華藤えれなさんのレビュー一覧

「氷上のアルゼンチン・タンゴ」描き下ろし共通ペーパー 特典

「怖いネタ」 その心は…

A4サイズ四つ折りのペーパー。
五段組みで、寿司屋デート→ラブラブなHシーンまでガッツリ堪能できる盛り沢山な内容です。

世界選手権が終わって一週間後。
帰国した紘夢は、近所の老舗寿司屋に栄翔を連れて行き、本場の寿司をご馳走します。

帰国子女で、チーズやアボカドやイチゴの寿司しか知らなかった栄翔は、日本の寿司に感動。
更に、「カッパ巻き」を本物のカッパを使ったネタと誤解し怖がるとい…

5

氷上のアルゼンチン・タンゴ 小説

華藤えれな  嵩梨ナオト 

ラブラブ&爽やかなスポ根フィギュアBL

あらすじ:
大学生でフィギュアスケーターの紘夢(受け・20歳)は、コーチである父の指導を受けるジュニアのスケーター・栄翔(攻め・17歳)の才能に嫉妬し、彼につらく当たり気味。
ある日、憧れの振付師の指導を受けるため、栄翔と共にスイスでの合宿に参加することになり…。

スケート経験がある華藤さんの作品だけあり、フィギュアスケートの描写はなかなか本格的。
氷上での選手たちの名演技、名プロの数…

7

子猫のマリアージュ 小説

華藤えれな 

しっとりラブラブな二人

『スレイヴァーズ』の書き下ろし一篇と、『フリージングアイ』の同人誌四篇(加筆修正あり)をまとめた同人誌。
出来れば『フリージングアイ』にも完全書き下ろしのエピソードが欲しかったですが、内容としてはラブラブな二人を堪能できて満足です♪

■「マリアージュ」
南フランスのアルルで結婚式を挙げることになった冴木と柊一。
柊一の母親にも祝福され、ホテルで永遠の愛を誓い合い…という幸せに満ちた一篇…

4

Esperanza -名もなき神の子- 小説

華藤えれな  雪舟薫 

愛に飢えてる

悲しくなるくらい愛に飢えていて、愛も溢れてる作品だったと思う。

雪舟薫先生のイラストが綺麗で、中の挿し絵を見ると当時と変わらないなーって思ってたら、この作品は2003年12月 2004年2月に雑誌に掲載された物なんですね。

あらすじで一時の相手が欲しかったとあるけど、
フェルナンドも卓人を求めてるな、愛があるよ、と思いながら読んでましたが…。
フェルナンドは本当に闘牛士として死ぬこ…

2

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

あっさり

表紙がきれいだったので、手に取りました
華藤さんを読むのはひさしぶり
異国情緒あふれる外国物だったんだけど、閉鎖的は寄宿学校が中心だと、こんなものかな、と淡々とはじまり、中盤以降、どとうの展開?
終始、一歩引き気味で読み終えてしまいました
愛とか幸せとか、若い子たちが言い合ってると、本人はどんなに真剣でも薄いなあ、とか思ってしまったのは、読み手であるこちらが醒めすぎてるせいかもしれませんが…

4

フリージング アイ 小説

華藤えれな  雪舟薫 

大好きな二人

スレイヴァーズシリーズのスピンオフの新装版。旧版を読んだのはだいぶ前になりますが、大好きな作品です。

あらすじ:
大手商社のエリート・早瀬(受け)は、社内弁護士の若宮(攻め)から突然の告白を受ける。
現在準備中の裁判に若宮が勝てば彼と付き合うよう、約束してしまい…。

前半の表題作は、二人が付き合い始めるまでの話。
後半の「Calling Eye」は、早瀬の故郷・京都での話となりま…

8

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

「硝子」で「ギナジウム」!

ギナジウム
この言葉だけでも、お耽美なキラキラが降り注いで来る感じなのに、その上更に「硝子のギナジウム」
「硝子」よッ!
「ガラス」じゃなくて「硝子」
それに、また、サマミヤさんの先端細い系の幸薄げなイラストが似合っているったら!

ヨーロッパで、貴族で、寄宿舎!
おまけに、バレエに、乗馬に、ロシアマフィア!
こういう、お耽美の盛り合わせと華藤えれなさんって、ほとんど伝統芸能の域で…

6

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

ロマンスと退廃美

華藤えれなさんの新刊は、ザルツブルクを舞台とした退廃的かつロマンチックな作品。

舞台はザルツブルクの全寮制男子校。
主人公はウィーン貴族で、日本人の血を引く奏斗(受け・18歳)。
ロシア貴族の末裔で編入生のロジオン(攻め・21歳)と仲良くなるも、彼には秘密があり……

奏斗は日本人の母を亡くし、継母に苛められて育った可哀想な青年。
東洋系の見た目にコンプレックスがあり、学内では人一…

10

硝子のギムナジウム 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

いろいろな芸術が織りなす世界観

感想としては、語彙力があまりないのでどう表したらいいか悩んでしまうくらい、自分の言葉でこの本の世界観を壊すのが恐ろしいです笑。

私は普段、ほのぼのハッピーエンドものばかりを読むのでこういった切なさ全開のものは初読みでした。
BLというジャンルの文庫で泣いたのも初めてでした。
主人公2人の置かれた立場が読むには辛すぎるものがあり、何度読み進めるのを躊躇ったか分かりません。
でも、読み終わ…

9

密命 コミック

華藤えれな  十月絵子 

設定も絵柄もとてもツボなのですが

本屋さんでお見掛けして、華藤さん原作のコミックということで手に取り、そしてあまりの表紙の美しさに表紙買いしました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

現代のロシアが舞台、というところにまずびっくり。
そして、主人公・イヴァン(受け)が軍人であるのと同時にスパイという設定にも。
なかなか思い切った設定だなと思いつつ読み始めました。

とにかく絵柄がとても綺麗。
イヴァンの軍…

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