烏城あきらさんのレビュー一覧

許可証をください! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

製造現場って……そうだよ、大変なんだよ(汗)

プラントもののBLってーことで腐友からご推薦されて読んでみた。
プラントというには小規模なんだが、製造工場内でのドタバタを
うまく書いています。
実際はもっと書いてあったんだろうなーと思う痕跡がそこかしこにあり
(いやだって製造内部って書きだしたらもうね…大変なんで)
どこまで描写するか、書いて削ってで悩まれたのではないか。

惜しむらくは、前原の男気ある態度はよくあらわれているのだ…

7

LinS -リンス- 小説

烏城あきら  ふさ十次 

むむむ…

妙に長い話に感じてしまいました。
けして読みづらい作品ではないし、面白くないわけではなかったので萌え評価にしましたが、先を知りたいという推進力に欠けてたような。

これ、攻めのキャラ設定がいまいちだったような気がします。
二年間も片思いしてる一途さや過去に他人を傷つけたことが深い傷になっているというトラウマと、最初のほうから堂々とこっそりエロいことをしまくるのが結びつかないんですよね。
どっちも描…

1

うそつき 小説

烏城あきら  桃月はるか 

最初のエッチの大失敗は…萌えです!

烏丸あきらさん私好みだわー。
表題作カップルは、庶民を通り越して、明らかに貧乏な二人のささやかな恋のお話なんですが、そこがツボでした。しかも、なんかこのまま一生お金に苦労しそうな感じ。
ブルジョワの多いBLにおいては特殊です。でもそこが好き。
受けはサービスエリアで甘栗を売っている。両親は借金作って夜逃げして、叔母のもとで暮らしてたんだけど、高校中退して働いている。
攻めはトラック乗り。トラックを…

2

発明家に手を出すな 小説

烏城あきら  長門サイチ 

お仕事BL最高

烏城あきらさんは、お仕事BLを書かせたら右に出る者はいないんじゃないかなと思います。
許可証シリーズも面白いんですが、弁理士と発明家というよく分からない世界を分かりやすく描いてくれたこの作品も最高に面白かったです。
お仕事BLといってもちっとも堅苦しくなくて、ひたすらユーモアに満ち満ちた作品なので、尻込みされてる方もご安心を。

読み終えていちばんに思ったのは、恋愛感情じゃなくてもいい気がする!で…

0

許可証をください!(5) 君にもわかるISO 小説

烏城あきら  文月あつよ 

ISOって難しい~~!!

毎回知らない工場の話が書かれていてそれがこの作品の面白さでもあるんですが、今回の「ISO」はちょっと難しかったな~~~、丁寧に説明はされてるんですが正直分かる様な分からん様な……今回のお仕事シーンはちと意味不明な点も多かった気がします。
竹中部長が何故に報告書を頑なに出さないのかもどうしてなのかさっぱり分かりませんでした。
う~ん、自分の頭が悪いせいなのか?
結局ISOを理解しないままでした…

3

許可証をください!(4) ただいま定修中! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

今回はエロ要素多し?

いやー、工場ってホント色々あるもんなんだなーと読む度に感心しますし、仕事内容にも興味がわきますな。

今回は阿久津〔受〕と前原〔攻〕が働く工場が、定期修理、略して定修に入ります。
その期間はプラントを完全に止めて改修作業をするのですが、その間は彼らは休んでいられるかというとそうではなくてしっかり働いてます。
前原は製造部で、そして阿久津は排水濾過のテストに試行錯誤。

今作はおそらく今…

1

許可証をください!(3) 嵐を呼ぶ台風!? 小説

烏城あきら  文月あつよ 

一難去ってまた一難

ホントに工場は大変なのですぞ、次から次にとアクシデントが起こります。
今回の最もアクシデントは渇水とそして大型台風。

確かに前作でも渇水だなーっていう伏線はあったんですね。
それが今回、本格的になってきて断水状態にまでなってしまう。
勿論、工場は思う様に動かずに、社運を書けた仕事が納期までに間に合わないかもしれないという自体まで起こります。
そして台風が水を連れてきたと思ったら、その…

1

許可証をください!(2) 慰安旅行に連れてって! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

コンビナート見たくなってきました!

シリーズ第二弾、前作で恋人同士となった前原〔攻〕と阿久津〔受〕ですが、なかなかラブラブとは簡単には行きません。
お互いに男としての襟持があるのですな、そしてそこをお互いに譲らない、おお、男らしいぞ!

そして工場はというと、次回はクレームで大変な事になってましたが今回は、工場排水の汚染が問題となり、市からこのまま改善されなければ業務停止と言われています。
その為に阿久津は必死で汚染の原因を…

1

許可証をください! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

工場で働く男達

リーマンモノとはちょっと違う工場で働く男達の話なのですぞ。
阿久津〔受〕は会社命令でフォークリフトの免許を取得する事になるんですが、慣れない操作にあたふたしまくり。
そんな阿久津の指導にあたってくれるのが前原〔攻〕なのですね。
これがきっかけで品証部の阿久津と製造部の前原が直接知り合うんですが、その後、大事な取引先からクレームが入り、その原因究明の為に2人はコンビを組んで取り組む事になり………

4

許可証をください!(2) 慰安旅行に連れてって! 小説

烏城あきら  文月あつよ 

気持ちと理性の鬼ごっこ

全く馴染みのない製造業という業界、薬品製造工場が
舞台とあっては遠巻きにしてしまうのも無理はありません。
が、ちょっとお待ち下さいな。若造からおっさんまで
誇りをもって働く男達の格好良さをここで読まなきゃ損です、損。

毎回この工場ではハラハラするトラブルが起こり、
それに対処すべく主人公の阿久津はじめ仲間達の熱血奮闘が
繰り広げられます。
読者としては、この非常事態にどうやって立…

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