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7/12(合計:116件)
千地イチ 伊東七つ生
はるぽん
ネタバレ
自殺志願で鎌倉を訪れた荘介(受け)は、入った小料理屋で和服の男と出会う。その男・フジ夫(攻め)は、荘介が憧れていた亡き作家の孫だった。本人も作家であるというフジ夫の家に、なぜか家政夫として滞在することになるが、相当な変人であるフジ夫との暮らしは予想外に穏やかで…。 自殺志願受けの癒されBLは何冊か読んでいますが、なぜか攻めが変人なことが多い気がします。ちょっとやそっとのキャラでは自殺を思…
てんてん
本品は『さいはての庭』の フェア書店限定特典ペーパーです。 本編終了後、 フジ夫が作った料理で2人が仲たがいするお話です。 ふだんから荘介は フジ夫に料理をあまり評価されません。 自分でも苦手意識はありますが フジ夫もあまり手先が器用ではないので 試しにと料理をさせても 結果にあまり期待はしていませんでした。 案の定 フジ夫が初めて作ったハンバーグは 大きさ…
本品は『さいはての庭』の アマゾン限定配布の特典ペーパーです。 本編終了後、 荘介がフジ夫をデートに誘うお話です。 極度の人間嫌いであるフジ夫は 親しい人としか口を訊かず日がな一日 自室に籠って執筆に明け暮れています。 そんな男の恋人で同居人である荘介は 本の出来心でフジ夫をデートに誘います。 荘介としては 馬鹿げた事を罵られるか 呆気にとられた様な表情を見ら…
Krovopizza
勤めていた会社を辞め、妻とも離婚した荘介(受け・33歳)。 死ぬため訪れた鎌倉で出会ったのは、敬愛する作家の孫で小説家のフジ夫(攻め・26歳)。 彼に家政夫として雇われ一緒に暮らすうち、自殺願望が薄れていき… 鎌倉を舞台とした静かで和風情緒漂う作品。 自殺願望を抱える荘介の生い立ちと心の傷とが、ほのぼの進行する物語の中で少しずつ語られていきます。 母子家庭に育ち、苦労の多い人生を…
さくこ
あらすじと表紙イラストに惹かれて購入。結果大正解。 とても心に沁みる完成度の高い作品。文章がとても丁寧で読み易い。少し謎めいた仕立てになっていて、主人公のトラウマが明かされるシーンは衝撃的だった。年下攻めだが主人公の受の方に甘えてくる感じではなく、お互いが欠けた物を補い合う対等な関係なのも良かった。また日常着が和服で主人公が下着を着けさせて貰えないのもドキドキした。 セックスシーンも情を交わす…
千地イチ 國沢智
杏仙
脳天撃沈やられました… やはり、皆様がレビューしているように、このお話は男前の六之助が要ですが。 ヘタレ攻めと言ってもいいのかもしれないけれど、攻めの青山がピュアでキュンキュンしました。オタクで30キロ減量したって… 皮膚のたるみはないのかと、現実を思いよぎってしました。 その二人が無事に結ばれるのは本当にここちいいと思いましたが。 個人的には朝比が六之助の寝癖をなでて、顎を引いて上向か…
千地イチ 奈良千春
先ずは奈良千春さんの表紙がカラフルで素敵です! 歌手の慎吾は色盲です。おまけに視力もよくない。 だけど唯一、色が見えたのが お絵かき教室の先生、武の絵でした。 めくるめく、武の絵の描写。 全部時間をかけて見るからと… 武が聞いた、慎吾の星が降るような歌声をも 描いています。 紆余曲折があり、二人は結ばれます。 意外に、受け武が快感に対して積極的です。 脇キャラのフクオや、椎名、…
マキヲ
色彩や映像が目に浮かぶ小説にときどき出会います。中でもこの作品は、武が見ている世界と慎吾が見ている世界を想像するとそのコントラストがあまりにも強烈で、哀しくて切なくて胸が締め付けられました。「奇跡」「運命」という言葉がすんなり響いてくる物語でした。 カラフルで心から綺麗だと思った表紙イラストに二人の色んな感情が表現されていて、何度も見直しました。表紙買いした自分GJ!な気分です。 正直…
各5ページの番外編が6つ載っています。 ■ふゆの仁子『龍を飼う男』シリーズより イブの夜。六本木でクリスマスイルミネーションを眺める二人。 ティエンに腕を絡め、大好きな人とクリスマスイルミネーションを観るのが夢だったと打ち明ける高柳。 更に、予約していた某ファストフード店のクリスマス用チキンを受け取って、 「大好きな人と食べるのが夢だったんだ」 と嬉しそうに語る高柳が超可愛い! …
M+M
この作者様の作品を読むのは2冊目だったか…前回の作品はいまひとつだったのですが、こちらは気に入りました! 二戸島の目線で話は進むのですが、すばるの心情が少し透けて読めるのが良いです。わざとらし程はっきりじゃないのが良い感じです。 すばるが、二戸島の前だけでは、二戸島の知っている高校時代のすばるに戻るという単純なものじゃないのも気に入りました。 二戸島が、すばるとの関係だけでなく、…