嵩梨ナオトさんのレビュー一覧

鬼哭繚乱 小説

宮緒葵  嵩梨ナオト 

狂気すら感じる鬼わんこ

攻めの執着やばいー。
受けのために生贄を探し回る姿はもう…狂気の沙汰だよ、鬼だわ。
下手したら味方諸共贄にする気だし…あぶねー((((;゜Д゜))))

ってか清音愛しすぎて人目に触れさせずに閉じ込めときたいレベルの割には初めては公開、その後も側室候補集めて~の…いやあれ絶対若い女の子…しかもお嬢様系にトラウマ生み付けただろ。
側室候補の女の子たち(´・ω・`)カワイソス

生きる者…

2

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

一途な鬼の物語

子供の頃に鬼・森羅と深い友情を結んだ千鳥。
突然の災害と父の死によって今までの生活を奪われ
父を殺した鬼を憎み、幼い妹を守るようにして
生きてきた千鳥は、久方ぶりに昔過ごした希望谷を訪れる。
そこで崩落事故にあい、鬼の世界に連れて来られ
森羅と再会するが……

丁寧に描かれた鬼の世界も良かったし、
多くを語らず見返りを求めずひたすらに愛する鬼もツボ。
大きな物語が展開される。

8

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

あおいはる

青い春と書いて青春とはよく言ったもんです。
久々の学生もののあたり作品だと思いました。
自身の心もわからないし操ることもままならない思い、苛立ち、購うことのできない運命とかいろいろ文章に表れていて、自身の焦燥感をかき乱されっぱなしでした。
弓道部内の話で設定が随所にちりばめられていてそこも凄く面白く何よりも袴でいろいろやっちゃうところとかもうおいしすぎるとしか言いようがありません!!!いや、…

3

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

丸木先生が「青春」を書いたら

作者のファンですので、おお、丸木先生が青春モノを!と思って、期待して読みました。
一気読みさせられましたし、さすがに一定レベルに面白いです。
が、辛口になるようですが、いつもの濃密ドロドロな空気に、さいご無理やり「さわやか青春モノ」のノリをくっつけたようなかんじで、中途半端というか少し薄まるというか

最後のほう、ちょっとつめこみすぎなような……。


あらすじについては他にくわし…

3

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

瞼が腫れる~っ。

全てが千鳥・千鳥・千鳥・千鳥と自己犠牲が強すぎる森羅に千鳥じゃないけどイラつきつつも、その想いの深さに涙が止まらない!! 何故共に幸せになることを望まないのか!! 最後の戦いで本当の意味での伴侶になった2人に余計に涙した。 禾烈が実際に起こした行動は浅はかだったかもしれない。 でも鬼としてその行動をしてしまった事は間違いではないと思う。 ただ読みが甘かったけどね。 何気に最後は黒羽とのスピンオフも…

3

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

最後に愛は勝つ♪

鬼が出てくるようなファンタジーが好きです。皆さんのレビューを読んで興味を持ちました。ペーパーも読みたかったので、ペーパー付きで購入しました。

千鳥が11歳の時に鬼の森羅(シン)と知り合ったけど一度仲違いして、28歳で再会してからお話は動き出します。

もう、鬼の森羅が一途すぎて切なかったです。どうしてそんなに自分を犠牲にできるのか。誤解されて千鳥に冷たくされてる時は可哀想で可哀想で…。

8

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

弓道モノ

私の好きな丸木文華さんでしかも弓道モノ!?これは買うしかない!と思って即購入。

まず、正しい弓道の知識に感動しました。小説家としては資料集めなんて普通のことかもしれませんが、私はそれだけでちょっとテンション上がりました。
(イラストの方はちょっとだけ違うかな?と思う所も一部ありましたがまあ許容範囲内でした)

主人公の新は亡くなった祖父の影響で弓道部に入り、祖父のように綺麗で真っ直ぐな…

3

『鬼の涙が花だとしたら』初回限定特典 書き下ろしショートストーリーペーパー 朱剛の受難 特典

ラブラブな二人

朱剛の視点で見たその後の二人が書かれています。ごめんなさい、めっちゃネタバレしてます。



本編の最後で長老になることになったシン。長老会からお屋敷に住むことを打診された時に断りますが、住んでもらわないと対面的に困るということで普段から住むことはないけれど、という条件のもと結局お屋敷は受け取ることに。

そのお屋敷に三人の子どもと千鳥が朱剛に連れられて遊びに来たお話です。

寝て…

6

鬼の涙が花だとしたら 小説

夏乃穂足  嵩梨ナオト 

シンの一途な思いに萌え

ちるちるさんの作家インタビューで拝見して面白そうだなと思っていた今作品。初読みの作家さまだったので様子を見ていましたがレビューを拝見して速攻で購入しました。内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

もともと体格差があるCPが好きなので「鬼」が出てくる作品は好きなのですがこれも良かった。すごく良かった。

攻めのシンと受けの千鳥。どちらも自分ではどうすることもできない不運のせいで恵まれ…

7

残心 中白の恋 小説

丸木文華  嵩梨ナオト 

モラトリアムと現実

弓道部所属の高校2年生・新(受)は
不遜な後輩・俊輔(攻)が苦手。
弓道に大した興味を示さず
そのくせいとも簡単に矢を的に当てる
俊輔に苛立ちを隠せず…。


四人兄弟の三番目に生まれ
祖父を目標に弓道を頑張る新は
とにかく明るくまっすぐな性格。
その一方で、女子にチビと言われれば
ブス!と即言い返すような子どもっぽさや
幼い頃から異性より同性に惹かれてしまう
自身の性癖…

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