火崎勇さんのレビュー一覧

私の知らないアナタが欲しい 小説

火崎勇  杉原チャコ 

手に入ったはずの“恋人”の心が見えない焦れ焦れ

維新の頃から薬問屋として大店だったという“宮郷製薬”の
跡取息子とお世話係りというカップリング。

“宮郷製薬”の跡取息子 宮郷和緒の
お世話係り 倉部謙の家も元は大きな会社を経営していたが
祖父の代で大きく傾き、会社ごと宮郷に抱えてもらったという恩義がある。

そんな倉部を、和緒の姉の婿にという話は姉の結婚で流れた。
と、同時に和緒の時期社長の座も一夜にして消えたわけだが
倉部…

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人魚姫じゃないから 小説

火崎勇  小路龍流 

定番 お仕置きプレイ

王者のオーラ漂うアパレル会社社長 祐天寺と
ウインドウ・ディスプレイプロデューサー 倫の恋愛。

仕事も恋も絶頂な受け。
幸せ絶頂のところに職場の先輩と祐天寺の関係を疑いはじめる・・・

攻めのことを疑ってしまった受けは
最終的には、ちょっと激しいプレイでお仕置きされちゃうっvてパターン
うーん、定番かな。

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きっとそれも恋のせい 小説

火崎勇  陸裕千景子 

いまいちでした

改行と同じようなモノローグの繰り返しによって枚数稼ぎをしてるんじゃ…としか思えなかったです。
火崎さんは文章は上手いし物語作りも上手いと思うんですが、多作なだけに出来不出来の差が大きいのかなァ。

主人公はリーマン(受け)。
遊び人のイケメン上司(攻め)に恋します。
上司も主人公に恋して、口説いてくる。でも信用できない。
そんなある日、イケメン上司の元恋人が自分の友人だったと知ってしまう。しかも友…

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永い言葉 小説

火崎勇  石田育絵 

んー

12歳の年の差カップルの話です。
正直いまいちでした。
ぐるぐる悩む三十路の主人公にいまいち共感できなかった。

主人公はリーマン(攻め)です。
子供時代に仲良かった隣家の高校生(受け)に、バイト先として自分の会社を紹介するところから話がはじまります。
惹かれてるのを自覚しながらも、なかなか踏み出せない主人公。
そんなある日、二人で残業してるときに、その高校生にいきなり告白され、さらにフェラチオさ…

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マイフェア・ブライド 小説

火崎勇  雁川せゆ 

こういう攻めが主人公な小説、好きです

火崎さんの小説、やっぱり好きかも。
こういう頼りがいのある落ち着いた攻めが主役なのって、読んでて楽しい。
こういうストーリーなら、受けの側を主役にする作家さんが多いんだよね。攻めの側から読めるのが楽しいかったよ。

主人公(攻め)は一流ホテルに勤めている。部門強化のために、出向命令が出る。
出向先で出会ったのが、ブライダルコーディネーターしてる年下の社長(受け)。
攻めは受けに惚れ、年下社長をいつ…

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大人の恋が騒ぐので 小説

火崎勇  山田シロ 

大人だ。

二人の出会いはともかくとして、尊敬できる大人の隈さんにとにかく惚れ込んじゃった三鈴くんがグルグルアタフタするお話です。
隈さんは、アーティストの割りに非常に分別があり、我慢がきく人です。(火崎作品の醍醐味、「いい意味で分別くさいセリフ」も隈さんから発せられます。)
それまで、成績がいいだけで甘やかされて育ったと思える自信家の三鈴くんを、うまい具合に自立の方向に持っていけたのも隈さんのおかげだと…

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大人の恋が騒ぐので 小説

火崎勇  山田シロ 

据え膳食えぬわけは?

トーンほのぼの なのに、H度変態って、どーいう作品!? って、思われた方もいるかも?
でも、そういう作品なんです。

主人公は大学受験に失敗したショックから自殺しようとしていた青年 三鈴・受け、
それを助けたのが、今をときめくアーティストの隈黎一(くまれいいち)・攻め
これが二人の出会いです。

その後、三鈴は隈の助けを借りながら二次募集をしている大学を探し、
見事入学します。でも…

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誰が袖 (タガソデ) 小説

火崎勇  中村春菊 

良かったぁぁ

ちるちるさんの貸本サービスを利用して五冊借りましたが、正直四冊まではスカでした(すいませんw)
でも勿論、タダで五人ぶんの作家さんを実験的に読めるのはありがたいのです。とくに私は、気に入った作家さんの本を大人買いするタイプなもんで。表紙買いどころか、あらすじ買いもあまりしたことがない。

で、この一冊は、キました。火崎勇さんは初読みの作家さんだったんですが、あと二、三冊試してみて、好みなら大人買い…

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五つの音 小説

火崎勇  よしながふみ 

冷めてるようで、じつは情熱的

タイトルの「五つの音」とは、「あ・い・し・て・る」です。
その意味に捕らわれすぎて大事な人に言えなかった、という後悔。
でもそれを認めたくない主人公・鵡川。
やり手アドマン・鵡川はヘッドハンティングされた会社で、昔の恋人・久遠と再会する。
高校卒業時、一方的にひどい別れを告げ、未練はなかったはずなのに。
再会したら、なぜか久遠が欲しくてたまらない。
俺様な鵡川は、なんとか久遠を手に入れ…

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荊の鎖 小説

火崎勇  麻生海 

荊の鎖

ホテルの御曹司の主人公は、大学卒業と同時に捨てた恋人が結婚すると知って途端に独占欲がわいて…?
みたいな話です。
かーっときた攻め(主人公)はそのまま受けのことを監禁しちゃうんですねー
しかし攻めが暑苦しい…!!!!
こんなに愛されたら…うーん(;・ω・)
話の途中で監禁から解放した後、攻めが「一度でいいからあいつの職場を見てみたい」って車で見に行ったり…
それ純粋な気持ちなようで犯罪…

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