遠野春日さんのレビュー一覧

藩王宮(マハラジャ)の黒太子 小説

遠野春日  朝南かつみ 

インドもアラブっぽいのね

インドのマハラジャですから幾分アラブものに近いですね。
オレ様傲慢で、ちょいトラウマ持ちでヤン気味。
どちらかというと苦手部類ですが、朝南イラストにフラフラ~♪
実を言うと、実生活でインド人と交流があるのでこの攻め様のような美形インド人は想像できなくて、思わず”これはお話、これはお話”と頭に念じておりましたww
そう、このイラストと美形を連想するならヨーロッパとインドの混血の美形モデルを連…

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Chara collection EXTRA 2006 特典

ファンには興味深いでしょうね

色々なお話の後日談ですが、よかったものをいくつかご紹介します。

*麻々原絵里依 「双子横丁」(「初恋横丁」番外編)
あっくんが引っ越してから、そこに入りびたりの修との仲を疑うミミとモモ。
夜中に家を抜け出して、あっくんの新居に行って調べようとする双子の二人だが、うろうろしているところを警官に見つかって・・・

*水名瀬雅良 「キミの建物と本音」(「ラヴァーズ・ポジション」番外編)

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仔猫と茅島氏には誰も勝てない 小説

遠野春日 

彼の事を全て知っているようで、知らないことが沢山ある。

超・超・超久し振り!な茅島氏のお話が読めて凄く幸せです!
もうそれだけしか言い様がありません。
短いお話でしたが、満足です。
もう書かれないのかと思っていましたので、まさか読めるとはという気持ちでいっぱい。
今回初めて茅島氏のシリーズの同人誌を購入しました。
きっとほかにも読んだことないのがあるのではないかと思うのですが、どうなんでしょうか?

庭に迷い込んだ仔猫、それを黙っていた庭…

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情熱のゆくえ 小説

遠野春日  円陣闇丸 

急接近の2人

前作で想いを伝え合った2人ですが、今は社長と秘書という立場で、同じ家に住む恋人同士。
だが、初めて恋人を持った佳人は、普通の恋人同士はどういう風にするのかわからず、未だに2人は別の寝室で暮らしている。
そんな中、遥の行方が分からなくなり、心配した佳人は遥を探すため、遥が最後に消息を絶ったロケ地に向かう。

佳人の意外な行動力に驚きです(愛のなせる業ですかね~)。
危険を共に潜り抜けること…

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恋する僕たちの距離 小説

遠野春日  門地かおり 

門地絵買いでしたが、面白かった~!

遠野先生って、心象・背景説明がとても上手いですね!
この作品で言ったら、会話より断然説明の文章が好みでした。
学生ネタは得意じゃないのですが、この作品は好き。

リーダーシップのある爽やか男子に恋する、同クラのシャイで上手く話せないゲイ美人の、健気で可愛い話です。
ハンドルネームを使ったPCメールのやりとりと実際のクラスでの2人の仲のギャップ、受け攻めともお互いのにわか彼氏彼女への嫉妬や…

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恋人は不機嫌な絵本作家 小説

遠野春日  あさとえいり 

ハスキーパーと汚部屋

汚部屋モノと勝手に名付けてるんですが、美形だったり能力がある人なのに平気で汚部屋に住んでいる人物と、それを片付ける人物との出会いモノ。

今回の汚部屋持ち主は延行[攻]、そこへハウスキーパーとして派遣されてきたのが淑真[受]
尤も延行自身が依頼したのではなく、延行の義弟が手配したのですが。
淑真はその汚部屋っぷりに呆れるも、掃除洗濯料理の大好きな彼はそのお部屋に取り組み、3時間で何とかリビ…

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Mr.Dの華麗な求愛 小説

遠野春日  片岡ケイコ 

城かーー!

帯『情熱の城で、愛は蕩ける。』

駆け出しの舞台俳優・泰章[受]の舞台を偶然見に行って彼に一目惚れした、演劇応援にも力を入れている財閥の孫の尚比古[攻]
尚比古はなんと、劇団の清掃員として潜り込み泰章に少しずつ近付いて行きます。
会社の仕事はいいのかーーとかちょっと思っちゃったんですがまあその辺は深く気にせず読み進めますです。

そして泰章は新しく大きな役柄を貰うのですがそれが恋をする…

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Rutile Souvenir NEIGE 特典

小冊子で連載

ルチル「文庫」の番外編を集めた小冊子。
文庫限定なので作品数は少なめだけど、中身は充実。
雲母びき金の箔押しの表紙、文庫サイズ、本文139P。

なかでも
愁堂れな「crossing]
罪シリーズと、unisonシリーズが交錯するお話。
罪シリーズ富岡とunisonシリーズ長瀬が大学時代のバイト仲間で、共通する先輩のパーティに、それぞれ田宮と桐生を連れて行きます。
そこで、桐生と田…

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RUTILE souvenir EMSEMBLE 特典

ボリュームたっぷり

2009年版のルチル本。
ルチルの全員サービス本は、いつも顔ぶれが豪華、って言うか、好きな作家さんばかり。
この本も、とにかくボリュームたっぷり。
20作品、本文3段組で154P.
エンボス加工の表紙といい、間違いなく素敵です。
先日届いた2010年度版はもっとパワーアップしていたし、今年も申し込むの忘れないようにしなきゃ。

で、私の一押し
崎谷はるひ「ブレミッシュ」。
「やす…

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愛される貴族の花嫁 小説

遠野春日  あさとえいり 

定番です


妹のフリをして嫁ぐ…というのはBLでは何だか定番のような気がします

嫁いだ後姿形だけでなく寝所でも妻として抱かれる、というのも定番

ただしこのお話は細々としたエピソードにすごくキュンときて、自分も攻めの奏さんに恋できるんです!

設定的に傲慢な無理矢理男が攻めかと思えば今回の奏さんは一味違う感じです
寡黙、不器用という感じで主人公の一葉のことも無理矢理嫌がるのを押さえ込んでまで抱こうとはしま...

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