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78/137(合計:1368件)
円陣闇丸
トーゴ
ネタバレ
時間の経過が重大さを薄めてしまい、緊迫した続きのはずなのに気持ちがなかなか追いつきません。 けれど次の6巻で最終巻と前書きにあっては、色々と投げっぱなしのままだったあれこれが回収されていくのかもと自ずと気が引き締まっていきます。 不思議チックよりもオカルトじみた方へ進み始め、以前アフトが訪れた並行世界で、振一郎も意味深な単語を投げかけられ物語は佳境へ向かっていきます。 一旦は成澤の負傷に、解…
ジャンボなウサギのハナちゃんに振り回され何事が始ってしまうのか。 毎回方向性を見失ってしまいますが、アフトのようなゆるく不思議チックな存在がいるだけであらぬ展開もつい固唾を呑んで見守ってしまいます。 3巻でその兆しを見せたイサドアの豹変ぶり。 ちょっぴりわくわくしちゃいましたが、振一郎に構われたい気持ちが大きすぎて大分可笑しなことに。 けれど成澤の大人な態度に嫉妬とかヤキモチとかのラブ…
かわい有美子 円陣闇丸
はちに!
とても好みの話だった。 篠口と黒澤の関係性もすごく好き。 ずっと気になっていた作家さん初読みです。 海外のラブサスペンスものの様なスリリングな雰囲気。とはいえ完結しないのはいただけない。。巻数表示を付けてしまうと敬遠されがちなのだろうか。。 個人的には「その版の経験は、篠口にとって最低なものとなった」というプレイの描写は詳細な内容を記述していた方が面白い。今回のやり方だと非常~~~~~にも…
英田サキ 円陣闇丸
AshNY
思いっきりファンタジーでした。 あんまりファンタジー系は読んだ事ないので、 読み始めはちょっと引き気味だったんですが、 半分位読み進めてたら慣れてきて(?)、 楽しく読めました。 そんなにファンタジーに違和感はなかったです。 とにかく台詞が説明的というか、ストレート?なので、 読んでてこっちが恥ずかしいわ!とツッコミ入れたい位、 思いっきりあまあまの台詞で、 今迄読んだ中でダ…
3巻です。 振一郎の成長に目を見張り、つい「ごほうび」の文字に心踊ってしまいます。 なのに、肩透かしな告白にいつも通りのうやむや感。 番外編やアフトの独り言で濁されてばかりです。 その割にキス止まりな2人のラブ度は高く、新婚さんみたいな気恥かしさ。 これまでのはぐらかされ続けたラブを補充されているようでした。 そして本編。 無頓着にも程がある成澤の安請け合いと、大学生になって何を…
ココナッツ
『甘い水』『天使のささやき』『Zwei』に続く、平河寮シリーズの新刊。 ただこちらはもう寮にいないですけどね。(確か『Zwei』の時しか篠口は寮にいなかったような) かなり発売がずれていたので、本当に出るのか心配しておりました。 時間軸は『甘い水 2』で遠藤が負傷した後からとなります。 ********************** 受けの篠口は、警視庁特殊捜査班SIT所属の36歳。 …
和泉桂 円陣闇丸
ぴぴ606
大正ロマンものやそれに近い…現代すぎないものを探していた時にオススメされていたので購入。 海外へ駆け落ちするという結末はロマンがあって憧れもあって大好きです。 家族や体制にとらわれない二人だけの世界で幸せになってほしいですね。 こういう場合は駆け落ちしました!というところで終わってしまうものも多いですが、その後どんな風に新しい生活を始めたのかが少し描かれていたのが良かったです。 ほんの少し…
Hinana
甘い水シリーズと繋がっている作品と知らずに読み始め、聞いたことがある名字が出てきて、遅ればせながら気付きました。 好きな作品だったのでなんだかとても懐かしい気がしました。 ただ、今作は萌え要素が少なく、痛いシーンを想像してゾゾっとなりました。 痛々しくて後半は読むのが辛くなってしまいました。。 元々一筋縄ではいかないできる男たちの掛け合いが面白いシリーズですが、受けが可哀想でした。。 文…
Krovopizza
SITシリーズの新作は、既刊にもさりげなく登場していたミステリアスな二人。 続編があるとのことで恋愛面ではまだ前章といった印象ですが(絡みも前半に少しだけ)、一筋縄ではいかない大人同士の関係の進展に大いに期待できそうな一冊です。 SIT所属の篠口(受け・36歳)は、『甘い水』の遠藤の先輩。 6年前の通り魔事件で殉職した同期に遠藤を重ねており、その同期や遠藤への想いを心のどこかで引きずって…
メグタン
かわい先生の特殊捜査班(SIT)のシリーズ。 『甘い水』にて遠藤にからんできた篠口が主役ですが、この1冊だけで読み始めても問題なしです。 私自身も、この篠口というキャラクターが好きだったよなぁ、程度にぼんやりとしか覚えておらず、それでも楽しく読めました。 受けの篠口は、「優等生のようでいて厭世的」。 人当たりもよく仕事も付き合いもこなしていくけれど、どこかで一線ひいた立ち位置をとる孤独…