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華藤えれな 夏乃あゆみ
湘子
ネタバレ
アルベール×玲 華藤えれな先生の最近の作品、読んでいなくて、 作風がどう進化したのかちょっとわからないけど、 今回はリアルとファンタジーが絶妙なバランスでいい一冊。 ちょっと新鮮。 舞台はイタリア北部。 18歳の玲は少し可哀想で不憫で、 美術館の清掃員として働いていて、 彼の前に現れるのが 18、19世紀の肖像画から抜け出してくる王子様・アルベール。 その肖像画…
華藤えれな 木下けい子
碧雲
明治時代のパリ万博1900年明治33年の4月-11月・・が背景。 良いファンタジーだった。 ●保月佳依:18才 能楽・保月流宗家師範 政略結婚の正妻の子 中性的で儚げな容姿 事故の後遺症の為、後継から除外。義弟は「お怪我さま」と呼ぶ ●保月勇舞:18才 能楽の保月流宗家後継者 新橋芸者の愛人の子、佳依の異母弟 ●ラ・モール伯爵: 寂しい神様 自称「死神」 何で…
篁ふみ 華藤えれな
原作読了済み 描写が上手いので、原作とまた違った魅力ある仕上がりになっていると思います。 双子のオメガの兄弟。 アイリは、政府のΩ専用の学院に在学中。 たまに兄に、替わってもらって外に出て、恋人と逢瀬。 或る日、アイリに呼び出されて服を着替えると、車の中に赤ん坊が居る。 事故死したアイリが愛した人=赤ん坊の父親は誰? カイリが愛した人との接点がどうやらあるらしい ・・と…
華藤えれな カワイチハル
不憫受が、優しい人と出会って幸せになるファンタジーだけど、 この作品の主人公も王子も、気の毒すぎる設定。 「醜いアヒルの子」が土台。 昔仔猫を助けた異形の奴隷少年は、転売されてサーカスの雑用係になっていた。 少年は、顔に痣を持つ孤児 名前もないまま使役され、火傷や傷だらけ。 動物たちと会話ができても、人間との会話は下手。 或る日、一座の移動中に発熱して、厄介払いされる。 …
華藤えれな ミキライカ
麗音
華藤えれな先生の帝政ロシアの世界観のオメガバース。 先生らしい優雅で美しい背景の中で奏でられる壮大な物語でした。 受けのオメガであるエリクは、自分のせいで体に傷を負ってしまった相手への恋心を封印してもしきれず、甘えたり依存したりしながらも、成長していく中で自立しようと足掻くのですが、空回り気味だったり危なかしくてニコライにしたら放って置けないのだろうなと思いました。 ニコライは側近と…
華藤えれな yoco
kurinn
華藤えれな先生のツイートで存在を知り発売当時に購入していたのですが、やっと落ち着いて読むことが出来ました。 「蒼の王と真珠姫」が大好きでこちらが「初代蒼の王と真珠姫」のお話と知り、悲恋だったらどうしようと戦々恐々としながら読みました。 結果はハッピーエンドでしたが、途中で何度も泣かされました。胸が苦しくなってこのまま発作が起きたらどうしようと怖くなった程です。 実際は腫れた瞼で夕飯の買い…
読み始めてから暫くして、実に華藤えれな先生らしい作品だと思いました。先生の実体験に基づく景色や街並みの描写や美味しそうな食べ物、そしてこちらの作品でも献身的な愛を捧げる受けのエミルがとてもいじらしかったです。 お話は受けと攻めの両視点があるので、ルドヴィクが本当はエミルをどう思っているのか、彼がどうして他者と距離を取り心を通わせない努力をしているのかが分かるんです。エミルの過去も悲惨でしたが…
izumix
不憫な受けのエミルと帝国の皇子のルドヴィクとのお話。 エミルという名前は、ルドヴィクが名付けました。 元々エミルはサーカスにいたのですが、その時には酷い名前で呼ばれてて胸が痛くなりました。 17歳くらいの子が「死にたい」って思う環境って…。 ルドヴィクと出会ったことによって 幸せになっていくんだろうなぁって思ったんですけど なかなかそういう展開にはならないし なんなら辛い展開…
あーちゃん2016
シャレード文庫さん25周年記念に出された小冊子。 総勢17名の先生方が、ご自身の作品の後日談等を6Pぐらいずつ書かれているものになります。以下コメント。 3と17が好き!17、神!!!!!! 1.葵居ゆゆ先生 運命のベータはアルファの溺愛に咲く アレクシスが明希の羽づくろいをしてあげるお話 2.稲月しん先生 ヤクザから貞操をしつこく狙われています 柏木の誕生日をヒロが祝おう…
ちろこ
ハッピーエンドなのに、それにたどり着くまでが切なくて悲しくて苦しい…。 本音を隠した好きじゃないのやりとりは、焦ったくてもどかしかったです。 冒頭エミルが半死にさせられる状況や、エミルが過去にされてきた人間らしからぬ扱いにも怒りが湧きそうでした。 こういう不憫受けには絶大な愛で包み込む溺愛攻めがワンセットで、不憫さを中和してくれることが多いと思いますが、この作品はそれがあまりないです。 …