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大好きなシリーズの二作目です。
ここから暫くは一冊毎に事件が起きて、その度に二人の愛情が深まって行きます。
こちらは遙さん受難の巻で、佳人の遙さんを思っての頑張りに胸熱でした。執行が初めて登場するのもこの巻です。
遙さんの置かれた状況を知り、囲われてた香西の元に行こうとした所を東原に拾われ執行の助けを借りる事になります。
執行の知識の深さと行動力も見事ならば、遙さんのどんなに痛めつけられても屈しない胆力の凄さを感じさせる一冊になっています。
そして見事に遙さんを助け出した後の島での一夜と、香西に借りた船でのセックスに二人の絆を強く感じました。
東原と執行のやり取りにも萌える作品です。
前作で想いを伝え合った2人ですが、今は社長と秘書という立場で、同じ家に住む恋人同士。
だが、初めて恋人を持った佳人は、普通の恋人同士はどういう風にするのかわからず、未だに2人は別の寝室で暮らしている。
そんな中、遥の行方が分からなくなり、心配した佳人は遥を探すため、遥が最後に消息を絶ったロケ地に向かう。
佳人の意外な行動力に驚きです(愛のなせる業ですかね~)。
危険を共に潜り抜けることで二人の間にあった微妙な距離感が急速になくなっていくのがいい~。
野外というか、島の中のシーンが多いのですが、そういう開放的な感じも前作とは印象が違って新鮮です。