鴇六連さんのレビュー一覧

黒猫は蜜月に啼く ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

今回の執着も素敵!

待ちに待った続編で ドラゴンギルドの設立当時のお話。 まさか前作で登場のリーゼくんにこんな悲しい過去があったとは! 最後の魔女が自分の死をもって竜たちを守るために設立されたドラゴンギルド。 リーゼくんが必死にそれを守ろうとしてるのに気持ちが空回りして、竜たちとのコミュニケーションが取れず上手く進まない事が読んでて悲しくなった。 そこから今のドラゴンギルドになるまでに風竜サリバンとのやり取りがあるの…

4

紅炎竜と密約の執事 ~ドラゴンギルド~ 小説

鴇六連  沖麻実也 

根の深いファンタジーもの

絶滅寸前の竜は全てドラゴンギルドという組織に属して帝国の保護・監視下にあり人々を護っている。というのは建前で竜たちの母神となるティアマトー(唯一竜の卵を産める)の卵を隠し持ちそれを盾に竜を好き勝手扱っている。そんなドラゴンギルド侵害派の政府要人(ギュスター)とドラゴンギルドとの卵の奪還を賭けての戦いでした。 思った通り最初から下衆な野郎でしたねギュスター。国のためというより自分の私利私欲のみに動く…

11

後宮の蜜月夜 小説

鴇六連  橘瑞樹(橘水樹)  櫻林子 

素直な子は可愛いけれど…

龍神、後宮の言葉に引っ掛かって去年購入した本です。中華宮廷ロマンスが読みたくなって未読本の中から手に取りました。

龍神の血を継ぐと言われる水稀が森の中で、ケガをしている皇太子の秀瑛を助けたことでお話は始まります。その後、秀瑛の貢物としてさらわれた水稀を秀瑛が助けて愛情が深まっていきます。この水稀なんですが、考えなしに危険なところに自分から行ってしまいます。そのたびに秀瑛が助けに来るのですが……

2

銀獣と碧の守護者 小説

鴇六連  沖麻実也 

脇キャラが気になるわ

女神が自らの片目を大地に埋めて創った碧の大地、そして女神の子供が初代の王として
君臨し、その森に住まう獣は神に王と共に戦う為に祝福を受けた神獣が住んでいる。
神の国として碧に覆われた国を隣国が狙うが国を守る神獣と共に戦う騎士団が守り
人間と神獣が共存する特別の国が舞台です。

神獣が住む森で迷子の子供が母を探し泣いているところに神獣の中でも特別な存在の
伝説の神獣タナストが現れ、その子…

5

夜伽恋情 小説

鴇六連  緒田涼歌 

後書きの裏話(妄想)が気になります。

新刊チェックで粗筋を読んで、登場人物の名前が中国っぽかったので、
恐らく中華モノかなと思い、例え特典ペーパーが無くても予約するつもりでした。
発売時に特典を付ける最近の商法には反対派ですが、今回は私のBLの原点とも
言えるジャンルで、希少なジャンルで特典ペーパーが付くということが発売日
近くになって公表され、とても嬉しく思いました。
いつもの書店で予約して購入しました。

前回、新刊…

4

夜伽恋情 小説

鴇六連  緒田涼歌 

寡黙で一途な男の恋情

天涯孤独で孤児だった燈真と3歳年上の幼なじみ春怜との擦れ違いラブ。
同じ村で共にそだった二人ですが、村に巨大都市の最高権力者である太守から
傍で働かないかと誘われ、春怜の傍から離れたくなかった燈真はその春怜から
都市で強い男になったら燈真のものになると言う言葉を受けて旅たつ。
そして、6年の歳月が流れ、燈真は太守の側近として働き、若き重職となっている。

そんな時に太守から一人男を買っ…

4

後宮の蜜月夜 小説

鴇六連  橘瑞樹(橘水樹)  櫻林子 

龍の血族

ファンタジーと言うより大国に伝わるおとぎ話の言い伝えがちょっと不思議な現象と共に
国の繁栄へと繋がり新皇帝と龍の末裔でもある受け様とが結ばれるお話。

BL的には恋愛面は少ないような気がするのですが、自然の中で龍の血族として育ち
やんちゃで素直で純粋な受け様が突然攫われ後宮に入れられてしまう内容で
初めは龍神の森で天女と見間違うくらい綺麗な攻め様を受け様が助けた事が出会い。
もう1度逢…

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