高崎ぼすこさんのレビュー一覧

たどるゆび コミック

高崎ぼすこ 

絵柄が超絶にキレイ

ぼすこさんは「いとしい、ということ」を表紙買いしたのだけれど、それがどうにもこうにもツボに入らず(イヤ、失礼!)ずっと手に取ることはなかったのですが、この作品はちるちるさんの作家インタビューで拝見して面白そうだなと思って読んでみました。

さて、内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。



大手メーカーに勤める花村くんは、上司の佐井に認められたくてデザインを描いていますが、そ…

8

たどるゆび コミック

高崎ぼすこ 

「満たしてやろうか」

花村は上司である左井に好意を寄せていた。
けれど佐井の結婚を知り、失恋を自覚。
ひっそりと涙を流し落ち込むところを敏腕デザイナーの高瀬に見られてしまう。
失恋したことを指摘され、「満たしてやろうか」と言われて半ば強引に体の関係を持ってしまった。
高瀬に翻弄されながらも、高瀬が持つ魅力に次第に惹かれていく花村。
体の関係はあるものの、高瀬は恋愛しない主義だと聞いた花村は、この気持ちは知られ…

15

駆け引きのインサイド・ベット 小説

  高崎ぼすこ 

ラスベガス舞台の事件もの

ラスベガスでディーラーをしている日本人×カジノ監視員の日系アメリカ人。
事件もののわりにエロシーンにはそこそこページが割かれていたのですが、そのせいかいろいろ書き足りていないところがありました。攻めの書き込みが特に足りなかった印象です。ページ数の少ない文庫だし、受け攻め以外に物語にかかわってくるキャラが10人くらいいるので、もう少し数を絞ったほうがよかったかな、という気はします。ちと事件ものとし…

3

「オマエは羊。」出版社ペーパー 特典

描き下ろしの前にはこんなことが…

5/30発売の「CIEL7月号」に掲載されたカラー漫画2Pのモノクロ版です。
B5のペーパー1枚に2P分の漫画が印刷されていました。
雑誌を買えなかった人には嬉しい特典!
こういうの、ありがたいですね♪

内容は、攻めの先生が学会出張に向かう朝、玄関で~というもので、
コミックの最後に載っていた描き下ろし「その後の二人。」の、
前に入るエピソードになります。

学会出張に向かう日…

7

オマエは羊。 コミック

高崎ぼすこ 

可愛いけど、なんか普通…

高崎ぼすこさんの1st コミック「いとしい、ということ」の、
色気を纏った綺麗な絵がとても印象的で、
早く2冊目コミックが読みたいよーーーと思って思って思って、
流れた月日は約2年半。
挿絵ではよく名前をお見かけしたけれど、
なかなかコミックは出てくれなくて首を長ーーくして待ってました。

で、待ってる間に期待値をあげすぎたのか、
コチラの本、買ってすぐワクワクしながら読んでみると…

3

いとしい、ということ コミック

高崎ぼすこ 

表紙に惚れて

昨年、表紙があまりにも綺麗で購入。最初読んだ時は話しに山が無くて印象に残らなかった。今回再読てみて…。絵柄は大変美味です。内容に関しては初見の頃より楽しめました。やはり表題のリーマンCPは初め受が攻に流されてる感半端ないですが、受が受け受けしくない所が良い!仕事では立場や業務を良くなる方へと導いて男前で好感もてます。収録作:『夏なコントレイル』『ウィークエンドの憂鬱』は、祖父経営の小さな新書店に入…

6

赦されざる罪の夜 小説

いとう由貴  高崎ぼすこ 

久保田の器のデカさが身にしみる。

彼女に振られた久保田は、バーでやけ酒をあおっているところに淫らな色気をまとった男に声をかけられる。
その男は同じ会社に勤める上原だった。
会社にいるときとはまったく違う雰囲気の上原。
『遊び』のから始まった二人の関係、けれど久保田は次第に上原にのめり込んでいき───。

上原の矛盾が、より彼を痛々しく見せた気がする。
心は嫌でも、身体は喜ぶ。
そんな自分を罰するように数々の男に自分の…

1

蒐集家は溺愛する 小説

ふゆの仁子  高崎ぼすこ 

執着ラブ

『サクラ』は8歳の時にフランスの地でペルシュイ伯爵に引き取られた。
8歳以前の記憶はなく、見知らぬ土地、見知らぬ顔、見知らぬ言葉。
感情もなくただ『人形』だった『サクラ』を『人間』にしてくれたのは義兄弟であるセドリック。
唯一無二の存在、セドリック。
サクラはセドリックに会うために、電車に乗り込んだ───。

と、美しき兄弟愛(義理だけど)の冒頭にもかかわらず、再会の温度差はかなりのも…

4

堕天使は姦淫する 小説

ふゆの仁子  高崎ぼすこ 

臆病者たちの恋

持ち前の美貌を使って世の中を渡ってきた翠。
愛されることに慣れ、甘えることに慣れ、自分の持つ魅力を十分理解している。
相性のいい男、テクニックが巧みな男。それなりに楽しく過ごしてきた翠。
エリートたちが集う国際会議に参加することになった翠はスイスを訪れ、そこで再会したのはかつての同級生であり──そして唯一本気で恋した、今はアンバー・リンと名乗る、琥貴だった───。

再会ものです。
小…

3

標的は貴方 小説

成宮ゆり  高崎ぼすこ 

アクション映画を見るような

成宮先生初読みでした。
1本の映画が浮かんでくるような、ドキドキはらはらするエンタテインメント作品でした。色々な伏線がきっちり回収され、全体としてしっかりまとまっていて、構成が非常にきれいでほんとに感心しました。
ラブもしっかりでとってもよかったです。

ちょっとアウトローな外国からの”協力者”、エリアス。奔放だが繊細なキャラが魅力的です。一方、受けの悠貴は外事の捜査官。クール美人受けです…

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