの晴日は、家庭教師のバイトをする大学生。
ある日、教え子で高校生の硅に告白され、キッパリ振る勇気がなくズルズル返事を保留に。。
穏やかで優しい反面、優柔不断でズルいところもあるキャラクターです。
その気がないのに、硅にキスやら何や…

5

僧職高校男子寮 コミック

コウキ。 

男子寮の同室で萌えないでいられるかっ!

初読み作家さんです。

「なんだ僧職って??」って思ったのですが、
意外や意外、中身はすっごくしっかり僧侶や仏教のことを
詳しく解説してあり、作者さんが勉強したんだなぁってことが
伝わってきます。

とはいっても、男子寮は、男子寮!!
アレやらコレやら妄想しちゃいますよね~~~
しかも!! イケメン揃いだから、もう悶ます!

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

母親の再婚相…

2

恋に啼く彩り 小説

五百香ノエル  コウキ。 

いっぷう変わったお味。

 初めに言います。エロ多いです。分量的には標準よりかなり多めだと思います。ただその中身はかなり偏っていて、主人公が相手に抱いてる感情別に分けるとー
憎い:どうでもいい:情はある:大好きが7:2:0.9:0.1ってとこでしょうか。圧倒的に不本意な行為の方が多く、中でも最も手ひどく彼をいたぶった老人の粘着質な嗜虐癖については、微に入り細にうがち、繰り返し描写されていて醜悪をきわめます。くれぐれも苦手…

3

恋ごころの住み処 コミコミスタジオ特典ペーパー 特典

ラブホって・・・

B5サイズ、片面に描き下ろし漫画と、作者手書きメッセージが印刷されています。

以下、内容になります。


漫画の上部に、フクロウの嵯峨野さんの背に、二頭身バージョンの空と烏丸さんが乗っているミニイラスト有。

空と烏丸さんはラブホテルに興味あり。
空:正直行きたい。性的な意味で・・・
烏丸さん:正直建てたい。職業的な意味で・・・

・・・という事で2人でいくつか行ってみるこ…

2

しなやかに愛を誓え 小説

今城けい  コウキ。 

SP訓練に励むノラ猫

年上紳士×施設育ちの野良猫という組み合わせ。
組み合わせがすごく好みで、それだけで結構楽しめたお話でした。

表紙を見てもしかして女装ものなのかと思っていたのですが、施設を出てからずっとふらふらとその日暮らしの主人公・利翔は、佐光に出会うまで女性の家を渡り歩き、着るものがなく泊めてもらっていた女性の靴や下着を着用しています。
怪我をした利翔を拾い家に連れ帰った佐光は、利翔を自分の仕事の補佐…

1

弟と僕の十年片恋 小説

黒枝りぃ  コウキ。 

正直

長いのに、ずっと起承転結の起のみでつづいているような内容です。 
小説と言うよりも淡々と起きていることを書いているような話で、正直全く話に入り込めませんでした。
しかも設定はいろいろ複雑なのにどれも理由付けが深くされておらずストーリーに活かしきれていないです。
面倒な設定とかあえて説明はぶいてごまかした?と思うような場面もちらほら。
最後まで読み進めるのが正直苦痛でした。

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