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華藤えれな 葛西リカコ
霧島伊都
ネタバレ
前作、『愛のマタドール』がとても良かったので、 新刊チェックで今作のタイトルを目にした時から、 前作の関連作だと思い、ぜひとも購入したいと思っていました。 発売にあたって特典ペーパーが付くということで、予約して購入しました。 前作の『愛のマタドール』では独特の空気感が強烈に漂ってきた 印象のある作品でしたが、前作を読んだ時と比べて今作は随分と 優しい感じの雰囲気が、読んでいて伝わっ…
snowblack
マタドールシリーズの新作がランクインする中、 まずは第一作からと手にとってみたのだが、 ドラマチックな表紙の美しさにウットリ! 構図も、マタドールの衣装も聖職者の衣装も、素敵。 夜の酒場で出会って身体を繋ぐ、二人。 一人は、自分の過去への贖罪の為にだけ生きている日本人神学生・颯也。 もう一人は、スペイン中を熱狂させている若きマタドール・ユベール。 それぞれ経緯も向け方も違…
華藤えれな 水名瀬雅良
疲れている時に、綺麗な絵で ソープオペラを気楽に楽しむように読める水名瀬作品。 あら、めずらしい、原作付きだわ……、と思って手に取ったのだが、 う〜〜〜ん、かなり残念。 ロンドンという舞台、ロシアンマフィア、美術品を狙う怪盗、両親の遺恨、と 食指をそそられる面白そうなモチーフが散りばめられているが、 あまりにサクサクと話が進み、あらすじを読まされているようだった。 オチは、見…
marun
番外編ショートでもここまで相手を強く思う情熱を感じさせるなんて 一切手抜きはしておりませんと、作者の代わりに言いたくなるほど素敵です。 本編後の二人の日常の一コマで、視点がレジェスなので、本編とは違った レジェスの本音が解る内容で、理央ちゃん、絶対逃げられないくらい 愛されているじゃないと思える内容なのです。 ほんとにこんな狭量な事をしていたのかとちょっと笑えるエピーソドもあって …
華藤えれな 佐々木久美子
たまゆまま
華藤さん、政治モノもいけるのですね! 華藤さんといえば京都を舞台にした純和風の伝統文化を扱った作品や、色んな意味で熱い海外モノ作品(ラテンとか闘牛とかマフィアとか)、はたまた身も凍えるような北欧モノ作品という印象でしたが、今回は政治。 政治を扱った作品て数多く存在していますが、さすがは華藤さんの作品でした! 新しい方向から攻めているというのでしょうか、いろんな意味で面白かったです。 …
華藤えれな いさき李果
こういった作品大好きで、どうレビューしようか迷っているうちに時が過ぎてしまいました。 受けの真汐が本当に健気、健気で、でも芯はしっかり通っているいい子なんです! 知識が失われてしまい、無くなった知識を教えてくれる人もいない中で、辛く孤独な環境で寒いし常に空腹だしお金も無いし、それが当たり前なこととして現実にあるので疑問にも思わないのです。 ただ生きていくためにその状況を受け入れていく。 …
シリーズと言っても差し支えが内容に感じる闘牛を舞台にした3作目、 今までの2作と今回も単独で読んでも面白いのですが、3冊合わせて読むと更に 面白さが限りなく膨らみ壮大なイメージになります。 生と死、光と影、苛烈すぎる愛の深さを感じさせるのがこの作品を含めた3作品。 今回の作品では前作2作のキャラも出ていて、スピンオフな感じもありとても面白い。 普通のラブものとは一線を画しているけれど…
Krovopizza
闘牛を終えた理央の身体を洗いながら、存分に愛でるレジェス視点のお話。 本編が好きで、レジェスのことをもっと知りたい方は 入手して損なしのペーパーだと思います☆ とにかく理央への愛にあふれていて、 あのとき実は…みたいなこぼれ話も色々あり ペーパーでなく本編に入れてほしかったくらいの濃密さでしたv 一番気になっていた、 記憶を失っていたときのレジェスの性格、胸の内。 自分のせ…
臨場感あふれる闘牛シーン、闘牛士たちの死生観、愛などを通して 長生きすること、穏やかに愛することでは 手に入らない独特の幸福、愛の形が描かれたような作品でした。 闘牛に限らず、刹那に生きる人、一芸に殉ずる人には なかなか真似できない分抗いがたい魅力を感じてしまいます。 記憶喪失モノとしては 記憶を失い別人となった相手を愛せるか?という普遍的なテーマですが 葛藤する理由を、彼らのア…
茶鬼
本編後のお話になりますが、レジェス視点です。 これを読むと、どれだけレジェスが理央を愛しているかその執着の度合いがヒシヒシと伝わってきて思わず身もだえしちゃいます☆ 書き出しの「こんなにもむかつくやつはいない。」 記憶を失う前も失っていた時も記憶がよみがえった後も。 それは理央にたいするむかつきじゃなくて、彼への想いの深さへの自分に対するむかつきでもあるのでした。 闘牛後の理央の衣装…