火崎勇さんのレビュー一覧

森を出る方法 小説

火崎勇  巴里 

無神経な男と繊細な男

カメラマン・荏田(傲慢俺様攻め)×サラリーマン・榊原(繊細タイプ)
公園で出会った男に、身体を売る男と勘違いされて強姦されて、再会した男は、母親の再婚相手の息子で……。

悪夢をみて身体を壊すぐらいに、あの時のことを榊原は悩んでいるのに、秘密は知ってるからお互い楽しもうと軽いノリでもう一度と迫ってきて、好き勝手に身体を楽しみます。
身体を売る気じゃなかったと誤解を解こうとしても、気持ちよく…

2

恋に酔っても 小説

火崎勇  小路龍流 

ヘタレ攻めに開眼

ヘタレ寡黙攻めの居酒屋店員・加村克司(28)×強気受けの会社員・橘潤一(25)
頼りにならない攻めなんてちょっとなぁと思っていたのですが、この話でヘタレ攻めに目覚めました!
思いあまっての無理矢理もありますので、苦手な方はご注意。

飲み会を加村の勤める店で開いては、店の裏で意識を失い吐く程、橘が酔うわけとは……?
服についた汚れを洗う為にラブホテルに行って、無礼かと思えば、素直でいさぎ…

0

キープハート 小説

火崎勇  香雨 

コバルトだからでしょうか?

人から嫌われることを極度に恐れ、人と上手く付き合えない奏。
どうして自分が人の顔色ばかりを窺う人間になってしまったか。
それには事故死した奏の兄と両親が、深く関わっているようです。

奏が本当にイラつく卑屈っぷりで。
上司が不愉快になる気持ちに、かなり共感してしまいました。
そんな奏にイラつけばイラつくほど、後半に彼の卑屈な原因が分かると、
一気に奏に同情してしまいます。

奏に…

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呆れるくらいに愛して 小説

火崎勇  かんべあきら 

隠された姿にこそ惹かれるのか

今回は数々の関連会社を持つ企業の辣腕副社長と
葬儀社のセレモニーコーディネーターのお話です。

攻様の親族を欺く偽の恋人からかけがえのない恋人になるまで。

受様は葬儀社で働く一社員です。
大学時代のアルバイトから正社員になり
今では葬儀を仕切るチームリーダーの一人。
ホテル傘下の勤め先もアットホームで
仕事も会社も気に入って働いています。

対して攻様は
受様の会社の後ろ…

1

夕闇をふたり 小説

火崎勇  実相寺紫子 

言葉が足りないのは、お互い

強引な寡黙攻・長尾×包容力抜群な健気受け・近石
強引めなHあり、ラブラブの見応えがあるHもあります。

高校生の頃からのつきあいで大学も一緒で、社会人になっても関係が続いている。
つきあいはじめて、5年。最近、忙しい長尾は部屋に夜に現れて抱くだけ抱いて、背中を向けてすぐ帰っていく。
好きだから関係を続けていたけれど、自分が都合がいい存在だったから?
同じく男の恋人を持っている後輩の様子…

2

それでもアナタの虜 小説

火崎勇  司狼亨 

好きだからこそ言えない言葉

今回は都心の一等地に店を構える一流デザイナーと
売れてはいても少しトウが立ってきたモデルのお話です。

同居を断り続けた恋人が養子をもらうと言いだして一波乱、
お互いの気持ちを確かめ合って丸くおさまるまで。

二人の出会いは海外ブランドの撮影現場。
駆出デザイナーと売れっ子モデルと立場は違いすぎましたが
惹かれるままに恋人として付合い始めます。

15歳でモデルのオーデションに…

4

それでもアナタの虜 小説

火崎勇  司狼亨 

真面目な人大好き

ここまで真面目な主人公だと評価は分かれるのかなぁと思いますが、私としては真面目大好きなので、もどかしいまま1冊過ぎるようなお話でしたが、神に近い萌え評価差し上げます。

クソ真面目な売れっ子モデル・椿原と新進気鋭のデザイナー・榎並は、榎並が下積みのころからの恋人同士で、榎並から「養子縁組」というプロポーズまでされたことがあるのに、椿原は世間体や将来のことばかり考えて、彼らの関係を知る人は3人し…

2

ブルーデザート 小説

火崎勇  佐々木久美子 

真面目な受様の潔さがGOOD

今回はアラブの石油王とジムを経営する社長のお話です。

受様視点の二人の出会いから
王位継承絡みの誘拐事事件を経てまとまるまでの本編と、
従兄弟視点での本編経緯と後日談を収録。

本作はIT関係の仕事をする従兄弟に
ある仕事への同行を頼まれた事から始まります。

海外の会社で外部秘データの扱いの為軟禁状態らしく、
つい最近
警察沙汰の大事件に巻き込まれた彼を心配した隣人が

2

二人のポジション 小説

火崎勇  御園ざぼん 

寒いノロケ話をえんえんと読まされた気分

リーマンものです。
『抱かれたいけど、抱かれたいとは言えない。だって俺は年上だし上司だから』と悩む上司と、『抱きたい』と思ってる部下の恋。
正直になれない臆病な心をえんえんとモノローグで綴ってるんですが、切なさをまったく感じられませんでした。

で、続編は『感じすぎるイヤラシイ自分。もっともっと抱いてほしいのに、淫乱なのがバレると嫌われてしまう』と悩んで恋人を避けはじめる上司と、『自分だけには淫…

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芳醇な恋に 小説

火崎勇  あおいれびん 

仕事でも恋でも三角関係

再会ものですねӂ

経営が傾きかけた老舗ワイナリーに好意的買収の話を持ちかけたのは高校時代の恋人で…

そしてついでにもう一人、経営に力を貸すと言って現れたのも高校時代の友達で…

この元恋人とクラスメイトが受けの心と体、そして会社を取り合うトライアングルラブでしたn[g3

元恋人の方は別れてからもまだ未練があり、また、友達だった同級生の方も、実は高校時代から受けに気があり、受けの会社がピンチに陥っ...

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